ミニメロン作品

お嬢様学園生活
第3部 学園生活

3-5 放課後の特訓
保健室で予備のパンティとスカート、靴下、上履きを身につけた美雪は、またしても寺沢先生の差し出すペットボトルの水を飲まなければならなかった。
その間も美雪の敏感な部分に取り付けられた仕掛けは、その妖しい動きによって美雪の女の子の感覚を容赦なく悩ませていた。
桃色の稲妻が全身を貫く度に、美雪はペットボトルから口を外し、身を震わせながら悲鳴と喘ぎ声を上げる。
すると、寺沢先生はさらなるお仕置きをほのめかしながら、早く飲み干すようにと急かすのだ。
激しく妖しい女の子の刺激に耐えつつ、再びペットボトルに口を付ける美雪の悩ましい顔を見ながら、すぐそばで相沢がリモコンを操作し続け、美雪の表情や身体の震えの変化を楽しんでいた。
ようやく飲み干した美雪は、妖しい仕掛けにより与えられる快感とこそばゆさの嵐に何度も身悶え崩れそうになる身体を相沢に支えられながら、教室に戻った。
数学の先生と数名の生徒たちによって、美雪が縄跳びで自分の椅子に後ろ手に拘束された直後、授業終了のチャイムが鳴った。
先生が教室を去ると同時に、妖しい仕掛けのイタズラにガクガクと身を震わせている美雪の周りに、何人もの女子生徒が集まってきた。
大きく開かれた状態で固定された太腿の内側へ、一人の女子生徒の手が伸びる。
「やだぁ、新井さんったら、ここ、ぐっしょり濡らしてる」
「えーっ?! またおもらし?」
「ちがうわ。なんだかベトベトしてるもの」
「うわぁ、お嬢様なのに、可愛い顔して本当はとってもいやらしいんだ」
女子生徒たちが嬌声を上げながら、美雪の太腿のぬめりを何度も撫でる。
その度に、美雪は自分が保健室にいる間、そしてそこから教室へと戻ってくる間に女の子の敏感な部分に与えられたいやらしい刺激にいかに反応してしまったかを思い知らされる。
美雪は赤く染まった顔を背けながら、女子生徒たちの恥かしい言葉に耐えていた。
「こういういやらしい子には、たっぷりとお仕置きしてあげる」
太腿を撫でていた生徒の手の動きが、指先でまさぐるような動きに変わると同時に、別な手が美雪のパンティのぐっしょりと濡れた船底に伸び、指先が布の上から敏感な割れ目を撫でる。
「うわぁ、こんなにぐしょぐしょにしちゃって。しかも、いやらしくヒクついててここだけが別な生き物みたい」
恥かしい言葉が美雪の耳に入る間もなく、太腿に広がるくすぐったい感覚と、割れ目から注ぎ込まれる桃色の電流に、美雪は息を飲んだ。
同時に周りのの生徒たちのいくつもの手が、美雪の脇腹やお腹、肩などの敏感な部分に伸び、妖しく蠢く指先でまさぐり始めた。
身体のあらゆる部分から送り込まれるくすぐりの嵐と、パンティをまさぐる指、そして局部の仕掛けによる女の子の波が、美雪の理性を激しく揺さ振り、吹き飛ばそうとする。
休み時間が終わった時、くすぐりの嵐は弱まったものの、飯島と相沢が両手で美雪の身動きのできない上半身を存分にくすぐり続けていた。
そして、美雪の女の子の敏感な部分に取り付けられている3つの妖しい仕掛けは、相沢からコントローラを受け取った美香の巧みな操作により、それまで以上に美雪の理性を悩ませ、妖しい狂気の渦の中心へと引き込もうとしていた。
激しく迸る悲鳴と笑い声は、いつの間にか噛まされていた猿轡によって、小さな呻き声に変わっている。
美雪はそのまま4時間目の授業中、身動きする事も悲鳴を上げる事もでず、激しい刺激に可愛らしい顔を歪め、汗で濡らしながら、静かに耐え続けていた。
その間、乳首とメシベの妖しい仕掛けはその激しい稲妻で美雪を何度も昇天させ、体中をくすぐる両脇の女子生徒の指は美雪を幾度となく狂気の縁へと追い込んだ。
美雪のパンティから染み出した透明な蜜は、ミニスカートや椅子の上をぐっしょりと濡らし、さらには床の上にポタポタとこぼれ、あるいは美雪の脹脛を伝い降り、靴下や上履きをも濡らしていく。
