お嬢様学園生活 |
女子寮の寮長に聞いた番号の部屋のドアの脇には、美雪の名前と並んで、「中野恵子」という名前が書かれていた。 そして、美雪の名前の下には、白百合の造花が飾られている。 恵子の名前の下には何も飾られていない。 やはり、美雪はこの学園ではお嬢様なのだ。 そして、そのお嬢様という身分は、この学園では特別なものなのだ。 「こんにちわぁ、新井です」 美雪は勇気を出して、部屋をノックした。 ドアはすぐに開き、白百合女子学園の制服を身に付けた小柄な女子生徒が現れた。 「はじめまして。今度2年になる、新井美雪さんね。私は中野恵子。今度3年になるの。どうぞよろしく」 そう言って、恵子は明るく微笑んで見せた。 美雪は、その微笑みに思わず一瞬引き込まれそうになる自分を感じた。 「こ、こちらこそ、よろしくお願いします」 我に返り、慌ててぺこんと頭を下げる。 恥ずかしそうに頬を赤らめている美雪の様子を、恵子は頭の上から足の爪先まで、まじまじと見つめた。 「美雪ちゃん、あなたのスカート、とっても短いのね。こうすると見えちゃうわよ」 しゃがんで美雪の恥ずかしそうな顔を見上げながら、からかうように言った。 「い、いやあっ」 美雪はあわててスカートの裾を掴んで下の方に引っ張り、見えている部分を隠した。 美雪も白百合女子学園の制服を着ていたが、恵子の制服とはスカートの長さが全く違っていた。 恵子のスカートが膝上までの長さがあるのに対し、美雪の身につけているスカートは、太腿の付け根がようやく隠れる程度の超ミニサイズなのだ。 「ふふっ、お嬢様の証ね。そのミニスカートと上手にお付き合いする事も、お嬢様のたしなみなのよ」 「は、はい、中野先輩」 美雪の声に緊張が混じる。 もじもじとしている美雪の耳元で、美雪は囁いた。 「だめよ。中野先輩じゃなく、名前で呼んで。恵子って」 「そ……そんな……」 美雪の胸は激しく高鳴っている。 ドキドキする音が自分の耳にはっきりと聞こえ、もしかしたら恵子先輩にも聞こえてしまうのではないかと思うほどだ。 「ふふっ、とっても緊張してるみたいね。ま、いいわ。とにかく、中に入って」 「は、はい」 美雪は恵子に促され、部屋に入った。 部屋には、机と本棚が二つずつ用意されており、そのうちの一つを恵子が使っていた。 しかし、きれいに整えられたベッドは一つしかない。 それはダブルベッドだった。 ――もしかして、あたし、先輩と同じベッドで一緒に寝る事になるのかしら。 目を丸くした美雪をそのベッドに座らせた恵子は、入れたての紅茶を勧めた。 「あ、ありがとうございます」 美雪はその紅茶をゆっくりと飲み干した。 「どう? おいしいでしょ」 「ええ、とってもおいしかったです」 恵子はティーカップを片づけると、美雪の脇に並んで腰掛けた。 「ところで、美雪ちゃんは、どうしてこの学校に来る事になったのかしら」 「そ……それは……」 一番聞かれたくなかった事を聞かれて、口ごもってしまう美雪。 しかし、黙っているという事は、聞かないで下さいと言っているようなものだった。 「ふふっ、聞かれたくなかったのね」 「は、はい。すみません」 「いいのよ。ま、今は話せなくても、そのうち話してくれるわ」 「え?」 恵子の最後の言葉が美雪には少しだけ引っかかった。 話さないと後でひどい目に会うようなニュアンスが感じられたのだ。 その時、美雪は自分の身体の異変に気づいた。 「あ……んぁ……」 美雪の口から漏れたかすかな悲鳴を、恵子は聞き逃さなかった。 「ふふっ、美雪ちゃん、どうしたのかしら?」 問い掛ける恵子の顔には、微笑が浮かんでいる。 その微笑は、さきほどまでの明るい表情ではなく、どこか謎めいた妖しい微笑であった。 「あの……な、何でもありません」 そう答えた美雪であったが、もちろん何でもないわけではない。 なんだか身体全体が熱く火照っている。 そして、太腿の付け根のとっても恥ずかしいあたりが、ムズムズと疼くのだ。 しかも、その疼きは少しずつ強くなっていく。 今にも自分の手をその場に持っていき、疼いている部分を静めたかった。 ――だめっ、転入早々こんな美人の先輩の前で、そんな事できないわ。 美雪は心の中で必死に自分を叱る。 だが、その恥ずかしい疼きはもう我慢できないほどに高まっていた。 