――ああっ、もうだめ……。
何百もの視線を浴びながら、美雪は心の中で叫んだ。
広い体育館には白百合女子学園の全校生徒が集まっていた。
美雪は他のお嬢様たちと共に体育館の中央に並べられた椅子に座り、一般の生徒たちがその周りを取り囲むように床に腰を降ろしている。
宗教的な西洋絵画の描かれた壁は、夏の日差しやセミの声を遮ってはくれても、暑さを遮る事はできず、真っ白な体育シャツにブルマーという眩しい姿の一般生徒たちの肌はじっとりと汗ばんでいる。
美雪や他のお嬢様たちもまた、薄いレオタードに身を包んだ眩しい姿ではあるが、その顔には大粒の汗がいくつも浮き出し、苦しげに顔を歪めるたびに川のように流れる。
しかしそれは暑さのせいばかりでない事は、もはやだれの目にも明らかだった。
それはこの暑さの中で、寒さに凍える小鳥のように小刻みに身を震わせながら、むっちりとした太腿をもじもじとせわしなく上下させ擦りあわせる美雪の様子を見れば、一目瞭然だった。
彼女たちが利尿剤入りの水を2リットルほど飲まされてから、20分が経過しようとしていた。
普通の女性ならコップ一杯の水と共に飲んだだけで5分と経たないうちにトイレに追いたてられ、10分後には女の子の部分を両手で押さえながらの恥かしい腰振りダンスを強要させられてしまうほどの効き目を持つ利尿剤を大量の水と共に飲んだお嬢様たちには、トイレに行くために椅子から立ち上がる事はもちろん、膝に乗せた手を切ない悲鳴を上げ続けている女の子の部分にあてがう事すら許されていない。
20分前からすでにお嬢様たちの最も恥かしい部分を内側から直撃し執拗に責め嬲り続けていた意地悪な水は、着実にその力を増しながら、白百合女子学園のお嬢様たちをいじめ抜く特権を存分に楽しんでいる。
――ああっ、だめ……お願い、助けて……。
美雪は心の中で誰にともなく助けを求めつつ、太腿の付け根を激しく擦りあわせ、女の子の部分に渾身の力を込め続けている。
1学期のお嬢様教育の成果を職員及び生徒全員で確認するための行事である「期末お嬢様コンテスト」は、まだまだ始まったばかりであった。
美雪が白百合学園に転校してきてからの1学期間に受けた授業の全ては女の子の内側からの恥かしい水責めと女の子の敏感な部分に与えられる激しい桃色の刺激、そして全身へのくすぐり責めの連続だった。
登校時には必ず保健室に行き、寺沢先生の指示に従いペットボトルの水を飲まなければならなかった。
その水は美雪の全身を知り尽くした後に身体の中の一箇所に再び集まり美雪の女の子の恥かしい部分を内側から激しく悩ませる事になるのだ。
朝のホームルームが終わり、1時間目が始まる頃には下腹部の辺りに不安な重みを感じ、それが授業の中頃になるとさらに下の方の女の子のか弱い部分を悩ませ始め、終わりの頃にはその恥かしい部分に渾身の力を込めながら、そこを突破しようとする恥かしい力に必死に抵抗しなければならなくなるのだ。
しかも美雪の席は毎日のように変わり、美雪を挟む二人の女子生徒は授業中美雪の身体を悪戯し続けるのだ。
ひざや太腿、腋の下や背中などに指を這わされると、そのくすぐったい刺激に美雪の女の子の部分から一瞬力が抜けそうになる。
それを狙って突進しようとする恥かしい水を再びせき止めようと慌てて力を込め直すのは、女の子にとって至難の技である。
永遠とも思える1時間目がようやく終わっても、クラスメートたちは美雪の女の子の部分の恥かしい悩みをだれにも見られずにこっそりと解放できる場所へは決して行かせようとはせず、そればかりか、しなやかな指を美雪の体中に這わせ蠢かせながら、美雪の全身を激しく悩ませるのだ。