それが激しい刺激に酔いしれ力を失った女の子の関所を押し通った水なのか、あるいは女の子の恥かしく敏感な所を激しく刺激された美雪の身体が歓喜の叫びを上げながら更なる刺激を欲しがっている証しであるのか、誰にも分かる筈はなかった。
しかし、いずれにせよ女の子の部分から染み出したもので服や椅子を汚すなど、お嬢様にとって許される事ではなかった。

4時間目が終わり、美雪の身体を拘束していた縄跳びが外された後、美雪は濡れてしまった服の着替えのために、再び保健室に行かなければならなかった。
昼食の時間だからという事で、美雪は特別にお仕置きをまぬがれ、教室に戻った。
他の生徒たちは弁当を持ってきていたり、購買で買ったりしていたが、美雪には給食が与えられた。
給食には、500mlペットボトルに一杯に入った紅茶が含まれていた。
美雪はこの時もまた女の子の部分への内側からの水の責めに悩まされていた。
そこへ新たな水分を身体の中に入れるなど、考えただけでも恐ろしい。
しかも、紅茶には利尿効果があると聞いた事がある。
こんな物を飲んでしまったら、今でも悲鳴を上げ続けている女の子の部分はひとたまりもない。
もちろん、給食はきれいに残さず食べる事がお嬢様のマナーである。
美雪は勇気を振り絞り、紅茶を飲み干した。
女の子の部分を悩ませる意地悪な自然の力は、紅茶の働きによってその強まりをさらに加速させ、美雪に恥かしいしぐさを容赦なく強要する。
昼休み、美雪の周りに集まったクラスメートたちは、美雪の女の子の部分をスカートの上からしっかりと押さえている両手をいやらしい手と称して数人ずつで掴んで腕を広げさせ、お仕置きと称してその両手両腕と無防備になった脇腹をよってたかってくすぐった。
そして、ぴったりと閉じ合わせてもじもじと上下に擦りあわせていた太腿も幾つもの手によって広げさせられ、妖しく蠢くいくつもの指によってくすぐられた。
そして、内側からの水の責めに懸命に耐えながらヒクヒクと蠢いているパンティの内側の部分にも女子生徒たちの指が伸び、布の上からくすぐる。
もちろん、女の子の敏感な部分に取り付けられている仕掛けも、その動きを強めたり弱めたりしながら、美雪の恥かしい感覚を巧みに悩ませている。
自然の力による執拗なイタズラに耐えている所へ、体中の敏感な部分から耐え難く妖しい刺激を送り込まれてはたまらない。
くすぐりの嵐に身悶え悲鳴と笑い声を上げる度に、下腹部の圧迫が水のイタズラに加勢し、女の子の部分が悲鳴を上げる。
そして敏感な乳首とメシベが妖しい仕掛けの与える刺激に身悶える度に、体中を走り抜ける桃色の稲妻に女の子の部分が打ちのめされ、悩ましい痺れに力が抜けそうになる。
そんな女の子の部分を懸命に励ます美雪。
しかし、それももう限界だった。
昼休みが始まって間もなく、美雪はついに内側からの悪戯を繰り返していた自然の力がそれに抵抗し続けていた女の子に屈伏の悲鳴を上げさせ、熱い噴水となって恥かしい花園から勢いよく吹き出し、パンティの内側で渦巻きながら外へと溢れ出し、スカートや椅子を濡らし、太腿や脹脛を伝い落ちていくのを感じた。
女子生徒たちの指の動きは、そんな美雪を許そうとはせず、お嬢様がおもらしをしたお仕置きと称してますます激しく美雪の全身を悩まし、美雪の口から激しい悲鳴と笑い声を上げさせるのだった。

5時間目は日本史だった。
美雪の痴態を目にした美人教師は、昔罪を犯した女に対して行われていたお仕置きを実際に行うための準備をするようにと生徒たちに指示した。
数分後、美雪は両足を開かされ、立った状態で縄跳びで椅子の脚に縛り付けられ、両手首を縄跳びで縛られ天井からつるされてバンザイをさせられていた。
先生の指示により、数人の女子生徒が美雪の周りに集まり、美雪の身体のいたる所を激しくくすぐった。
制服の内側にもぐり込んだ手がブラウスの上から脇腹に指を立てて奥の神経を転がすように刺激したり、腋の下に這わせた指の一本一本を無秩序に滑らせたりする。
