ミニメロン作品

お嬢様学園生活
第2部 身体検査

2-5 くすぐり検査
「う、ウーン……」
頬を叩かれる痛みに目を覚ました美雪の目の前に、寺沢先生の悪魔の微笑みがあった。
「美雪ちゃんったら、とっても賢いのね。自分のエッチ度の評価を少なくしようとして、気絶しちゃうなんて」
「そ……そんな……」
先生のイヤミな微笑みに反発の声をあげる美雪。
「ま、いいわ。測定用の容器はあなたのとってもエッチな証拠で溢れちゃったから、その時点であなたのエッチ度は最高レベルよ。でも、あなたのエッチな所、まだあまり乾いてないようだから、早く乾くように残りの証拠を吸い取ってあげる」
先生は、手に持っていた物を、美雪の目の前に差し出して見せた。
それは、今朝寮を出る前にバスルームで美雪の敏感な内側を弄んだ洗浄具に他ならなかった。
細く柔らかい管の表面に、無数の毛が生えている、白い毛むくじゃらなウナギを思わせる、あの悩ましいブラシである。
「今朝はこれで内側を水洗いしてもらったでしょ? でも、これにはもう一つの使い方があるの」
先生はそのウナギの根元に別な管を刺し、その管のもう片方の端に、壁から突き出したガス栓を思わせるパイプの端の口をしっかりとはめ込んだ。
バルブをひねると、シューッという空気の流れる音と共に、ブラシの無数の毛が小刻みに震えながら蠢きはじめた。
先生がウナギを握っていた手を開くと、無数の毛先が先生の掌に吸い付いていた。
「ああ、とってもくすぐったいわ。美雪ちゃんも欲しくない?」
「ほ、欲しくありません!」
美雪はきっぱりと断った。
「あ、そう? 欲しくないの。それは残念ね。これ、とっても気持ちいいのに」
先生はクネクネと蠢くブラシの胴体を掌や手首、腕に吸い付かせ、撫でるように動かしながら、うっとりとした声で言った。
それを見ながら、美雪は今朝バスルームでそのウナギでいじめられた時の事を思い出していた。
足を這い上がりながら異様な刺激を与え、内側で意地悪く蠢きながら美雪を身悶えさせた無数の毛先……。
「美雪ちゃん、どうしたの? ここ、さっきよりも濡れてるみたいだけど……」
先生はブラシと戯れながら、美雪の足の付け根を大きな目を輝かせながら見詰めていた。
美雪のそこを濡らしているものを指に掬い取り、美雪の目の前で開いたり閉じたりして、糸を引くねばりを見せ付ける。
「い、いやぁっ!」
美雪は再び顔を赤らめ、きつく閉じた目から羞恥の涙を流した。
「やっぱりここを乾かすには、これで吸い取らなきゃダメね」
先生は美雪のぬらぬらと濡れている花の中心に、ウナギの頭部をもぐり込ませた。
「い、いやぁっ!」
無数の毛が外の花びらを刺激しながら中に入ってくるのを感じた美雪は、後に襲いかかる刺激の予感にたまらず悲鳴を上げた。
身の細いウナギは軽く押すだけで美雪の中へ難なくもぐっていく。
無数の毛先が花びらや内壁の襞の間にいくつもの接吻を浴びせながら、奥へ奥へと進んでいく。
毛の一本一本が敏感な襞の間の谷間に吸い付きくすぐるように蠢く度に、そこから桃色の稲妻が湧き起こり、全身に広がって、美雪に甘い悲鳴を上げさせる。
そして、そこに染み出してきた蜜をチュルチュルと音を立てて吸い取る度に、その時の毛の蠢きもまたその部分に耐え難い快感の波をもたらすのだ。
毛に吸われながら美雪の中で襞の隙間を流れる蜜もまた、そこへくすぐるような刺激を与え、美雪の理性を悩ませる。
「あふうっ、もうだめ、もうやめて、あああぁっ……」
美雪は女の子の花の奥の猛烈な快感に悲鳴を上げ、身悶え続けた。
先生はその悲鳴と身悶えを楽しみながら、奥まで届いたウナギを前後に動かしたりよじったりかき回したりする。
その度に引っ張られた毛先が吸い付いた部分を舐めるようにくすぐる。
無数の猛烈な快感の稲妻が美雪を襲う。
可愛らしい口から甲高く甘い悲鳴が絶え間なく迸り、美しくくびれた腰が悩ましげに激しく蠢く。
その悲鳴と身悶えを楽しみながら、先生はなおも巧みにブラシを動かしていた。
