遠いトイレ |
と、トイレに向かおうとしたとき・・・グっと、スカートを引っ張られた。 「なんで、逃げようとするの?そんなに、私と一緒なのが、ヤなの?」 「ヤじゃないけど、ホントに・・・おしっこしたいんってば!」 (早く・・・おしっこがしたくて、あたしは・・・こう、言ったの。でも・・・) 「ふ〜〜〜ん!じゃあ、今ここで・・・しゃがんでみてよ。ホントにそんなに、おしっこしたいんだったら・・・しゃがむの、できないハズよネ?おしっこが、もれそうになって・・・しゃがんでられないハズだから! おしり、振ったり・・・しないとさ。」 と、イジワルを言ってきたの・・・ たしかに今・・・しゃがめば、おしっこ出ちゃいそうだから、そうならないためには、おしりを振るしかない・・・ 「どうなのよ!」 と、にらまれ・・・あたしは、しゃがむしか・・・「選択肢」がなくてってしまったの。 で、仕方なく・・・しゃがむことになってしまったんだ! しゃがんだら、チョロ・・・チョロロって、2,3滴・・・パンツにちびっちゃった。 あたしは、そんなつもりはなかったんだけど・・・無意識に、おしりを振ってたみたいで・・・ 「あら、ホントなのネ・・・そんなに、おしり振っちゃって。カワイイこと!」 って、その友だちが・・・嬉しそうな笑みを浮かべながら、言ったの!おしっこがしたくて、しゃがんでるのがつらく・・・立ち上がろうと思ったとき、あたしの肩をおさえつけて、友だちもしゃがんだの! そして・・・さっきの同じような笑みをみせながら、 「まーなちゃん。おしっこに行くヒマ・・・あるのかな?バイト!遅刻・・・しないのかなぁ?・・・ん?」 っと、耳もとでささやいたの。 おしっこは、したい!でも・・・現実、友だちの言う通りだった! |
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