また別な手は椅子に拘束された脹脛や無防備な太腿、お尻、背中などを這い回り、妖しく蠢く指先で美雪の身体に耐え難い嵐を送り込む。
それらの手は美雪の体中のあちこちへ激しく動き回り、激しい悲鳴と笑い声を上げさせている。
そして、彼女たちの擽りの手が疲れ動きが鈍る前に、先生の指示により別な生徒たちが交代し、美雪には激しいくすぐりの嵐から解放される時間を全く与えない。
5時間目の終わりを告げるチャイムが鳴った時、ようやくくすぐりの嵐から開放された美雪は、まるで長距離を全速力で走ったばかりであるかのように激しく息を弾ませ、顔を汗で濡らしていた。
太腿もまたぐっしょりと濡れていたが、女子生徒たちの一人がその太腿の内側を撫でると、そこを濡らしている物が汗にはないぬめりを帯びている事が見て取れた。
「ああっ、美雪ちゃん、いやらしい所からこんなものを溢れさせて、こんな所までベトベトにしちゃってるわ。まだまだお仕置きが足りないみたいよ」
一人の女子生徒の一言で、美雪の周りの生徒たちが一度に群がり、再び美雪の全身に妖しく蠢く指を這わせ始めた。
今まで気の狂うほどの激しいくすぐりに耐えてきたというのに、6時間目の始まるまでの間、さらに激しいくすぐりの嵐に悲鳴と笑い声を上げ続けなければならなかった。

6時間目は英語だたが、美雪にとって授業の内容などはもはや何の意味も持たなかった。
美雪は4時間目と同じように猿轡を噛まされ、椅子に身体を拘束され、悲鳴を上げる事ももがく事もできぬまま、妖しい仕掛けが女の子の恥かしい敏感な部分にもたらす桃色の稲妻と、両隣の生徒が美雪のさまざまな弱点にもたらすくすぐりの嵐に静かに耐え続けなければならなかった。

放課後、白百合女子学園のお嬢様全員が保健室に集合していた。
彼女たちは一糸まとわぬ生まれたままの姿で、それぞれ椅子に手足を縛り付けられた状態で座り、目を固く閉じたり、顔を歪めたりしながら身悶えている。
「んんんむっ!」
「んんああっ!」
切ない呻き声と喘ぎ声が彼女たちの口から漏れる。
彼女たちが強力な利尿剤の含まれた水を大量に飲まされてから、十数分かの時間が経過していた。
すでに彼女たちの身体を隅々まで知り尽くした水は、彼女たちの最も恐れている場所に集まり、女の子の恥かしくか弱い出口をこじ開けようと執拗な悪戯を繰り返している。
彼女たちお嬢様の中でも、美雪の身悶えはひときわ激しかった。
他のお嬢様が身体を小刻みに震わせながらもほとんど身じろぎせずに花園の奥に力を込め、内なる自然の力に耐えているのに対し、美雪は懸命に身体をゆすり、まるで自分を押しつぶそうとする巨大な力からなんとか逃れようともがいているかのようだった。
自然の力に耐え続ける女の子の部分を少しでも応援しようと必死に太腿をきつく閉じ合わせようとするが、美雪の足を椅子の脚に縛り付けている縄跳びはそれを決して許さなかった。
彼女たちの向かいの壁にはやはり椅子が並べられており、制服を着た一般の女子生徒たちが、自然の欲求に耐え続けるお嬢様たちに向けた目を好奇心に輝かせている。
彼女たちはお嬢様一人につき同じクラスから1名が選ばれ、お嬢様と共に保健室に来ていたのだった。
寺沢先生がお嬢様たちにお嬢様としてのたしなみを身に付けさせるために行う特訓を手伝うためだ。
神崎美香もその中の一人だった。
お嬢様たちが身をよじりながら恥かしい部分を襲う猛烈な自然の欲求に耐え続ける姿を見ながら、美香は自分も意地悪な力によって悪戯されているような錯覚を覚え、その度に足の付け根の恥かしい部分が甘く疼くのを感じる。
それは妖しい欲求となって美香を誘惑し、女の子を狂わせる桃色の沼へと引き込み始めていた。
恥かしくてたまらないのに、美香はその誘惑を振り払う事ができず、理性が少しずつ溶かされていく。
刺激を欲しがっている部分のせつなさを少しでも癒そうと、きつく閉じた太腿の付け根を擦りあわせてみる。
すると、甘い刺激が恥かしい部分から広がり、もっと欲しくてたまらなくなってしまう。
――ああっ、もうだめぇ!
