ゴールドロジャー作品

遠いトイレ

其の1
あたし、市内の高校に通う、朝比奈まな!高2の女子高生・・・(16)。
茶色がかった肩くらいの黒髪を、いつも耳もとで2つ結びしてるの!
制服は「紺」のブレザーに、ネクタイとプリーツのミニスカート。
(クラスの男の子からは、けっこうカワイイ・・・って、言われちゃったりしちゃったり、しちゃって!)
いつも素足で、パンツが見えそうなくらいに超ミニに、してるの!
(ほかの女の子たちも、ほとんど・・・そうだよ。)
学校が終わると、週3〜4くらい・・・コンビニでバイト、してるんだ。
今日も、バイトの予定!
そんな6時間目の、授業中・・・

(ヤバイ、おしっこ・・・したくなちゃった。どうしよう!でも、あと10分くらいだし、そんなにものすっごくしたいってワケでもないから、我慢するか。)
ということで、我慢することにしちゃった。
授業が終わる頃には、もちろん・・・おしっこしたかったけど、まだ我慢は余裕でできちゃいました!
休憩時間なしに、HR(ホームルーム)なので、トイレは・・・お預けになっちゃうの。
(でも、ホントはこの時・・・もうかなり、したかったんだよネ。おしっこが! 小さく、足ぶみ・・・してたんだ。)
で・・・5分のHR終わって、トイレ行ってからバイトに行こうって思って・・・
荷物持って、教室・・・出ようって時に、
「まな。今日もまた、バイト行くの?」
と、クラスの友だちに呼び止められってしまったの・・・
「うん、そうだけど・・・」
「じゃあ、私もバイト先のコンビニまで一緒に行く〜〜〜。買いたいもの、あるし・・・いい?」
(もう、おしっこしたいのに・・・こっちは〈怒〉。モサモサしてたら、バイトに遅れちゃうじゃん!あんたが、話しかけなかったら今頃、おしっこしてコンビニに、向かってる頃なのに〜〜〜。)
と、ちょっとキレぎみだった・・・
「いいよ!でも、ちょっと待ってて。おしっこしたいの!だから、トイレに・・・」
しかし、次の瞬間・・・友だちは、「悪魔」へと心が変身した。


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