ぴったりと閉じあわせた太腿を、もじもじと上下させてしまう。 その動きに恥ずかしい部分が刺激され、美雪を桃色の渦に引き込んでいく。 太腿の恥ずかしい動きが無意識のうちに激しくなってしまう。 パンティの中の恥ずかしい辺りがぐっしょりと濡れているのをどうする事もできない。 ――ああ、このままじゃ、スカートまで濡れちゃう。もしかしたら、ベッドまで濡らしちゃうかもしれないわ。どうしよう……。 そう思いながら、なおも激しくもじもじと太腿を擦りあわせる美雪の様子を、恵子は妖しい微笑を浮かべたまま観察し続けていた。 美雪の可愛らしい顔が、恥ずかしさで紅潮している。 その時、恵子は素早く美雪の後ろに回り、美雪の腕の下から両手を前に伸ばし、その手で美雪の乳房を掴んだ。 「あっ、いやっ……」 思わず美雪の口から拒絶の声が漏れた。 掴まれた乳房から、ズキンとした快感が生まれ、全身を走る。 「せ、先輩、何するんですか……お願いです……やめて下さい……ああっ……あふぅっ……」 恵子に乳房をもまれる度に、甘い吐息が漏れてしまう。 「ふふっ、本当にやめてほしいのかしら。それじゃ、これは何かしら?」 そう言って、恵子は美雪の胸元まで開いた襟から制服の内側のブラの中に手を差し入れた。 やわらかな乳房の中心の敏感な蕾を指で転がしてみる。 「ああっ……」 美雪はその部分に生まれた新たな感覚に悲鳴を上げた。 「ほら、ここ、こんなに固くしちゃって、身体は正直ね。これでもやめてほしい?」 そう言いながら、乳首を何度も執拗に転がす。 その妖しい感覚に夢中になっている美雪の制服を、恵子はもう片方の手で巧みに脱がせていく。 いつの間にか、美雪は制服とブラウス、そしてミニスカートも脱がされ、ブラジャーまで剥ぎ取られていた。 飾り気のない真っ白なパンティ以外何も身に着けていない、まぶしい姿になった美雪の乳房を恵子の手が弄ぶ。 「美雪ちゃん、とってもかわいい」 両方の乳房をもみしだき、時々可愛らしい蕾を指で転がしながら、恵子が美雪の耳元で囁いている。 「あ……ん……いやっ……いい……あはぁ……」 美雪の口から、甘いあえぎ声が漏れていた。揉まれている乳房から甘い疼きが生まれ、全身に広がっていく。 時々恵子の指が美雪の乳首を挟み、震わせるように引っ張る度に、甘い疼きがより一層強くなる。 「乳首がさっきよりももっともっと固くなってるわよ。美雪ちゃんって、とってもエッチなのね」 「そ、そんな事ありません」 「でも、身体はそうは言ってないわ。ほら、ちょっとさわってるだけなのに、どんどん固くなってくわ。美雪ちゃん、ホントは私の事、好きなんでしょ」 「そ、そんなあ」 美雪は図星を言われて、顔を赤らめた。 「本当の事言ってくれたら、もっとステキな事してあげるわ。どう?」 「は、はい。好きです」 美雪はつぶやくように言うと、真っ赤な顔をそむけた。 「ふふっ、美雪ちゃんって、とっても悪い子ね。でも、この学校では、お嬢様はとっても潔癖でなければならないの。だから、良い子になるための訓練が必要ね」 恵子の手が乳房から離れ、脇の下や腹をまさぐりながら下へ下へと降りていき、腰からパンティの底へと達した。 布の二重になった部分をしなやかな指がそろりと撫でる。 「ひ、い、いやあ」 恵子の指のうごめきは、ツルリとした生地を通して甘い刺激となり、美雪の恥ずかしい部分を熱く妖しく攻め嬲る。 「ああ、美雪ちゃんのここ、もうぐっしょり」 薄い生地をしっとりと湿らせている割れ目を中指で何度も執拗になぞる。 他の指で周りをくすぐるように刺激するのも忘れない。 自分でするのとは全く違う、猛烈な刺激だった。 割れ目を指が行き来する度に、新たな蜜が割れ目から湧きだしてパンティを濡らし、しみが広がっていく。 「あ……お願い……もう……やめて……」 あまりの快感に、もう立っていられない。 床にくずれようとする美雪を恵子が抱きかかえた。 「だめよ。言ったでしょ? 潔癖な身体を作るための訓練なのよ。ここが完全に乾くまで続けてあげる」 「そ、そんな……ああっ、そこは……ああっ」 美雪の身体がビクッと震えた。美雪の指が最も敏感なメシベをなぞったのだ。 「ここもこんなに固くしちゃって、とってもいけないコ……」 恵子は割れ目と敏感なメシベに指の動きを集中する。 