激しい欲求に耐え切れず、ついに美香は太腿の上に揃えて置いていたいた両手を付け根の方へ動かした。
せつなく泣いている女の子の恥かしい所をスカートの上からきつく押さえてしまう。
スカートを足の間の付け根に押し込んだ指が布の間で蠢くと同時に桃色の波のうねりがさらに激しく美香の理性を打ち砕く。
「は……あうっ!」
思わず切ない悲鳴がもれてしまう。
美香だけではない。
保健室に集まっていた一般の生徒たちは皆、お嬢様の身悶えを見ながらただならぬ気分になり、太腿の付け根にスカートごと潜り込ませた指を蠢かせ、その動きに酔いしれながら、お嬢様の様子をさらに食い入るように見続けている。
「ふふっ、今日もまたイケナイ子が勢揃いしたわね。まだまだこれからだっていうのに、お嬢様の最初の訓練を見ただけではしたない事を始めちゃうなんて」
寺沢先生は妖しい微笑みを一般生徒たちに向けながら言うと、その視線を内なる水の責めに身悶えるお嬢様たちに向けた。
「さあ、これから3時間、しっかりと我慢するのよ。もしも途中でもらしたりしたら、お仕置きよ。特に新井美雪さんは、転入早々一日に何回もおもらしをしてしまったり、その他にもいろいろな恥かしい事をしたのですから、その分しっかりと我慢しなければ、承知しないわよ」
――そ、そんな……。今にも漏れそうなのに、あと3時間なんてとても持たないわ!
美雪は心の中で叫んだ。
お嬢様たちの飲まされた水に含まれていた利尿剤は、どんな人間をも10分以内にトイレに追い立てるほどの効力を持っている。
特に女の子であれば、5分以上経過してトイレに行けなければ、たとえ人前であろうとも、恥かしい所を手で懸命に押さえながら太腿をもじもじと擦りあわせずにはいられないのだ。
そんなものを大量の水に混ぜて飲まされたのだから、たまらない。
もうすでに彼女たちは限界なのに、恥かしい水の力は容赦なく強まり続け、か弱い女の子の部分を責め嬲り、激しい悲鳴を上げさせる。
お嬢様たちはさらに激しく腰や上体をゆすり、切ない呻き声を漏らしながら、時々目を閉じ顔を歪ませ、悲鳴を上げ続ける女の子の部分に渾身の力を込め続けている。
「あうっ、だめぇ、お願い、ああぁぁっ!」
「ああ、もうだめぇ、あああぁぁっ!」
二つの悲鳴が同時に上がった。
片方の悲鳴は美香だった。
いつの間にか美香の手がスカートの中に入り、パンティの脇から内側に指を潜り込ませ、敏感なメシベをつまんで震わせたり花びらをなぞったりする度に美香の身体を揺さぶっていた桃色の波が次第に高まり、ついに限界を迎えたのだ。
もう一つの悲鳴は美雪のものだった。
恥かしい女の子の部分が内なる水による執拗な責めについに耐え切れず、恥かしい噴水を吹き出してしまったのだ。
中途半端に開かされていた足の付け根の奥から吹き出した水は、花びらに当たって激しく渦巻いた後、無数の滴となって花園から飛び散り、それぞれが放物線を描いて保健室の床を叩いた。
「お願い、見ないで、見ないで……」
恥かしい噴水の続く間、美雪はうわごとのようにかすれた声を上げていた。
やがて噴水がその勢いを失った時、寺沢先生と美香が美雪の背後に立っていた。
「新井さんったら、お嬢様なのに、これくらいの時間でおもらししちゃうなんて、はしたないわね。神崎さん、新井さんに最初のお仕置きをするから、手伝うのよ」
「分かりました」
寺沢先生と美香は、期待に輝く目を互いに合わせた。
