ミニメロン作品

レズ学淫 転校生潮吹授業

5
 キーンコーンカーンコーン。
 どこか遠くからチャイムの音が聞こえてくる。
 それが何時間目の開始、あるいは終了を告げるものなのか、美里には分からない。
「う、う〜ん」
 再び目を覚ました美里は、周りを見回した。
 どうやらここは先ほどの保健室のようだ。
 しかし、先ほどとは違い、普通のベッドに寝かされている。
 そのベッドをたくさんの生徒たちが取り囲んでいた。
 どうやら今は休み時間のようだ。
「よかった。気がついたわ」
 彼女たちの一人が嬉しそうに言った。
 同時に、それまで静かだった保健室が騒がしくなった。
「あのっ、ご一緒にお弁当などいかがですか?」
 別な一人が美里に声をかける。
 もう弁当を食べる時間なのだろうか。
「みんな、お見舞に来てくれたの?」
 ベッドから起き上がった美里は、布団に隠されていた自分の身体がまだ先ほどと同じ生まれたままの姿である事に気付いた。
「なっ、何これ、あたし、ハダカ?」
 慌てて自分の胸の膨らみを両腕で覆い隠す美里。
「今さら恥ずかしがる事もないではありませんか。蜜と聖水を味見させて頂いた仲なのですから」
 美里の身体をなめるように見回しながらそう言ったのは、美里の目覚めに最初に気づいた生徒だった。
 美里は彼女の顔を良く見て思い出した。彼女は先ほどの授業で官能小説を朗読し、美里の恥ずかしい部分を唇と舌で悪戯し続けた、西園寺ではないか。
 確かに彼女なら、美里の恥ずかしい蜜と聖水の味を知っている。
 そして、彼女の隣で美里を弁当に誘ったのは、先ほどの授業で西園寺の朗読の最中に彼女の恥ずかしい部分に悪戯していた、菅原という生徒だ。
 他の生徒たちも、美里の裸体を目に焼き付けようと目を凝らしていた。
 これからみんなで美里の裸身を拝みながら弁当を食べましょうよ。
 そんな声が今にも聞こえてきそうな気がした。
「と、とにかく、まず服を着たいんですけど……」
 美里が訴えると、生徒の一人が残念そうに部屋の引出しから着替えの下着と制服を取ってきた。
 美里がそれらを身に着ける間も、生徒たちの無遠慮な視線は美里の身体をなめ回し続けた。

 美里はクラスメイトたちに囲まれながら校舎を出ると、彼女たちに案内されるまま、すぐそばにある小さな森の中に入って行った。
「この学校、他とはちょっと教育方針が違うから最初は戸惑うかもしれないけれど、慣れればとっても快適よ」
 森を歩きながら、クラスメイトの一人が美里に言った。
 確かに彼女たちはこの学校での生活を大いに楽しんでいるようだ。
 しかし、快適と思えるほどにこの学校に馴染んでしまうというのは、それはそれで非常に恥ずかしい事のように美里には思える。
「学校の事で分からない事があったら何でも私たちに聞いてね」
 そう言われても、美里はこの学園について聞きたい事があまりにも多すぎる。
 一体何から聞いてよいものかと考えながら他の生徒たちと共にしばらく歩くと、森に囲まれた小さな広場に出た。
 広場の中央には噴水の池があり、その周りの芝生の上に彼女たちは腰を降ろした。
「それではさっそくお伺いしてよろしいでしょうか」
 弁当箱を開けながら、美里は最初の質問を申し出た。
「ええ、もちろん。どんな事かしら?」
 先ほど「何でも聞いて」と言った生徒が快く答えた。
「それは……」
 聞きたいのは山々なのだが、いざ聞こうとすると、あまりにも恥ずかしすぎて言葉に詰まってしまう。
「分かった! 保健室の先生の事ね?」
 菅原がいかにも興味津々といった顔で口を挟んだ。
 確かに先ほどの保健室の先生の事は疑問の一つではある。
 検査と称して生徒にあのような恥ずかしい悪戯を施すなど、学校という神聖な場所に勤める者としていかがなものか。
 しかし、美里以外の生徒たちは、美里の考えとはだいぶ違うようだ。
「あの先生ステキよね」
「でしょでしょ? 美人だし、テクニックもすごいし」
 美里が質問しようとした相手の生徒は、菅原と共に保健室の先生の話題で勝手に盛り上がっている。
「いや、それもあるんですけど……」
 既に美里のその言葉も二人の耳には届かないようだった。
「あら、それじゃ他にはどんな事かしら?」
 代わりに応じたのは、西園寺だった。
 この生徒もまた、この学校に関して美里とはだいぶ異なる考えを持っているようだ。それが正常な考えでないという主張を彼女にぶつけて見るのも悪くない。
「例えば、なぜ学校という神聖な場所の敷地内にあのような破廉恥な物が存在するのでしょうか」
 美里は噴水の池の中央に佇む銅像を指さした。
 それは背中に羽の生えた二人の少女が戯れる姿を模していた。