同時に美雪の胸の蕾を口に含んだ。 舌と唇で丹念に転がす。 「あ、い、いやあ、は、ああん……」 恵子の指と舌と唇が動く度に、美雪の身体に電流のような物が走り、喉から甘い悲鳴がこぼれる。女の弱点を知り尽くした恵子の動きに、美雪の身体は完全に操られていた。 恵子は乳首から唇を離し、股間のメシベを撫でながら美雪の耳元でささやく。 「ここ、とっても敏感なのね。もうこんなに濡らしちゃって……」 言いながら、美雪のパンティの中に指を差し入れ、溢れていた蜜を指ですくいとり、太股になすりつける。 「あ、いやっ」 淫らな蜜の恥ずかしさに、美雪は固く目を閉じ、赤らめた顔を背ける。 「こんなんじゃ、この学校では生きていけないわ。たっぷりと特訓してあげる」 恵子は美雪のパンティの縁を指で中央によせ、快感に震え蜜を湧きだす割れ目に完全に食い込ませた。さらにしなやかな指を駆使してその部分を刺激する。 「あ、あーーー!」 美雪が耐えきれずに腰を動かす度に、食い込んだパンティが固く膨らみきった敏感な女芯を揉むように刺激する。 喉から悲鳴があがり、身体が大きく震える。 するとさらに強い刺激が女芯に加えられる。 「あ、ああっ、あたし、もうおかしくなっちゃう!」 美雪の蜜がパンティを濡らしきり、足をつたって膝のあたりまで達していた。 それでも恵子は容赦なく刺激を続ける。 「今度はこの中を調べてあげる」 恵子は割れ目に食い込んだパンティの脇から美雪の中に指をもぐり込ませた。 「あ、だめえ、そこ、だめえ、ああん……」 美雪の喉から甘い悲鳴が迸る。 恵子の指が何かを探し求めるように周囲をまさぐりながら、ゆっくりと奥へ進んでいく。身体の中心をくすぐられるような感覚に、美雪は必死に耐えていた。 「ふふっ、ここもとってもいやらしいわ。ぬるぬるして、ピクピクうごめいちゃって、あたしの指をどんどん締め付けてくる」 恵子の指は明らかに何かを探し求めていた。 それが何であるかが美雪にも分かっていた。 そこを恵子の指が探し当てるのは時間の問題だった。 ――でも、その時、その瞬間さえ耐えることができれば、恵子先輩の指はそこからすぐに離れて別な場所を探索しはじめるわ。美雪、しっかり我慢するの。ほんの数秒の辛抱だわ……。 美雪はその部分に触れられた時の自分の身体の反応に脅えながらも、必死に自分にそう言い聞かせていた。 やがて、恵子の指がそこに触れた瞬間、猛烈な快感の波が全身を突き抜けた。 「ううっ」 痺れるような感覚に、美雪は必死に耐えた。 しかし声を漏らし身体を震わせたのを見てとった恵子の指は、お宝を掘り当てたかのように、そこを執拗に刺激する。 触れられる度に、耐え難い性感は数倍に増幅されていく。 美雪の忍耐は、ほんの数秒で限界に達した。 「ああっ、そこ、ああん、感じちゃうううン……!」 あまりの快感に思わず悲鳴を上げてしまった。 「ふふっ、あなた、こんな敏感なGスポットを持ってるのね。かわいそうに。ここも特訓する必要があるわ」 恵子はピッチを早め、その部分へのタッチを何度も繰り返した。 「あっ、……アッ……アッ……アッ……はあーっ……」 灼熱の塊が恵子の指に反応して熱を増し、下腹部を熱く溶かしていく。 その部分を中心に全身が熱くなり、思わず腰が激しく動いてしまう。 外ではパンティの生地が敏感な芽を揉み続けている。 内側と外側の女の弱点を同時に攻められてはたまらない。 「あ……ひい……いやあん……ああ……もうだめ、どうかなっちゃう! あたし……イッちゃう! ああん……、イク……イクイクイク……あ……もう……ああっ……!」 大きな快感の波が内側と外側の両方から起こり、美雪の意識を頂点へと突き上げた。 眉を寄せ、全身をがくがくと震わせ、暫くしてぐったりと動かなくなった。 「ふふっ、こんな事でまいっちゃうなんて。これからがとっても楽しみ」 恵子は失神した美雪の耳元で言葉を続けた。 「美雪ちゃん、こんなに感じちゃって、はずかしい? でも、こんなのは序の口よ。敏感な美雪ちゃんには、今日一日、この学校で生活するための訓練をたっぷりとさせてあげる。でも、学校生活では、もっともっといろんな屈辱が待ってるわ」 |
1-1 | 戻る | 1-3 |