二人は美雪の大きく開かれた足の前に回って腰を降ろし、恥かしい水で濡れそぼった花園を間近に見つめた。
「い、いやぁっ!」
あまりの恥かしさに顔を背け目を閉じる美雪。
「あらあら、ここ、こんなにぐしょぐしょにしちゃって。神崎さん、まずは新井さんのここを、よく拭き取ってあげて。さっき渡したアレを使ってね」
「はい、先生」
美香の手にはいつの間にか、太い筆があった。
美雪の目は筆を見た瞬間大きく見開かれ、それのもたらすであろう異様な刺激に脅えながら、視線は筆に釘付けになっていた。
緩やかに広がった無数の毛の束が、美雪の敏感な花園にゆっくりと近づいてくる。
やがてその毛先が敏感な花びらに触れた。
「は、あううぅぅーっ!」
筆の送り込んだ桃色の電流に、美雪は身を震わせ悲鳴を上げた。
筆は容赦なく花びらの間に潜り込み、毛の一本一本が内側をくじりたてるように蠢く。
絶え間なく襲いかかる妖しい刺激の高波に、美雪の腰がガクガクと痙攣する。
フルフルと震える花園の上のメシベは固く尖り、そこにも時おり筆が襲いかかる。
するとメシベはさらに固さを増しながら打ち震え、美雪の口からひときわ高い悲鳴が迸るのだ。
筆の毛の束はぐっしょりと濡れそぼり、花園の奥からはさきほどの噴水とは別の蜜がトクトクと湧き出し、筆にかき出されて糸を引きながら椅子の上に零れる。
いつの間にか、美雪の周りには、特訓の手伝いに来ていた他の生徒たちが集まっていた。
「新井さんったら、お仕置きをされてるっていうのに、いやらしい蜜をこんなに流してるなんて、とってもはしたない子」
彼女たちの一人が美雪の花園に手を伸ばし、零れる蜜を指にすくい取ると、その指を美雪の目の前に持っていき、開いたり閉じたりして蜜の粘りを見せ付けた。
「い、いやっ!」
恥かしさに顔を背ける美雪を、他の生徒たちは期待の笑みを浮かべながら見下ろしている。
指を見せ付けている生徒が美雪の耳元で続ける。
「あたしたち、同じクラスのお嬢様が粗相をするまで暇なの。だから、あなたへのお仕置き、手伝ってあげる」
彼女が言いおわると同時に、幾つもの手が美雪の体のあらゆる部分に伸び、激しくくすぐり始めた。
脇腹、腰、お腹、首筋、太腿、乳房や固く膨らみきった乳首、そして足の裏に至るまで、美雪のありとあらゆる無防備な敏感な部分を幾つもの指が容赦なく這い回り、時には強く揉むように、時には軽く撫でるように刺激する。
その一つ一つの刺激が妖しい感覚の波となって、美雪を揺さ振り狂わせる。
「きゃはははは、お願い、だめ、もうやめて、もう、きゃははは……」
激しい悲鳴が保健室に響く。
しかしその悲鳴は女子生徒たちの手の動きを緩めるどころか、ますます彼女たちを喜ばせ、くすぐりの手に容赦のない加速をもたらす意外、何の役にも立たないのだ。
恥かしく敏感な花園を弄ぶ美香の筆の動きも、さらに激しさを増し、筆によって送り込まれた刺激が体中のくすぐりの刺激と混ざり合い、巨大な波となって美雪の理性を打ち砕く。
「この子、あたしたちにお仕置きされて、喜んでるわよ」
「恥かしい蜜も、なんだかさっきより増えてるみたい」
「もっともっと続けてあげなくちゃね」
美雪のすぐそばでささやかれた声であったが、激しい波に耐えるだけで精一杯の美雪には、別な世界からの声のように聞こえる。
くすぐりの指と花園の筆の動きがさらに激しくなり、美雪を狂わせる。