今や敏感な奥の突き当たりや中間地点の弱点にも、無数の毛が吸い付き舐めるように蠢きながら、耐え難い刺激を与え続けていた。
女の子の内側の一つ一つの襞の間まで絶え間なくまさぐられながら、その中の二つの弱点を同時にくすぐられてはたまらない。
美雪の身体が意志とは関わりなくガクガクと震え続け、淫らな花園は悩ましいウナギに悶え狂いながらジンジンと痺れている。
美雪の甲高い悲鳴と甘い吐息、そして蜜の流れるチュルチュルという音が保健室に響き続けた。
猛烈なくすぐったさと気の狂うような快感に、ついに美雪は絶頂を迎えた。
「ああっ、もうダメェ……ああああぁぁぁっ!」
ひときわ高い悲鳴を上げながらガクガクと身体を震わせ、やがてぐったりと動かなくなった。
激しく弾む美雪の息が保健室に響く中、先生の手はブラシを操る手を休みなく動かし続け、美雪の中の毛先は内壁から染み出した蜜をチュルチュルと吸い続けていた。

花園をしとどに濡らしていた蜜の全てをブラシが吸い尽くし、その部分が乾ききった事を見て取ると、先生はようやくブラシを美雪の花園から引き抜き、それのつながれた壁の吸引パイプに巻き付け、バルブを閉めて吸引を止めた。
そして、美雪の息の弾みがおさまるのを待った。
ようやく身体の火照りが引き、激しく弾んでいた息が落ち着いたと思った時、美雪は太腿からお尻にかけて妖しい刺激がゾワゾワと襲いかかるのを感じた。
先生が美雪の恥かしい所を見つめながら左右の太腿に手を回し、くすぐっているのだ。
下のふくよかな柔肌に、もぞもぞと動く指を這わし、外側や内側、そして上の側へと回しながら付け根と膝の間を往復し、お尻の方へと滑らせる。
「いやぁ、やめて、くすぐったい!」
先生のしなやかな指の攻撃に、美雪は悲鳴を上げながら太腿や腰を震わせる。
「ダメよ。今度はくすぐりに対する反応を見る検査なんだから。これから美雪ちゃんが気絶するまで、たっぷりとくすぐってあげる」
美雪の身悶えを楽しみながら、先生はなおも指を激しく動かし、その手をさらに広範囲に滑らせる。
足の裏をくすぐった次の瞬間脹脛や太腿を這い上がってお尻や腰の蠢きを堪能する指。
先生は、指でくすぐっている部分だけでなく、さきほどから大きな目を輝かして凝視している部分も恥かしい反応を始めている事を見て取っていた。
「くすぐったい! お願い、やめて、きゃはははぁ……」
「やめてほしいの? ウソでしょ? 美雪ちゃんの、さっき吸い取ってあげた所が、また濡れてきてるわよ。それにローターで可愛がってあげた所もぷっくりと膨らんで、尖ってるわ。本当はとっても気持ちいいんじゃないかしら?」
笑い悶える美雪の悲鳴に意地悪な言葉を返す先生。
指はなおも激しく美雪の足を這い回っている。
「だめえ、気持ちよくないです。お願いだからやめてぇ、きゃはははははは……」
「それじゃ、気持ち良くない証拠に、ここが完全に乾いて、物欲しそうに固くなって突き出している所がおしとやかにつつましくなったら、気絶しなくてもやめてあげるわ」
「そ、そんな……きゃはははは……」
美雪は笑い悶え続けながらも、足やお尻のくすぐったいのを必死に我慢するが、笑いをこらえようとすればするほど敏感なメシベが固く尖り、恥かしい所が疼きながら恥かしい証しで湿っていくのが分かる。
しかし笑いをこらえなければ、たちどころに込み上げ、息が苦しくて仕方がない。
「ほおら、どんどん溢れてくるわ。固くなってる所もピクピクして、とっても行儀が悪いのね」
先生がそう指摘した時、ねっとりとした滴が美雪の恥かしい花園から糸を引き、下に置いてあるバケツに落下した。
「ああっ、もしかして、またこのバケツをネットリとしたいやらしい物でいっぱいにするつもり? ここが乾いても、バケツの中が乾かなかった場合の事も考えておかなきゃいけないわね。その場合はやっぱりバケツも乾くまでやめない事にしようかしら」
もう美雪は先生の言葉をまともに聞いている余裕はなかった。
先生の指から絶え間なく送り込まれる猛烈なくすぐったさに耐えるだけで精一杯だった。