 腹這いになった片方の少女が、大きく足を開いて座るもう一人の少女の股間に顔を埋めている。
 足を開いた少女の顔は悦びに満ち溢れ、その股間と相手の顔との間の僅かなすき間からは噴水が勢いよく噴き出し続けている。
「ああ、去年の卒業生のご家族から寄贈された「天使たちの戯れ」ね。素敵な銅像でしょ? まさにこの学院の教育方針にかなった作品ですわ」
 西園寺の答えに、美里は軽い目眩を覚えた。
「教育方針? ていうか、あの授業は何? どうしてあたしの、その……」
 言いながら、美里はあまりの恥ずかしさに顔から火が出そうになる。
「ああ、どうしてあなたの女の子の花園にみんなが群がるのかという事ね?」
「まあ、要するにそんな所なんですけど」
 美里が口にするのも恥ずかしくてたまらない言葉を、西園寺はいとも簡単に口にする。その無神経ぶりが、美里には信じられない。
「それはあなたがとっても可愛いからよ。みんなあなたの事をよく知りたいの。あなたがどこをどんなふうにされればどんな声を上げるのか。どんなふうに身悶えるのか。そして花園から溢れる蜜や吹き上がる潮や聖水はどんな味がするのか」
 西園寺の答えもまた、その一言一言が美里の顔を赤らめさせるのに十分過ぎる非常識さを備えている。
「それに、それらを知る事は試験対策の一環でもあるのよ」
 他人の恥ずかしい部分を啜る事が試験対策とはどういう事なのか?
 美里の頭の中には更なる疑問が浮かぶ。
 まさか、この学校の定期試験には、クラスメイト一人一人の恥ずかしい部分の特徴を問う問題が出題されるというのだろうか。
「この学院ではクラスメイトの事をよく知る事が何よりも重視されるの。将来社会の中で生きていくためには、丸暗記した教科書の内容よりも、自分を取り巻く人々を理解する事の方がはるかに重要なのだから」
 確かに自分の周りの人々を知る事は重要だと思うが、それならそれで、もっと別な知り方があるのではないだろうか。
「というわけで、そろそろ食後のデザートを頂きましょうか」
「食後のデザート?」
 西園寺の言葉に、美里は不穏な予感を覚えた。
 すでに自分の弁当箱も、クラスメイトたちの弁当箱も、空になっている。フルーツやお菓子など、デザートになりそうな物は、近くには見当たらない。
「そう、食後のデザート」
 西園寺がそう言いながら、美里の腕を掴んだ。
 いつの間にか、生徒たちが美里の周りに群がり始めている。
「なっ、何?」
 美里が驚きの声を上げる間もなく、すぐ目の前にいた舞咲がいきなり美里のスカートの中に手をもぐり込ませた。
「ちょっと、いきなり何すんのっ!」
 美里が叫んだ時には、既に舞咲は慣れた手つきで美里のパンティを膝の下まで引き降ろしてしまっていた。
「もちろん、食後のデザートを頂くのですわ」
 舞咲がパンティを美里の足から外そうと、なおも引き下ろしながら答える。
「何なんですか、そのデザートっていうのは……」
 美里は脱がされつつあるのパンティを掴んで、必死に引き戻そうとした。
 美里の質問に答えたのは西園寺だった。
「もちろん、可愛らしい転入生の花園から滴る甘い蜜の事ですわ」
 西園寺に加えて他の生徒たちも美里の手を掴み、ついにパンティから引き離した。
 舞咲の手がパンティを美里の爪先から外し、美里の太股が何人もの生徒たちの手によって大きく開かされた。
「またアソコをナメナメするの? いやよそんな恥ずかしい事」
 美里の必死の訴えに、西園寺は独自の解釈を与えた。
「あら、ナメナメされるのはもう飽きちゃったのかしら。大丈夫。今度はこのストローで吸い出してあげるわ」
 いつの間にか西園寺の手は、小さな綿菓子のような物がを摘んでいた。その奇妙な物体を美里の目の前に近づけながら、言葉を続ける西園寺。
「ほおら、無数に枝分かれしたストローがとぐろを巻いているでしょ?」
 彼女の言うとおり、綿菓子のように見えたその物体は、中央の柄の部分から無数に伸びて丸められた糸のような細い管で出来ていた。
「それでもってここを吸い出すと……」
 指先で摘んでいた柄の部分の根元をストローのように口に含む西園寺。
 とぐろを巻いていた無数の細い管が、西園寺の息に合わせて蠢く。
「なっ、何なんですかっ、その不気味なウネウネはっ」
 無数の小さな芋虫が身悶え暴れている様を思わせるその動きを見ているだけで、美里の全身には鳥肌が立っていた。
「大丈夫、あそこがすごくくすぐったくてとってもいい気持ちよ」
 美里の耳許でそう囁いたのは、渡瀬だった。
「だから恥ずかしい声を出さないように唇を塞いでてあげる」
 いきなり美里の唇に唇を押しつける渡瀬。
 うぐっ、うぐぅぅっ!
