ゴールドロジャー作品

遠いトイレ

其の9
(やっぱり、○○ちゃんも・・・おしっこ、したいんだ!それに、親友の子も・・・)
あたしは、そう・・・思った。でも、気づかないフリをして・・・質問に、うなずきながら・・・こう答えた。
「パンツ!冷たいし・・・ぬれてて、気持ち悪いよ。」
そう答えるあたしに、友達は・・・うれしそうな表情を見せながら、
「それも、我慢・・・できる?」
と・・・・言ってきたの。
(おしっこ・・・ちびったパンツ!どんなに冷たくて、気持ち・・・悪くても、それを・・・ず〜〜〜っと、我慢して・・・はきつづけてくれるよネ?)
・・・ということを、あたしに・・・聞いてるんだ。
イヤと言っても、聞き入れてもらえないことは、わかってたので・・・「うん!」と・・・小さく、うなずいた!
「うん・・・いい子ネ!じゃあ、早く・・・お茶、飲んで。まだまだ、まなちゃんには・・・ガンバって、もらうんだから。」
(えっ?まだまだガンバってもらうって・・・おしっこの、我慢をってこと?)
そんなことを考えていると、友達と親友があたしをにらんで・・・口パクで・・・「早く、飲め。」と、言ってたのが・・・わかった!
これ以上・・・2人を怒らせると、永遠に・・・おしっこ。させてもらえないかもしれないと思い、飲んでしまえば、今よりもさらに「尿意」がきつくなるけど、覚悟は・・・決めたんだから・・・と、地面に置かれた犬のエサ皿に・・・顔をつっこんで、舌を出して飲みはじめた!
(こんな格好で、飲まなきゃいけないなんて・・・恥ずかしいよ〜。)
そんな、思いだった・・・

飲みにくかったけど、人に見られたくなかったから・・・なるべく急いで、飲むようにしたの!
でも、なかなか飲めなくて・・・15分・かかっちゃった。
飲み終わると、元のように・・・しゃがむように言われ、しゃがみました!
あたしがしゃがみ終わると、犬のエサ皿を軽く「ティッシュ」でふくと・・・それをカバンにしまって、あたしに・・・「立つ」ようにと、友達は・・・耳打ちしてきました。
立とうとして・・・ふんばったとき、またちょっと・・・おしっこを、ちびっちゃいました!
(おしっこがしたいことと、縛られてる手の・・・「不自由」さも手伝い、立つのにも・・・ひと苦労でした。)

あたしが・・・立ち上がると、2人も立ち上がって・・・
「じゃあ、私ん家・・・行こうか?」
と、言って・・・そのまま、行こうと・・・しました。
(えっ?行くって・・・このまま?スカートは?)
パンツのままで、行くのは・・・イヤだし、恥ずかしいし・・・あたしは、友達に・・・泣きそうな顔で、聞いたの!
「行くって・・・待ってよ!スカート・・・はかせてよ。このままじゃ、恥ずかしいよ!パンツ。丸出しだし・・・おしっこは、ちゃんと・・・我慢するから
・・・お願い。」
しかし、返ってきた返事は・・・


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