先生の指は、今や腰や腹、そして脇腹の方へとその行動範囲を広げ、耐え難い刺激を美雪に与え続けていたていた。
「でも残念ね。私一人じゃ身体のいろんな所を同時にくすぐれないわ。上の方にも手が届かないし……」
先生がもっと上の方をくすぐろうと立ち上がり、くすぐりの手を中断した時、保健室の扉にノックが響いた。
「先生、中野恵子です。新井さんの様子を見に来ました。入れて頂けないでしょうか。新井さんのクラスのみんなもお嬢様に挨拶したいと言ってます」
扉の向こうから聞こえてきた恵子の声に、先生は意地悪な笑みに目を輝かせ、美雪はくすぐりの中断につかの間の安堵感を味わう暇もなく、恥かしさに顔をあからめ恐怖に身をすくませた。
「いいわ。今から鍵を開けるから、入ってきてちょうだい」
先生のその答えに、美雪は大声を上げた。
「だめぇ、お願い、開けないで、お願い!」
美雪の必死の叫びを無視し、先生はロックを外し、扉を開けた。
「いやぁっ!」
美雪は廊下に白百合学園の制服を着た何人もの女子生徒が並んで変質的なベッドに全裸でハリツケにされている美雪に好奇心に満ち溢れた目を向けているのを見て、思わず顔を背けた。
同性とはいえ、これから学園生活を共にする事になる同級生たちに自分のあられもない姿を見られる恥かしさに涙が溢れた。
恵子と美香を先頭に、40人もの生徒たちが保健室に入り、美雪の周りを取り囲むように保健室内を埋め尽くした。
「かわいい!」
「こんなステキなお嬢様おれば。学園生活はもう最高!」
口々に美雪をたたえる生徒達の真ん中で、全裸の美雪はきつく目を閉じ顔を背けながら、恥かしさに小さく震えていた。
寺沢先生が、群がる生徒たちの間をぬって美雪の脇に立った。
「みなさん、静かに。紹介するわ。この子が今度あなたがたのクラスのお嬢様になる、転入生の新井美雪よ。見た目は恥かしがり屋だけど、本当はとってもエッチなのよ。今だって身体検査の途中だっていうのに、ここをこんなにしちゃってるの」
先生は美雪の大きく開かれた花園へと手を伸ばし、花びらの間を探った。
「いやぁっ!」
大勢の目の前でそこに触れられた驚きと恥かしさに思わず上げた美雪の悲鳴を無視し、先生はその部分から滴る蜜を掬い取り、生徒たちみんなの前で糸を引くねばりを見せつけた。
「やだぁ。この子ったら、とってもエッチ。先生の言ったとおりだわ」
「ほんとね。可愛がりがいがあるわ。明日からの学園がとっても楽しみ」
生徒たちの間から感嘆の声が次々に上がる。
その言葉の一つ一つが、美雪にとってたまらなく恥かしかった。
そんな生徒たちを見ながら、寺沢先生は顔に名案の色を浮かべた。
「みんな、美雪ちゃんを早く可愛がってあげたいと思うかしら?」
「思うわ」
先生の問いかけに、クラスメートたちが答えた。
みんな、目の前にハリツケになった可愛らしい獲物を存分に弄ぶのを心待ちにしているのだ。
「それじゃ、今日の新井さんの最後の身体検査をみんなに手伝ってもらおうかしら」
先生の言葉に、生徒たちが歓声を上げた。
「うわあ、ホント?」
「嬉しい!」
「先生、どうすればいいんですか?」
「みんなに美雪ちゃんの身体をくすぐって欲しいの」
生徒たちが再び歓声を上げる
「うわあ、面白そう!」
「やるやる。あたしにやらせて!」
口々に歓喜の声を上げながら、全裸の美雪に手を伸ばし、敏感な柔肌に触れた。
「いやぁ、お願い、やめて、くすぐったい! きゃはははははぁ……」
周りから伸びてくる何十本もの手で腋の下や脇腹、お腹のあたりをくすぐられるたまらないくすぐったさに、美雪は笑い身悶える。
さきほどまで美雪足の間に置かれていたバケツはカーテンの引かれた窓際に寄せられ、美雪の大きく開かれた足の間にも生徒たちが密集し、美雪の太腿や脹脛、足の裏などをくすぐっていた。
「ああ、ずるい。あたしにもくすぐらせてよ」
美雪に群がる生徒たちの外側にいた生徒たちは、目の前の生徒たちが美雪の周りを隙間なく取り囲み、自分たちがそこに入り込む事ができないのを見て不満をもらしていた。
そんな彼女たちに、先生が声をかけた。
