ミニメロン作品

お嬢様学園生活
第3部 学園生活

3-3 見本
寺沢先生に逆らう事など、美雪にできる筈はなかった。
美雪が息苦しさに口を外しながら10分ほどかけて2本のペットボトルの水を何とか飲み干した所で2時間目の授業が開始された。
「本日の授業では、理想的な女性のその最も女らしい部分がどのようにあるべきかをお話します。しかし、そのためには準備としてある程度の予備知識が必要ですから、それについて先にお話したいと思います。それでは、教科書を開いて下さい」
飯島が教科書を開いて美雪の方に寄せてくれた。
美雪はその教科書に目を落とした。
そこには、女性の身体の腰から太腿の上あたりまでを図解した断面図が描かれていた。
さらに太腿の付け根の辺りが丸く囲ってあり、その部分の正面図がすぐ脇に描かれている。
断面図、正面図共にさまざまなポイントについて難しい漢字で名称が書かれている。
普段の美雪であれば、自分の恥かしい場所が詳細に図解されているのを見て思わず赤面してしまったであろうが、今の美雪はそれどころではない。
美雪の恥かしい所から噴出しそうな女の子の欲求の強まりが、たった今飲まされた水によって加速されつつあった。
両隣の女子生徒から意地悪なお仕置きを受けないように、手を机の上に出しつつも、足の付け根をきつく閉じ合わせ、音を立てないようにゆっくりと上下に擦りあわせながら、奥の方でか弱い女の子の守る関所をこじ開けようとする痺れるような執拗な刺激に耐え続けなければならなかった。
ふと、美雪は教科書に描かれた図の中の、下腹部の辺りの袋状のものに目をやった。
「膀胱」と書かれたその水風船は、小さくしぼんだ状態で、身体の中の他のパーツに押されるようにして狭い場所に納まっている。
しかし今の美雪の場合、その部分は大量の水で満たされ、はちきれんばかりに膨らみながらも自分の居場所を懸命に主張しているに違いない。
そして中の水は外へと繋がる狭い道へ抜けようと、閉ざされた出口への突進を繰り返し、必死にこじ開けようとしているに違いない。
しかも外へと通じる細い道はあまりにも短く、水がその道に出るのを少しでも許してしまったら最後、その溜りに溜まった水を止める事はできず、押し広げられた出口からその細く短い道を通って一気に噴出してしまう。
その水の意志は、秒刻みで強くなっていく。
美雪の身体をめぐり、その全てを知り尽くした水は、女の子の最も恥かしい部分を内側からいたぶり悩ませるという贅沢な特権を存分に堪能していた。
美雪は全身に渾身の力を込めながら、噴出しようとする水の悪戯に耐え続けた。
先生の話など、全く耳に入らなかった。
再び女の子の部分が高い悲鳴を上げた。
足の付け根の奥に、染みのような痺れが広がる。
――ああっ、だめよぉ!
美雪は慌てて足の付け根に改めて力を込める。
きつく閉じ合わせた足を思わず激しく擦りあわせてしまう。
机の上に出していた両手も、思わずスカートの上から女の子の恥かしい所をしっかりと押さえていた。
ギシッ、ガタン!
美雪の身悶えに、椅子がきしみ机が音を立て、授業中の教室の静けさを破った。
寺沢先生が、美しく妖しげな瞳を美雪に向けた。
「新井さん、授業中は静かにしていなければいけないわ」
「は……はい……」
美雪は反射的に返事をしたが、手をスカートに押し立てたまま太腿を激しく擦りあわせる恥かしい動きをやめる事はできなかった。
「先生、新井さん、また恥かしい所に手を当ててます。それに、今も返事だけで、まだもじもじして落着かないみたいですから、何かお仕置きをしてあげたいと思います」
飯島の提案を聞いて、美雪は慌てて先生に言った。
「だ、大丈夫です。あたし、静かにしてますから……」
ギシッ!