そしてついには恥かしい悩みをこらえきれず、クラスメートたちの目の前でパンティの中に吹き出してしまうと、みんなの指や筆やさまざまな妖しい道具や仕掛けが、恥かしい水を吹き出してしまった部分やそのすぐそばのメシベや秘めやかな洞窟に襲い掛かり、それらのもたらす刺激が美雪をさらに身悶えさせ、甘く恥かしい悲鳴を上げさせるのだ。
体育の時間などは、三人四脚をさせられ、その度に美雪は凄まじい桃色の渦の中で激しい悲鳴を上げ続けた。
お嬢様の体育用のブラジャーは、内側に無数の毛が生えており、身体が揺れる度に胸の膨らみや先端の蕾にたまらない刺激を与える。
女の子なら思わず手で胸の膨らみを押さえてしまいたくなってしまう悩ましい刺激を受けながら、二人のクラスメートに挟まれ両腕を二人の肩に回されての三人四脚ではどうすることもできず、ただその激しい刺激に耐えるのみである。
また、無防備になった腋の下や脇腹は、両脇の二人の指が常に這い回り、軽くなぞったり強く押さえて震わせたりを不規則に繰り返し、美雪を激しくくすぐり身悶えさせる。
体育用パンティは船底に細いゴムの筋が通っており、女の子の割れ目にしっかりと食い込む。
そしてクラスメートたちはそのパンティを美雪にはかせる前に、秘めやかな洞窟の奥深くに、先端に小さなプラスティックのボールのついた細長い毛むくじゃらなネコじゃらしのようなものを差し入れるのだ。
一人の生徒の持つボックスのスイッチを操作すると、美雪の中の先端のボールが激しく振動し、奥の敏感な突き当たりに悩ましいさざ波を送り込む。
また他のもう一人の生徒の持つボックスのスイッチにより、ネコじゃらしから無数に生えた毛が激しく蠢き、洞窟の中の襞の間の奥深くをまさぐる。
どちらのスイッチも、単独で美雪を激しい女の子の刺激の渦に引き込み身悶えさせ桃色の悲鳴を上げさせるには十分である。
それらのスイッチを三人四脚の二人のパートナーが一人ずつ持ち不規則に操作するのだからたまらない。
しかも二人に合わせて足を動かす度に中で圧迫されたネコじゃらしが身をくねらせ、新たな部分を悩ましく刺激するのだ。
一歩進む度に女の子の理性を熱く溶かされその場に崩れてしまいそうになる美雪であったが、二人のパートナーの足首に足首を縄跳びで縛り付けられた足は美雪の意志とは関わりなく動かされる。
女の子の刺激に身をもたげ固く尖り鞘から顔を出した敏感なメシベが、割れ目に食い込んだパンティの布に揉みしだかれ、桃色の稲妻が全身を何度も駆け抜ける。
激しい刺激の渦に身悶え高みへ打ち上げられながらの三人四脚の終わった後は、ブルマーの底はもちろん、太腿の内側から脹脛までもが透明な蜜にぐっしょりと濡れていた。
そのぬめりを、クラスメート全員が筆を這わせ時間をかけて拭き取るのだ。
脹脛や太腿、そしてその付け根の蜜を溢れさせている敏感な花園に筆が這い回る妖しい感触に身体が勝手に反応し、新たな蜜が溢れ出し、筆が這い回っている辺りを再び濡らしてしまうので、次の授業の時間を全て使わなければならない事もよくある事であった。
三人四脚の他、脇腹をくすぐられながらの懸垂や、お腹をくすぐられながらの腹筋運動など、体育の授業には美雪を悩ませる要素が数多くあった。
お嬢様が朝保健室で飲む水には女の子の恥かしい欲求を刺激する2種類の薬が混ぜられていた。
それらの薬の量は一人一人異なり、学年や時期、そしてそれまでのお嬢様としての学園での行動などによって決められていた。
入学あるいは転入してからの期間が長ければ長いほど薬の量は多くなっていく。
また、お嬢様としての行動に問題がある場合にもお仕置きとして薬の増量が行われるのだ。
美雪の場合、転入してきてからしばらくは薬は混ざっていなかったが、1ヶ月ほど経過した頃から少しずつ加えられ、幾度となく繰り返されたお嬢様としてあるまじき失態のために、その量は急激に増加していった。
薬が入るようになってから3日目には、一時間目の授業どころか朝のホームルームの時でさえ先生の話をまともに聞く事ができなかった。