「安心しなさい。後であなたたちにも、存分に楽しんでもらうから。その前に、あなたたちには教室に戻って、アレを取ってきて欲しいの。後で順番が回ってきた時に、きっと役に立つわ」
「わかりました。アレですね」
くすぐりの円陣の外側に立っていた20名ほどの生徒たちは、期待に目を輝かせながら保健室を足早に出ていった。
その時、美雪を囲んでいた円陣の中で誰かが叫んだ。
「うわ、この子、もう溢れさせてるわ。滴が落ちちゃいそう」
一人の生徒が、美雪の恥かしい所から蜜が滴り、大きな滴が今にも花びらから離れようとしているのを指差していた。
「あ、それ、私に任せて!」
別な一人が素早く動いた。
美香だった。
美雪の足の間のちょうど真ん中に陣取っていた美香がしゃがむと、目の前に美雪のしとどに濡れた花園があった。
唇を近づけ舌を伸ばし、今にも落下しようとしていた滴を舐め取る。
「きゃはは……あ、ああはぁん!」
身体をくすぐられ悶え続けていた美雪の笑い声に甘い悲鳴が混ざった。
敏感な花びらにざらざらとした柔らかい美香の舌が触れ、撫で上げる度に、甘い痺れが恥かしい中心から広がり、美雪の腰から爪先までをも支配する。
美香は舌で花びらの蜜を舐め取るばかりでは飽き足らず、上の方で固く尖っているメシベを舌先でチロチロとくすぐり、唇に含んできつく吸い上げたり転がしたりする。
その度に美雪の腰が激しい快感の波に揺れ、甘い悲鳴が笑い声に混じり、保健室に響く。
「きゃは……くふぅ……んんぁあああっ、あはぁん、きゃははははは……」
「美雪ちゃんったら、ぐっしょり濡れたはしたない所をナメナメされて、とっても嬉しそう。美香もやるわね。とっても上手よ。それじゃ、私はこっちをしてあげる」
今まで美雪の腋の下をくすぐっていた恵子が、その手を豊かな乳房の上に滑らせた。
指の間で固い蕾を転がすようにしながら、掌や他の指で柔らかい膨らみを軽く撫でるように刺激する。
「あ、あははぁっ、くふぅっ、いやああああぁん、あはあぁん、やめてぇ!」
女子生徒たちの何十本もの手で全身をくすぐられながら、女の子の胸と足の付け根の敏感な所を責められてはたまらない。
激しい快感おきの狂うようなくすぐったさの嵐に、美雪は身を震わせながら耐えていた。

さきほど保健室を出て行った生徒たちが戻ってきた。
「先生、例の物、持ってきました」
彼女たちの手には、習字用とおぼしき太い筆が握られていた。
「さあ、みんな交代よ」
先生が美雪の周りに群がる生徒たちに声をかけた。
「なんだぁ、もう終わり? つまんないの」
生徒たちが名残惜しそうに呟きながら、美雪から離れた。
しかし、一人だけ美雪から少しも離れようとしない生徒がいた。
美香だった。
彼女は新たに筆を持った生徒たちが美雪の周りを取り囲んでも、自分には関係ないとでも言うように、美雪の敏感な花園を一心不乱に舐め続け、高く甘い悲鳴を上げさせていた。
「神崎さん、交代よ」
先生が美香の後ろ立ち、耳元で声をかけた。
「分かってるわ。でも、今やめたら美雪ちゃんのここから溢れて、床が汚れちゃうわ」
美香は、すでに先ほどのエッチ度検査でベトベトになったままの床の上で説得力に欠ける理由をつけながら、美雪のその部分の蠢きと蜜の味、そして絶え間なく響く甘い悲鳴を楽しんでいた。
突然、美香は頬を撫でる柔らかい毛の感触をじた。
そのくすぐったさに思わず作業を中断し、振り向いた。
寺沢先生が、先ほど美雪の内側を吸い尽くした白い毛むくじゃらなウナギのようなブラシを持って立っていた。
壁のバルブを開くと、シューッという音と共に毛がうねり始めた。
「そんなに心配しなくても大丈夫。溢れる前にこれで吸い取ればいいわ」
先生が美香の前でウナギの毛を掌に吸い付けて見せる。
「そ……そうね。分かりました」
美香は嫉妬の目をブラシに向けながら美雪から離れ、入れ替わりに先生が美雪の足の間に入った。
そして、ブラシの先を美雪の濡れそぼった花園に差し入れ、ゆっくりと進めていった。
「いやぁ! だめぇ、あはぁん、きゃははははぁ!」