言葉の途中で美雪の椅子が再び音をたててきしんだ。
「やはり飯島さんの言うとおり、新井さんには新しいお仕置きが必要ですね」
寺沢先生の顔に、意地悪な笑みが浮かんでいた。

数分後、美雪は机の上に全裸の身体を仰向けに拘束されていた。
手首に両端を結び付けられた縄跳びが、美雪の頭の方向の脚に引っかけられて、バンザイの状態になっている美雪の手と腕の自由を奪っている。
そして、美雪の足は太腿から大きく開かされ、それぞれの足首は頭とは反対方向の脚に、やはり縄跳びでしっかりと結び付けられている。
他の生徒の机は全て教室の壁の方へと寄せられ、美雪を拘束した机だけが教室の中央にあり、その周りをクラスメート全員が取り囲んでいる。
美雪の白く美しい肌と形のよい胸の膨らみ、そして大きく開かれた太腿の付け根に息づく恥かしい部分の全てがクラスメート全員の目にさらされていた。
美雪は自分の恥かしい姿を見つめる何十もの視線と、最も恥かしくか弱い部分を猛烈な圧力で内側から悩まし続ける意地悪な水の欲求に、激しく身をよじり続けている。
その女の子の部分の悲鳴に眉根を寄せて顔を歪ませる度に、可愛らしい口から微かにうめき声が漏れる。
そんな美雪を見下ろすクラスメートたちの目は、まるでこれから楽しいゲームが始まるかのように、期待に満ち溢れていた。
美雪の身体から脱がされたパンティが、クラスメートたちの手に回されていた。
「これが私たちのお嬢様の制服と、そして大事な所を守っていたパンティ……」
「でもこのパンティ、こんな所にシミがついてる。何かしら。もしかして、オシッコ? それとも……」
「まさか、美雪ちゃんはお嬢様なのよ」
周りから聞こえてくるそんなヒソヒソ声の一つ一つが、美雪には恥かしくてたまらなかった。
「それでは、これからこのクラスのお嬢様である新井美雪さんの身体の最も女らしい部分が理想の状態になっているかどうかを、みんなでチェックしてみましょう」
先生の言葉に美雪は耳を疑い、クラスメートたちは目を一層輝かせた。
「まずは女の子の大きな特徴である、オッパイから調べてみましょう。相沢さん、やってみて下さい」
「はい」
相沢は、美雪の机の脇に立つと、美雪の胸の膨らみを両手で包み込み、ゆっくりと揉むように動かし始めた。
「んふっ、んんあぁっ!」
相沢の手の動きに合わせて、美雪の口から甘い吐息が漏れる。
「理想的なオッパイだと思います。全体が柔らかくて弾力があって、ピンク色の乳首もつつましくしてますし……」
相沢は手を動かしながら報告した。
「今はそうね。でももう少し続ければ、もしかしたら本性を現すかもしれないわ」
「はい。もう少し続けてみます」
相沢はなおも手を動かし続ける。
相沢の手が美雪の胸の膨らみを揉みしだく度に、その内側に桃色の稲妻が生まれ、全身に広がる。
相沢の指がその膨らみの先端の小さな蕾を指でまさぐる度に、甘い疼きが美雪の身体をビクビクと震わせる。
「あら? 先生、今まで行儀良くしてた新井さんの乳首が、固くなって膨らんできました」
相沢は美雪の胸の膨らみの先端の恥かしい変化を皆に聞こえるように報告した。
美雪はその恥かしい言葉を気に留めている余裕はなかった。
今や両手どころか脚の付け根の支えすら失い切ない悲鳴を上げ続けている女の子の部分を懸命に励まし、恥かしい水が噴出するのを懸命にこらえている所へ、敏感な乳房と乳首から甘い稲妻を送り込まれているのだからたまらない。
美雪は胸を襲う快感に身悶えながら、大きく開かれた足の付け根の奥で泣き叫ぶ女の子の部分に懸命に力を込め、その力が決して抜けないようにと祈り続ける。
「ふふっ、本性を現したわね。そういう行儀の悪い所には、お仕置きが必要ね」
寺沢先生は妖しげに輝く瞳を飯島に向けた。
「飯島さん、新井さんのいやらしいオッパイにお仕置きをしてあげて下さい」
「分かりました」
飯島は美雪の脇に立つと、ポケットから習字用の太い筆を取り出した。
相沢が美雪の乳房から手を離し、入れ替わりに飯島の手と筆が美雪の膨らみの上で動き始めた。
飯島の片手によって操られる筆が美雪の片方の乳房や先端の乳首を撫で回し、もう片方の手が美雪のもう片方の乳房を吸い付くように揉みしだき、固く尖った乳首を指先で転がす。