 必死に抵抗する美里であったが、一度美里の唇に貼りついた渡瀬の唇は、一向に離れようとしない。
 その間にも、西園寺の指先に摘まれた奇妙なストローが、美里の大きく開かされた足の付け根へと迫っていた。
「それではいただきま〜す」
 ――だめっ、あんなので吸われたらあたし……
 美里の心の叫びも虚しく、ついにストローが美里の股間に達した。
 とぐろを巻いた無数の細かいストローが、女の子の花園の奥へと差し入れられて行く。
「んむっ!」
 女の子の内側を無数のストローが這い進んで行く異様な刺激に、美里は思わず悲鳴を上げる。
 しかし、その悲鳴は声とはならず、口を塞ぐ渡瀬の唇によって揉み消されてしまう。
 ――だめっ、内側がくすぐったくてたまんない!
 やめて欲しいのに、美里の花園は淫らに蠢きながら勝手にストローを受け入れ、早くも恥ずかしい蜜を溢れさせている。
「それじゃそろそろ吸い出してあげる。襞の間の奥の奥で這い回る無数のストローに蜜を吸い尽くされるのはすごく気持ち良くてよ」
 西園寺はストローの柄の根元を口を含み、きつく吸い上げた。
 ――ひっ、ひいっ!
 美里の花園の内側で、無数の細かいストローが一斉に蠢き始めた。
 先端から蜜を吸い上げながら敏感な襞の間の奥を這い回る無数のストローの動きがもたらす妖しい刺激に、美里のそこは勝手に激しく蠢く。
 無数の小さな指で内側を激しくくすぐられているようなその感覚に、美里は何度ものけぞり、身を震わせる。
 やがて美里の中で桃色の花火が無数に弾け、激しい爆風が美里の全身に広がって行く。
 その凄まじい爆風は、ストローを差し入れられた花園の奥のすぐそばにある水門をも激しく揺さぶり、決壊させた。
 激しく蠢く花園のすぐそばで慎ましげに佇む出口から、美里の全身を知りつくした恥ずかしい熱水が迸る。
 その激しい水流は西園寺の顔を叩き、たちまち制服を濡らした。
 やがてその水流が勢いを弱め、花園から滴り落ちる雫となった時、西園寺はようやくストローから唇を離した。
 同時に渡瀬もまた美里の唇から唇を離す。
「あらあら、もうあんなに聖水を吹き出しちゃうなんて。とっても敏感な子ね」
 さも感激した様子の渡瀬が、それまで西園寺のいた場所に陣取る。
「それじゃ、次は私の番ね」
「そっ、そんな、あたし、もう無理ですっ」
 息を弾ませながら訴える美里であったが、花園は激しく蠢きながら、ねっとりとした蜜をしとどに溢れさせ続けている。
「でも身体はそうは言ってないじゃないの。ここ、こんなにヒクヒクさせちゃって」
 美里の訴えに声に耳を貸す事なく、渡瀬はストローの根元を唇に含んだ。
「ひやぁっ!」
 再び恥ずかしい部分の内側で、無数のストローが妖しく蠢く。襞の隙間に生まれた無数の桃色の波が全身へと広がっていく。
 やがてそれらは巨大な津波となって、美里の身体を激しく打ち震わせた。
「ああっ、もうだめぇっ、ああぁぁっ!」
 かん高い悲鳴が美里の口から迸ると共に、恥ずかしい花園から再び激しい水流が迸り、渡瀬の顔と制服をしとどに濡らした。
「聖水の次は潮をあんなに吹き上げたわ」
 蠢く花園と吹き出す水流を間近に見ながら感激の声を上げたのは、舞咲だった。
「本当に可愛い子ね」
 舞咲のそばにいた別な生徒もまた、美里の恥ずかしい姿に感激した様子だ。
 その後も美里は彼女を囲む何人もの女子生徒に、恥ずかしい花園の蜜を吸われ、その度にかん高い悲鳴を上げた。
「次は私の番ね」
「ひあっ」
「それじゃ、次は私」
「ああぁぁぁっ!」
「そんでもって、次は私」
「ああぁっ!」
 やがて、美里の意識は無数の桃色の波に打ち上げられ、全身を貫く悦びの稲妻によって粉々に砕け散った。
「もうだめ、もうだめぇっ! あたし、もうどうにかなっちゃうっ!」
 順番を待ちに待っていた最後の一人がストローを吸った時、美里の身体がガクガクと大きく震え、やがてぐったりと動かなくなった。


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