美雪は再び敏感な内側をh下しくくすぐる無数の毛先にチュルチュルと蜜を吸い取られる感覚に、甘い悲鳴を上げた。
内側だけではない。
新たに美雪を取り囲んだ女子生徒たちの手に操られた筆の毛先が、すでに美雪の身体のあらゆる部分をサワサワと這い回っていた。
筆は少しずつその動く範囲を広げ、首筋や方、腕、腋の下、脇腹、お腹、へその周り、太腿、脹脛、足の裏と足の甲、そして胸の二つの膨らみとその先の敏感な蕾、そして、ブラシを差し込まれた花の上の方で固く尖り震えている敏感なメシベにまで、柔らかい筆の毛先が襲いかかり、妖しい刺激を送り込む。
筆を持っていない方の手も遊んでいるわけではなく、指先で美雪の体中をくすぐり続けている。
「きゃははは、もうだめぇ、あはぁん、もうやめて、きゃははは……」
甘い吐息と悲鳴の混ざった甲高い笑い声が保健室に絶え間なく響き続ける。
「この子ったら、とてもエッチ。くすぐられて感じちゃってるわ。ここもとっても固くなってる」
美雪のメシベを筆でくすぐっていた一人の生徒がそこの恥かしい状態を語る。
その言葉に美雪はたまらない恥かしさを感じながら、衰える事を知らないくすぐりの嵐に笑い悶え続けた。
「そういえば、こんな所なんかどうかしら」
彼女はメシベの下の花びらをもう片方の手の指で広げ、その間に筆の穂先を滑らせた。
そこに息づく女の子の秘めやかで恥かしい敏感な出口に、毛先が触れた。
「いやぁっ!」
たまらないむず痒さがその部分を襲う。
先ほどそこから熱く恥かしい水を吹き出してから数時間が経過し、その出口に通じる身体の内側には再び美雪の身体の全てを知り尽くした女の子の恥かしい水が、その特権を存分に堪能するチャンスを静かに伺っていたのだ。
そんな時に敏感な出口を刺激されてはたまらない。
メシベとその部分を何度も往復する筆に、新たな筆が近づき、やがてその筆はメシベを、そして元の筆は出口を集中的に弄ぶようになった。
美雪の中の意地悪な水が筆の刺激に目覚め、外への扉を護る失神寸前の女の子を弄び始めている。
女の子の部分を弄ばれながら全身をくすぐられる耐え難い刺激の嵐に、ついに美雪は限界を迎えた。
「い、いやぁっ、! もうだめぇ、あはぁ、あああああぁぁぁっ!」
ひときわ甲高い悲鳴が響いた瞬間、筆でくすぐられていた花びらの間の部分から透明な熱い水が迸り、穂先でその出口を悪戯していた女子生徒の制服に勢い良く当たった。
「やだぁ!」
「この子、もらしたぁ!」
「早苗ちゃん、かわいそう……」
次々に上がる女子生徒たちの叫び声をどこか遠くの方で聞きながら、美雪はガクガクと身を震わせた後、ぐったりと全身から力が抜け、息を弾ませたまま動かなくなった。
生徒たちの手と筆の動きが止まった。
「あらあら、美雪ちゃんったら、もう気絶しちゃったのね。おまけにおもらしまでしちゃうなんて」
先生は美雪の恥かしい所を覗き込んだ後、美雪の直撃を受けた小柄な女子生徒の方に顔を向けた。
「葉月さん、大丈夫?」
「大丈夫です。あたし、お嬢様の秘密を間近で見ることができて、とっても嬉しい」
彼女は濡れた服に手を当て、可愛らしい顔に明るい笑みを輝かせた。
「でも、その服は取り替えなければいけないわね」
「先生、葉月さんの着替えを貸して頂けませんか? 私が葉月さんを着替えさせますから」
美香が明るい声で買って出た。
「そう。それじゃ、お願いするわ」
先生は壁の戸棚から着替えを取ってきて、美香に渡した。
「それじゃ、後の事は先生と中野さんでやるから、みんなはもう帰りなさい。あなたたちのおけげでこの子に対するお嬢様としての厳しい教育の必要性を示す、素晴らしい検査結果が得られたわ」
先生は記録簿にくすぐり検査の結果を記入しながら、生徒たちを廊下へ送り出した。
再び先生が扉をロックした時、眠り続ける美雪の激しく弾む息の響きの中で、寺沢先生と恵子が目を合わせ、悪戯っぽい笑みを浮かべていた。


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