「んふっ、んぁっ、はうっ、あああぁっ……」
美雪の口から甘い吐息と喘ぎ声が絶え間なく迸る。
恥かしい水による猛烈な女の子の欲求と、敏感な乳房と乳首への飯島による悪戯に、美雪の身体がガクガクと震え、激しく身悶え続ける。
「ふふっ、だいぶ効くようね。でも、調べなければならない所はオッパイだけじゃないわ。相沢さん、もう一個所、調べなければならない場所、分かるわね」
「はい、先生」
寺沢先生の言葉に返事をすると、相沢は机の周りを移動し、大きく開かれた美雪の足の間に立った。
太腿の付け根に息づく美雪の最も女の子らしい恥かしい部分に顔を近づける。
そこは、内側からの激しい水のいたぶりに耐えながら激しく蠢いている。
「ああっ、新井さんのここ、とってもせわしなく動いてる。ぐっしょりと濡れちゃって、開いたり閉じたり、何かをおねだりするようにパクパクしちゃって、まるでここだけ別な生き物みたい。上の方のオマメもとっても固くなって、鞘から顔を出してピクピク動いてるわ」
相沢は、歌うような口調で目の前の美雪の恥かしい状況を報告した。
寺沢先生が妖しく微笑む。
「それはそれは、新井さんはとってもお行儀の悪い事。その部分にもたっぷりとお仕置きする必要がありそうね。相沢さん、お願いするわ」
「分かりました」
相沢は返事をすると、「上の方で固くなっているオマメ」を口に含み、きつく吸い上げた。
「は、はうぅっ、あああぁっ!」
美雪の口から激しい悲鳴が迸った。
相沢に吸われたメシベから、鋭い桃色の稲妻が放たれ、美雪の全身を通り抜けたのだ。
猛烈な快感に身を震わせる美雪。
すかさず突進を試みる内なる水。
そしてそれを慌てて止めにかかる、か弱い女の子。
美雪は身を震わせながら、その部分に渾身の力を込める。
そんな美雪の恥かしい部分の身悶えを間近に見ながら、相沢は意地悪な笑みを浮かべながら透明な蜜をトクトクと溢れさせている泉の縁を指でなぞった。
そこは美雪の内なる水の責めに耐える力によってぴったりと閉じられていたが、相沢が指をかけると難なく開き、その内側からさらに大量の蜜がこぼれた。
「美雪ちゃんったら、ここをこんなにあふれさせちゃって、お嬢様なのにとってもはしたない子。ここにもたっぷりお仕置きしてあげる」
相沢は濡れそぼったその部分に指を差し入れ、ゆっくりと動かし始めた。
「あうっ、いやあっ!」
美雪はたまらず大声を上げた。
相沢の指はそんな声など聞こえないとでも言うように、女の子の敏感な泉の中で蠢き続ける。
一枚一枚の敏感な襞の間をかき分け、まるで何かを探すようにくまなく這い回り蠢く指の動きによって、美雪の恥かしい部分を中心に桃色の高波が湧き起こり、猛烈なうねりとなって美雪の腰を揺さぶり震わせる。
指に触れられた襞の一枚一枚が妖しい刺激に酔いしれ、美雪を甘い狂気へと引き込もうとしていた。
「ふふっ、女の子の敏感な所を内側からくすぐられる気分はどうかしら?」
相沢の問いかけに、美雪はただ悲鳴を上げ、身体を激しくのけぞらせるばかりだった。
相沢は意地悪な笑みを色濃くしながら、目の前で震え続ける固く尖ったメシベに口づけた。
唇で包み込み、きつく吸い上げ、舌先でチロチロとくすぐる。
美雪の身体を再び激しい稲妻が突き抜け、甲高い悲鳴が教室に響く。
飯島の手と筆によって胸の膨らみと先端の蕾に与えられる妖しい刺激、そして女の子の内側と外側の敏感な部分から送り込まれる猛烈な快感のうねり。
そして恥かしくか弱い部分を内側から責めつづめる意地悪な水。
美雪はもう何もかもが限界だった。
女の子の敏感な部分から送り込まれる稲妻が美雪の身体の中で互いにぶつかり、大きなうねりとなって渦巻く。
「ああっ、お願い、もうだめえっ、ああああぁぁぁ……!」
ひときわ高い悲鳴と同時に美雪の身体がガクガクと激しく痙攣した。
その瞬間、美雪は恥かしい部分に渦巻く熱い桃色の炎が全身に広がり焼き尽くすと同時に、その部分をずっと護っていた水が執拗な水の責めについに力尽き、その恥かしい敗北の証しがいきおいよく迸るのを感じた。
プッシャァァァァ……!