1種類目の薬は美雪の飲み干した大量の水を最終目的地に素早く集結させた。
そのせいで、美雪が保健室を出る頃には女の子のか弱い関所が内側からの恥かしい力によって激しく悩まされていた。
激しい悲鳴を上げる女の子の部分を励まそうと無意識のうちに両手がその部分に向かうのを防ぐため、美雪が保健室から教室に向かう時にはクラスメート数名がエスコートした。
手を女の子の部分に向かわせる事のできない美雪は、それでもなんとか女の子の部分を応援しようと、歩きながら必死に太腿の付け根を擦り合わせる。
「うわぁ、美雪ちゃんの歩き方って、とってもおしとやかなのね」
「さすがは白百合女子学園のお嬢様だわ」
前に出した右足を後ろの左足以上に左に寄せ、前に出した左足を右足以上に右に寄せる美雪の歩き方を、クラスメートたちがほめたたえた。
しかし、足を踏み出す毎にお尻が大きく動いてしまう事には納得しなかった。
「このお尻がもう少しおとなしくなれば完璧なのにね。やっぱりこのお尻にはお仕置きが必要かしら」
クラスメートたちは美雪のプルプルと揺れるふくよかなお尻を包むミニスカートの上に指を這わせ、妖しく蠢かせながら撫で回した。
「きゃぁっ、や、やめてぇ!」
いくつもの指先がスカートの上をツルツルと滑る度に敏感なお尻にさざ波のような刺激が広がる。
そのゾクゾクするような刺激に思わず悲鳴を上げる美雪であったが、その悲鳴はクラスメートたちの手や指の動きを止めるどころかますますエスカレートさせた。
妖しい刺激に耐えながら、太腿の付け根を擦りあわせつつ歩を進めると、きつく閉じ合わせた女の子の花園の奥が甘く激しい疼きに襲われた。
「は、あうっ、あはぁ……」
美雪の口から思わず喘ぎ声が漏れてしまった。
強力な利尿剤によって加速されて続ける内なる水の力に責められ身悶えながら必死に耐えている女の子の部分のすぐそばの、メシベや花びら、そして恥かしい花の奥が、熱く甘い疼きに包まれ、いてもたってもいられない。
その疼きはお尻をくすぐる指の刺激に呼応するかのようにますます妖しく激しく、美雪の指を誘う。
さきほど保健室で飲まされた水に含まれるもう一つの薬のせいだった。
強力な媚薬が美雪の女の子の欲求を目覚めさせ、恥かしく敏感な所に虫の這うような妖しい刺激を与え、執拗にじらしているのだ。
今や美雪の花園は恥かしい欲求に激しく身悶え、内なる水の責めに耐える女の子の関所と共に美雪の手による恥かしい慰めを切実に要求していた。
内なる水が執拗に悪戯を繰り返す女の子の恥かしい出口を手で思いっきり押さえ、熱く妖しい疼きによって内側の襞が勝手に蠢いて互いを刺激して更なる疼きの生み出される悩ましく恥かしい女の子の花園の奥に指を差し入れると同時に固く尖ったままフルフルと震え続け桃色の火花を散らし続けるメシベを指先で存分に弄びたい。
それは女の子にとってあまりにも恥かしい欲求であったが、その時の美雪にはもはやその欲求をこらえ続ける事ができなかった。
両手を恥かしい部分に向かわせ美雪の恥かしい欲求を全て現実のものとしなければ、今にも内なる恥かしい水が恥かしい部分から吹き出してパンティや足を濡らし、高まりきった欲求に気が狂ってしまいそうだった。
「お、お願い……手を放して」
美雪はか細い声を震わせ、付き添いのクラスメートに懇願した。
「あら? 手を放したら、美雪ちゃん、その自由になった手で何をするつもりかしら?」
「正直に言ってくれたら考えてもいいわよ」
「まあ、答えの内容にもよるけどね」
彼女たちはそう言いながら、美雪の手を掴む手にますます力を込める。
「お、お願い、意地悪しないで。あたしもうダメなの。お願い!」
美雪の目から涙が溢れ、頬を濡らした。
おしとやかな乙女が決して自ら求めてはならない秘めやかな部分の欲求に、身も心も完全に支配されていた。