やがてどこか遠い所から、美雪のものではない悲鳴が聞こえた。
「あっ、好美ちゃんがそそうをしちゃったみたい。あたし、行かなきゃ」
一人分の手の動きがくすぐりの集団から離れた。
美雪は耐え難い波の一人分の弱まりを感じると同時に、他のお嬢様も恥かしい水の責めに屈伏し、美雪をくすぐる全ての手が一刻も早く離れてくれる事を願った。
しかしその心は、美雪にそれまでのくすぐりの嵐のすさまじさを忘れさせ、残りの手によるくすぐりにも耐える事ができなくなってしまっていた。
さらに女子生徒たちは、抜けた一人分を補おうとするかのように、くすぐりの手をさらに激しく動かし、美雪を身悶えさせ、悲鳴と笑い声を上げさせる。
美雪は激しさを増していくくすぐりの嵐に揺さぶられながら、今にも気が狂ってしまいそうだった。
やがてお嬢様の悲鳴が上がるごとに、くすぐりの手が減っていき、とうとう最後の一人となった。
その一人は二つの手を激しく動かし、美雪の体のいたる所に妖しく蠢く指を這わせた。
そのくすぐったさは、三人ほどの女子生徒がくすぐっていた時とあまり変わらないように美雪には感じられた。
敏感な花園をまさぐる筆の動きも激しさを増し、桃色の稲妻が美雪を悩ませ、狂気の縁へと追い込む。
もう美雪は笑い疲れ、ほとんど声を上げる事ができず、猛烈な刺激に眉根を歪ませ身悶えながら嵐が去るのをひたすら待ち続けた。
やがて最後まで内なる水の責めに耐えていたお嬢様が悲鳴を上げ、残る一人のくすぐりの手が美雪から離れた。
それと同時に、美香の操る筆も美雪の花園から離れていた。
美雪は激しく息を弾ませながら、自分を身悶えさせていた嵐が去った事にこの上ない安堵感を覚えた。
しかし一瞬の後、美雪は美香の筆で悪戯されていた恥かしい部分に切ない疼きを覚えていた。
筆によって送り込まれていた恥かしい刺激を、その部分が激しく求め、打ち震えているのだ。
その震えている部分に、美香がそっと手を触れ、美雪の耳元で囁く。
「美雪ちゃんのここ、ピクピクしてて、どんどん溢れてくるわ。恥かしい刺激がもっともっと欲しいのかしら。いやらしい子ね」
図星を言われた美雪は、恥かしさに顔を染めた。
「ふふっ、いやらしい子にはお仕置きをしなければならないけど、とりあえず決められた時間だけオシッコを我慢できなかったお仕置きの続きをしてあげる」
美香は妖しく蠢く両手の指先を美雪の脇腹に這わせた。
「きゃははははは……お願い、やめて、きゃはははは……」
美雪のつかれきった喉から再び甲高い笑い声が絞り出される。
美香の指は容赦なく美雪の敏感なポイントを巧みに刺激しながら脇腹から腋の下へと這い上がり、背中を這い降り、腰のあたりを揉むように刺激する。
その動きの一つ一つに、美雪の体が激しく反応し、ビクビクと震える。
もちろんどんなにもがいても、その刺激から逃れる事はできないのだ。
他のお嬢様たちも、それぞれのクラスの一般生徒によって、体をくすぐられ、笑い声を上げていた。
その中でも美雪の笑い声と身悶えはひときわ激しかった。
美雪にとって気の遠くなるような時間が流れた後、パンパンと手を叩く音が響いた。
寺沢先生だった。
「それでは、お仕置きはこのくらいにして、次の訓練に入ります」
お嬢様をくすぐっていた一般生徒たちはくすぐりの手を止め、一斉に先生の方へと注目した。
その時、美香が手を上げた。