激しく吹き出した美雪の熱い噴水は、相沢の顎のあたりを見事に直撃した。
「きゃぁ!」
「やだぁ!」
周りを取り囲む生徒たちのあちこちで悲鳴が上がった。
相沢の制服が美雪の花園のシャワーによってみるみるうちに濡れていく。
しかし相沢は、そんな事はなんでもないとでも言うように、美雪の中に差し入れた指とメシベを含んだ唇と舌を動かし続ける。
やがて美雪の身体の震えがおさまり、熱い噴水がその勢いを失った所でようやく相沢は口と指を美雪から離し、立ち上がった。
美雪の胸の膨らみを悪戯していた飯島も、その手を止めて立ち上がった。
「新井さんったら、私の制服をこんなにぐしょぐしょにしちゃって、ひどい!」
相沢は含み笑いを浮かべながら皆の顔を見回し訴えた。
腕組みをしながら美雪の身悶えぶりを見ていた寺沢先生の顔に浮かんでいた意地悪な笑みが、さらに色濃くなっていた。
「新井さんったら、お仕置きをしてくれてるお友達に恥かしいお水をひっかけるなんて、とんでもない子ね。とても白百合女子学園のお嬢様とは思えないわ。こういう子はもっと徹底的にお仕置きをする必要がありそうね。皆さん、用意はいいわね」
先生が女子生徒たちを見回した。
生徒たち全員が意地悪な期待に目を輝かせながら頷いて見せる。
美雪は先生の言葉を遠い所で聞きながら、胸を激しく上下させ息を弾ませている。
その息がようやく落ち着きを見せた所で、寺沢先生は再び口を開いた。
「それでは、始めて下さい」
先生の言葉に、生徒たちが美雪の身体にゆっくりと歩み寄り、群がった。
いつの間にか、彼女たちの片手には、飯島と同じように、太い筆が握られていた。
群がった女子生徒たちの中で運よく美雪のすぐそばに陣取る事のできた生徒たちの手の指と筆が美雪の身体に触れ、そのきれいな柔肌のいたる所をまさぐり始めた。
何十本もの指と筆が敏感な肌の上を動き回る感覚に身悶え甲高い悲鳴を上げ続ける美雪の脳裏に、昨日の保健室での悪夢がよみがえっていた。
首、肩、胸、乳房、乳首、お腹、腋の下、脇腹、太腿、脹脛、足の甲と足の裏、そして足の指の間に至るまで、ありとあらゆる敏感な箇所を這い回る指と筆のもたらす数え切れないほどの妖しい刺激の波が、美雪の体の中で激しくぶつかり渦巻き、美雪の身体を意志とは関わりなく蠢かせる。
今にも気の狂いそうな猛烈な嵐が美雪を打ちのめしていた。
美雪が激しく笑う度に、女子生徒たちの手と筆の動きが互いに競うように激しくなる。
「美雪ちゃん、ここ、とっても弱いみたいよ。ほら」
「何言ってるのよ。こっちの方がもっと効くのよ」
そんな言葉が美雪の耳に届いた直後には、猛烈なくすぐりの嵐が数段激しくなり、美雪の身体を大きく揺さ振り、甲高い悲鳴と笑い声を上げさせる。
足の付け根に群がり恥かしい花園をまさぐる筆の穂先はしとどに溢れた蜜でぐっしょりと濡れながら、柔毛の一本一本が花びらにぴったりと貼りつくように這い回り、その内側と外側に妖しい刺激の波を送り込み続ける。
そしてそのすぐ上で固く尖りピクピクと蠢いている敏感なメシベにも筆の穂先が群がり、その毛の一本一本が快感の稲妻を送り込んでいる。
さらに胸の膨らみとその先端にもそれぞれ筆の穂先が群がり、甘い小波を送り込んでいる。
女の子の恥かしい部分から送り込まれる無数の波と稲妻が美雪の中で合流し、身体中を襲うくすぐりの嵐と重なって激しく荒れ狂う高波となり、美雪を何度も打ちのめす。
その度に、花園で固く尖っているメシベや胸の膨らみの先の蕾がますます固く尖り、しとどに溢れた泉からさらに大量の蜜が溢れ出す。
それが耐え難く恥かしいのに、美雪にはどうする事もできないのだ。
今や美雪の身体は女子生徒たちの操る筆と指の魔力のなすがままに、美雪の意志とは関わりなく恥かしい反応を見せている。
やがて美雪は激しく妖しい刺激の高波が巨大な渦となって美雪を飲み込み、空高く巻き上げるのを感じた。
「きゃはははぁ、もうだめぇ、ああああぁぁぁ……!」
甲高い悲鳴を上げながら、美雪は自分の意識が次第に遠のいていくのを感じた。


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