「あらあら、美雪ちゃんったら、お嬢様なのにとっても泣き虫なのね」
「でも、今美雪ちゃんが自分の手を使ってやりたい事は、きっとお嬢様が泣いてしまうほど重要な事なんだわ。そんなに重要な事なら、代りにあたしたちがやってあげてもいいのよ。その重要な事って、どんな事なのかしら?」
一人のクラスメートが歌うような口調で問いかける。
「あ……あたし……もう、漏れそうなの……」
美雪はもう限界だった。
「漏れそう」という言葉がお嬢様にとってどれほど恥かしい言葉であるかを考える余裕などあるはずもなかった。
「漏れそうって、何が漏れそうなのかしら。よかったら、あたしたちが漏れないようにしてあげてもういいけど、どうすればいいのかしら?」
「あたし……オシッコが漏れそうなの。だから、お願い……」
美雪は女の子の部分の悩ましい悲鳴の中で思わず答えた。
「え? もしかして、今、オシッコって言ったの?」
クラスメートの一人が、自分の耳に手を当て、美雪の方に向けた。
まるで美雪の言葉が信じられないといった様子だ。
「そうよ……お願い……あたし……」
トイレに行きたい。
そう言おうとした美雪であったが、クラスメートの一人が先に言葉を続けた。
「お願いって、オシッコの出る所を手で押さえていてほしいのかしら?」
クラスメートのあまりの言葉に、美雪は一瞬自分の耳が信じられなかった。
「そんな……あたしはただ……」
美雪は弁解しようとしたが、それを聞く耳をクラスメートたちは持っているはずがない。
「分かったわ。今日は特別にあたしたちが協力してあげる」
クラスメートたちは言うが早いか、美雪のミニスカートから伸びた美しい太腿の付け根へと手を伸ばした。
きつく閉じ合わされた太腿の内側に手を差し入れると、そこには透明な蜜がベットリと貼りついていた。
「ああっ、美雪ちゃんのここ、なんだかヌルヌルしてるわ。もう漏らしちゃったのかしら」
クラスメートの言葉に美雪は顔を真っ赤にしながらも、何も言う事ができなかった。
クラスメートの手が上の方へ滑り、美雪のぐっしょりと濡れたパンティの底へとたどり着いた。
クラスメートの指がその部分をなぞると、その激しい刺激に美雪の身体がガクガクと震える。
同時に大量の蜜がその部分から溢れ出し、クラスメートの手を濡らした。
「あらあら、やっぱり漏らしちゃったのかしら。どんどん溢れてくるわ。これ以上溢れないように手で押さえておいてあげたいけれど、どこを押さえればいいのかしら」
言いながら、彼女は美雪の敏感な花園をパンティの上から執拗にまさぐり続ける。
意地悪な指が密でぐっしょりと濡れた割れ目をなぞり、固く尖ったメシベの辺りを撫でる度に、美雪の身体がビクビクと痙攣する。
そして内側からの水の悪戯に身悶える女の子の部分から力が抜け、今にも崩れ落ちそうになる。
その時を狙った水の突進に気づいてから、慌てて力を入れ直す。
蜜を溢れさせている女の子の洞窟では、クラスメートの指により与えられる刺激がもっと欲しくてたまらない女の子が身悶えながら恥かしい悲鳴を上げ続けている。
そして敏感なメシベもまた女の子の慎みを忘れ、激しい刺激を求めて固く尖り、フルフルと震えながら指の訪れを待ち続けている。
もう美雪の女の子の部分は何もかもが限界だった。
「ああっ、もうだめぇ、あああぁっ……」
美雪が叫ぶと同時に、クラスメートの悪戯していた辺りから熱い水が勢いよく溢れ出し、太腿や靴下、上履き、そしてクラスメートの手をぐっしょりと濡らしながら、足元にできた恥かしい水溜まりを広げていった。
その後、美雪は付き添いのクラスメートと共に再び保健室に引き返す事となった。
寺沢先生はクラスメートに、先に教室へ行くように言うと、女の子の恥かしい水と蜜とでぐっしょりと濡れた美雪の身体を清める準備にとりかかった。
