遠いトイレ |
(やっぱり、○○ちゃんも・・・おしっこ、したいんだ!それに、親友の子も・・・) あたしは、そう・・・思った。でも、気づかないフリをして・・・質問に、うなずきながら・・・こう答えた。 「パンツ!冷たいし・・・ぬれてて、気持ち悪いよ。」 そう答えるあたしに、友達は・・・うれしそうな表情を見せながら、 「それも、我慢・・・できる?」 と・・・・言ってきたの。 (おしっこ・・・ちびったパンツ!どんなに冷たくて、気持ち・・・悪くても、それを・・・ず〜〜〜っと、我慢して・・・はきつづけてくれるよネ?) ・・・ということを、あたしに・・・聞いてるんだ。 イヤと言っても、聞き入れてもらえないことは、わかってたので・・・「うん!」と・・・小さく、うなずいた! 「うん・・・いい子ネ!じゃあ、早く・・・お茶、飲んで。まだまだ、まなちゃんには・・・ガンバって、もらうんだから。」 (えっ?まだまだガンバってもらうって・・・おしっこの、我慢をってこと?) そんなことを考えていると、友達と親友があたしをにらんで・・・口パクで・・・「早く、飲め。」と、言ってたのが・・・わかった! これ以上・・・2人を怒らせると、永遠に・・・おしっこ。させてもらえないかもしれないと思い、飲んでしまえば、今よりもさらに「尿意」がきつくなるけど、覚悟は・・・決めたんだから・・・と、地面に置かれた犬のエサ皿に・・・顔をつっこんで、舌を出して飲みはじめた! (こんな格好で、飲まなきゃいけないなんて・・・恥ずかしいよ〜。) そんな、思いだった・・・
飲みにくかったけど、人に見られたくなかったから・・・なるべく急いで、飲むようにしたの!
あたしが・・・立ち上がると、2人も立ち上がって・・・ |
其の8 | 戻る | 其の10 |