「先生、新井さん、さっきお仕置きされた時、女の子の恥かしい所がぐっしょりと濡れてたんです。今でもこんなになってるんです」
美香は美雪のその部分に触れた指を上に上げて見せた。
指を開いたり閉じたりする度に、まとわりついた蜜がネットリと糸を引くのが保健室にいる者全員から見て取れた。
恥かしさに赤く染まった顔を背ける美雪。
先生は美香の指を見ながら言った。
「まあ、それはいけませんね。それでは他のお嬢様はどうかしら」
他の一般の生徒たちも美香と同じように自分のクラスのお嬢様の恥かしい所を調べた。
「あらあら、何てことでしょう。みんないやらしい蜜で濡れてるわ」
先生はお嬢様たちの恥かしげな表情を見渡した。
「それでは、誰がどれだけはしたないか、調べてからお仕置きの内容を考えましょう」
先生は一般の生徒に調査の為の道具を配った。
それは3個の小型プラスチックボールと1本のブラシ、そしてビーカーだった。
プラスチックボールは美雪が保健室に来る直前まで女の子の敏感な部分に施されていたものと同じものだった。
そしてブラシは細く柔らかい棒の脇から外方向に無数の毛の生えた、試験管ブラシを思わせるものだった。
ただし、毛の長さは棒の先へいくほど短くなっており、先端部分は棒自体が細かく枝分かれして小さな毛のようになっている。
「それでは、ビーカーにお嬢様のはしたない証しをためて下さい。最初にビーカーを溢れさせたお嬢様がお仕置きを受けます」
先生の合図で一般生徒たちはボールをお嬢様の乳首と敏感なメシベにあてがい、粘着テープで固定した。
コントローラを操作すると、ボールが振動して恥かしい刺激を与えながら、ボールに取り付けられた小さな筆が動いて激しくくすぐる。
女の子の敏感な部分を激しい振動とくすぐりで責められてはたまらない。
保健室はたちまち切ない吐息と悲鳴の混じった激しい喘ぎ声で満たされた。
彼女たちの座っているイスから、ヒップを乗せている板の真ん中の部分が、一般生徒の手で取り除かれた。
左右に分かれた板のそれぞれに左右のお尻が一部だけ乗り、その間の部分は前後からはもちろん下からの悪戯に対しても全くの無防備になった。
美雪の女の子の部分から透明な蜜が糸を引いて零れると、美香はそれをビーカーで受けた。
「もうこんなにあふれちゃうなんて。お仕置きの対象は決まったようなものね。これでかき出してあげるわ」
美香はブラシを美雪の目の前で妖しく揺らせて見せ、それを美雪の溢れている花園の中心にゆっくりと差し入れた。
美雪の喘ぎ声がより一層高まった。
柔らかく細いブラシは、難なく美雪の中へ吸い込まれていった。
美香の手がブラシ押したり引いたり指でよじって回転させたりと、意地悪く動かす度に、無数の毛が襞の間の奥深くをまさぐり、激しくくすぐる。
濡れそぼった洞窟の一番奥の敏感な部分やもっと手前のたまらない部分にも、妖しく蠢く毛が容赦なく這い回り、耐え難い刺激を送り込む。
妖しく恥かしい快感の嵐に耐えながら、美雪の腰がガクガクと震え続けている。
美香がブラシを引く度に、大量の蜜が溢れ出し、ビーカーへと零れる。
美香の持つビーカーは瞬く間にいっぱいになった。
美雪は美香に恥かしい所を悪戯され続けながら、他の一般生徒たちや縄跳びを解かれたお嬢様たち、そして寺沢先生から、体中を何十分となくくすぐられ続けた。


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