まず美雪の服を脱がせ、生まれたままの姿にすると、椅子に座らせた。
美雪が放課後のお嬢様の訓練で毎日座っている椅子だ。
足を大きく開かせ、足首を椅子の脚に縄跳びで縛り、さらに椅子の背に美雪の手を後ろ手に縛り付ける。
今や無防備な脇腹をさらして腕を後ろに拘束されたまま太腿を大きく開かされた美雪の女の子である証しが寺沢先生のすぐ目の前にあった。
「あなたのここ、ぐっしょりと濡れてるけど、どうしてかしら?」
寺沢先生のあまりにも恥かしい質問に、美雪はきつく目を閉じ、赤く染まった顔を背けた。
先生の指摘したとおり、美雪のそこはぐっしょりと濡れそぼり、透明な蜜がお尻をささえる椅子をも濡らし、糸を引いてポタポタと床に落ちる。
さきほど秘めやかな細道で恥かしい関所を守っていた女の子が内なる水に責め落とされた事により、その水のそれ以上の責めからは逃れる事ができたが、女の子の部分を悩ますもう一つの欲求は強まる一方だった。
媚薬のもたらす悩ましい刺激により、恥かしい洞窟の襞の一つ一つがざわめき、お互いを刺激しながらさらに激しく悩ましい女の子の欲求を生み出しているのだ。
それはどんなに気丈で潔癖な女の子でも、いけない遊びを始めずにはいられないほどの激しい欲求であった。
それがたとえどんな人込みの中であろうとも、どんなに恥かしい所を見られたくない状況であろうとも、その欲求に逆らう事はできないのだ。
美雪はもしもその時手が自由に使えたら、女の子の部分で激しく渦巻いている桃色の炎の中心に指を差し入れ、存分にかき回し、その炎をさらに激しく煽り立て一気に燃え尽きさせたくて仕方がなかった。
しかしそれは、白百合女子学園のお嬢様には許されない事だった。
激しい欲求に身を震わせて必死に耐えながら沈黙を守っている美雪の脇腹に、寺沢先生の手が伸びた。
妖しく蠢く指先が美雪の無防備な脇腹を撫で回し、たまらない刺激を送り込む。
「ん……んあっ、きゃははは……お願い、やめて、くっ、きゃはははは……」
美雪の身体が魚のようにビクビクと跳ね、激しい笑い声が保健室に響いた。
美雪の反応に妖しい笑みを浮かべながら、寺沢先生は手の動きの意地の悪さに磨きをかけていく。
脇腹をきつく押さえた指が微妙に蠢き奥の神経を執拗に転がしたかと思うと、触れるか触れないかの軽いタッチで肌の表面にさざ波のような刺激をもたらし、それが敏感な乳房やその先の蕾にまで押し寄せる。
その動きの一つ一つに美雪は身を捩り、悲鳴なのか笑い声なのか分からない叫び声を上げた。
「正直に答えないと、いつまでも続けるわよ。あなたの恥かしい所が濡れているのはどうしてかしら?」
先生が手を動かしながら、なおも意地悪く問いかける。
今にも気の狂いそうなこの刺激をこれ以上与え続けられてはたまらない。
「あの……くふぅっ……オシッコを……あははははっ……漏らしてしまったからです」
美雪は先生の手の刺激に必死に耐えながら、恥かしい答えを返してしまった。
その言葉に、先生の目が意地悪く輝いた。
「そう。それじゃ、その漏らしてしまった所にお仕置きをしなければいけないわね」
ようやくくすぐりをやめた先生の指には、いつの間にか細い小さな筆がつままれていた。
激しいくすぐりからようやく解放された美雪は、激しく弾む息を整える暇もなく恥かしい部分に襲いかかった新たな刺激に目を見開き飛び上がった。
さきほど美雪が内なる水の責めに耐え切れず噴出してしまった小さな恥かしい出口に、細く尖った穂の先端が襲いかかったのだ。
「はううぅっ、ああっ、そこはだめぇっ、お願い、やめて、ああああああっ……」
女の子の秘めやかな出口の周辺や内側をくじりたてるように撫で回す筆の穂先の異様な刺激に、美雪の身体がビクビクと痙攣し、激しく蠢く。
筆でいたぶられているすぐそばの泉からは、大量の蜜が激しく溢れ出し、滝のように床へ落ちていく。
「あれぇ? おかしいわね。お仕置きしている所以外の所からも、恥かしいものがいっぱい漏れてるみたいだけど、もしかして、このお仕置きがよっぽど気に入ったのかしら」
先生は悪戯っぽい口調で言いながら、筆を持った手をさらに激しく動かす。
その筆のもたらすこそばゆい稲妻の嵐が媚薬の効果と混ざり合い、美雪の恥かしい女の子の欲求を高ぶらせ、今にも気が狂いそうだ。
「お願い、もうやめてぇ、ああああぁっ!」
美雪は目から涙を迸らせながら叫んだ。
「ふふっ、そう、本当にやめていいのね」
意地悪な笑みを浮かべながら筆を離す先生。
妖しい刺激が消えると同時に、美雪の恥かしい部分に激しい悲しみが押し寄せてきた。
「いやぁっ、お願い、もっと……」
美雪が思わず呟いた恥かしい言葉を、先生は聞き逃さなかった。
「あら、さっきのいやらしいお仕置き、もっとしてほしいのかしら。でも、おしおきが必要なのは、いやらしく濡れているこっちの方じゃないかしら」
先生の指が美雪の今最も切ない部分に触れた瞬間、美雪の身体が歓喜の稲妻にガクガクと震えた。
筆の触れた部分から大量の密がこぼれる。
「あああっ、だめぇ、お願い、ああああっ!」
筆の穂先が濡れた花びらと固く尖ったメシベとの間をさまようように行き来する度に、甲高い桃色の悲鳴が保健室に響く。
筆の動きは美雪の恥かしい女の子の欲求を決して満たす事はなく、さらに激しく燃え上がらせているのだ。
「あら、お願いって、どんな事かしら?」
先生はなおも穂先をじらすように動かし続けながら歌うように問いかける。
「お願い、もっと……」
美雪はもっともっと強い刺激がほしくて思わずそう口走ってしまっていた。
「そう。もっと欲しいのね」
先生は白衣のポケットから小さなガラス瓶を取り出すと、中の透明な液体に筆の穂を浸し、たっぷりとしみ込ませた。
その筆が再び触れた美雪の部分に、猛烈な桃色の疼きが広がった。
それまで美雪の中で渦巻き美雪を悩ませていたものの何倍もの悩ましさが美雪の身を激しくよじらせた。
耐え難い女の子の恥かしい欲求に悲鳴を上げる美雪の耳元で、先生が囁いた。
「ふふっ、どうかしら、この新しい媚薬の効き目は。今までのよりもずっとずっと凄いでしょ。これを使われて1分以内に恥かしい遊びを始めなかった女はいないと言われているだけのことはあるわね。でも、そんな事はお嬢様には許されない事よ。特にこの学園のお嬢様にはね」
先生はなおもじらすように筆を動かし続け、美雪の口から悲鳴を絞り出す。
「あああっ……どうして……んんあぁっ……お嬢様だからって……こんな目に遭わなければならないのですかっ!」
美雪は恥かしい欲求のうねりの中で、今まで抱いていた疑問を叫んだ。
「いい質問ね。それは、お嬢様のイメージを崩すような恥かしい欲求とは無縁である事こそ、世間がお嬢様に期待する事だからよ。例えば、アイドル歌手がトイレに行かないと思っている人は沢山いるわ。彼女たちがトイレに行って恥かしい所から恥かしいお水を噴出するためにお尻をまくるなど、絶対にありえない。そういった世間の期待を裏切らない理想的なお嬢様を育てる事こそ、この学園の役目なの。普段人前では決してトイレに行かない事はもちろん、誘拐されて何日も監禁されてもその清楚さを守り抜き、男性のいやらしい鉄砲から吹き出すのと同じ水を女の子の恥かしい所から吹き出すなどという事はなく、いやらしい悪戯をされても決して感じてしまうことのない理想のお嬢様をね。だから、あなたはこの程度のお仕置きでいやらしい悲鳴を上げてはいけないのよ」
先生はそう答えた後、一時間近くに渡って美雪の恥かしい部分を筆で焦らし続け、激しい悲鳴を何度も上げさせたのだった。
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