ミニメロン作品

レズ汁 〜ミダラーナ帝国の淫謀〜

6
「ひいっ、なっ、何?」
 周りの気配の変化に気づいたセシルが目を開いたちょうどその時、彼女たちの周りを取り囲んだいくつもの手が彼女たちの一糸まとわぬ裸体の柔肌に指を這い回らせ始めた。
「きゃはははは、くすぐったーい!」
「いやぁっ、そんな所くすぐっちゃだめぇっ!」
「もうやめて、やめなさい、きゃははははは!」
 セシル、シルキー、シルヴィアの三人はたまらず甲高い笑い声を上げた。
 空中を自在に飛び回る手の指先が、腋の下や脇腹、腰、お腹、太腿など、あらゆるくすぐったい部分を激しくくすぐり続ける。
「やめて、やめてぇっ! きゃはははははははは!」
 三人は大声で笑いながら、周りの人工の手の動きを止めるよう声を揃えて懇願した。
「だめよ。これは治療の一環なのだから」
 女医が三人の願いを却下した時、三人の身体をはい回っている人工の手の中の三つが彼女たちの太腿の付け根に取りつき、まさぐるような動きを見せた。
 それらの手の指の間から女の淫らな恥ずかしい証しが滴るのを、女医は見逃さなかった。
「それに、あなたたちのここ、さっきよりすごく濡れてるわ。本当は気持ちよくてもっと続けて欲しいのではないかしら?」
「そっ、そんな事ありませんっ! きゃはははは!」
 ケッペキーナの女が女の淫らな欲の証しを滴らせるなど、あってはならない事なのだ。
 シルキーは女医の言葉を慌てて否定したが、その声はすぐに再び激しい笑い声へと変わった。
「それは残念ね。もしあなたたち全員が望むのなら、この奥を徹底的にかき回してあげるのだけれど」
「そっ、そんなぁっ、きゃはははは!」
 女医の発言に、セシルが悩ましい声を上げた。
 媚薬の効果によりしとどに濡れそぼっていたセシルの女の部分は今もなお内側をヒクヒクと蠢かせ続け、淫らな刺激を求めて淫らな証を溢れさせ続けている。
 その動きは、彼女の太腿やお尻やお腹の柔肌を這い回る手の指が太腿の付け根に近づく度に激しくなる。
 それもまたケッペキーナの女としてあるまじき恥ずかしい事ではあるが、自分ではどうする事もできない。
 セシルだけではない。
 シルヴィアとシルキーもまた、女の部分の内側を激しく蠢かせ、そこからケッペキーナの女としてあるまじき証しを溢れさせ続けるのをやめる事ができずにいた。
「あなたたちはここを自分で悪戯した事もないのでしょ。ならばあらゆるテクニックを知りつくしたこれらのハンドにかかれば、あなたたちはたちまち昇天できるわ」
 女の部分に満ち溢れる淫らな女の望みに必死に抵抗するケッペキーナの三人を、女医の言葉が女の淫らな快感へと誘う。
 その誘いに乗る事は、ケッペキーナの女たちには許されていない。
「だめぇ、もうだめぇ、きゃはははは!」
 シルヴィアははただ甲高い笑い声を上げ続ける事しかできなかった。
「その時にはくすぐりの刺激も大いなる快感へと変化するの。さあ、あなたたち全員で言いなさい。グチョグチョになっているいやらしい穴の奥を徹底的にかき回して下さいって」
「そんな恥ずかしい事、誰が言うもんですか、きゃははははは!」
 シルヴィアは甲高い笑い声を上げながらも、女医からの、彼女の国の基準で言う所の悪の誘いを必死に断った。
「ならば一日中そうやって笑い続けていればいいわ」
 女医のその言葉と同時に、三人の身体を這い回る手の動きがなお一層激しさを増した。
「そんなぁ、きゃははははは!」
 同時にシルキーの笑い声もまた激しさを増す。他の二人も更に激しく甲高い悲鳴と笑い声を上げ続けた。
 検査室に響き続ける甲高い悲鳴と笑い声に、女医の声が重なった。
「このハンドたちは、くすぐりに関してもあらゆるテクニックと女体の弱点を知りつくしているの。その膨大なデータを駆使したくすぐりに、いつまで耐えられるかしら」
「もうだめ、もうだめぇっ、もうやめてぇ! きゃはははははは!」
「ならば言いなさい。グチョグチョになっているいやらしい穴の奥を徹底的にかき回して下さいって」
 女の恥ずかしい部分から溢れる女の淫らな望みの切なさと、いくつもの人工の手により全身から絶え間なく送り込まれる偏執的な刺激の激しい津波により、ケッペキーナの三人の理性が砕け散った。
「きゃははは、私の、きゃははは、グチョグチョになっている、きゃははは、いやらしい穴の奥を、あはははっ、徹底的にかき回して下さいぃっ! きゃはははは!」
「きゃははは、私の、きゃははは、グチョグチョになっている、きゃははは、いやらしい穴の奥を、あはははっ、徹底的にかき回して下さいぃっ! きゃはははは!」
「きゃははは、私の、きゃははは、グチョグチョになっている、きゃははは、いやらしい穴の奥を、あはははっ、徹底的にかき回して下さいぃっ! きゃはははは!」
 セシル、シルキー、シルヴィアの三人は、ケッペキーナの女が口に出す事すら許されない淫らな言葉をついに叫んでしまっていた。
「いいわ。望みどおり徹底的にかき回してあげる」
 女医が満面の笑みを浮かべながらそう言った時、ケッペキーナの三人の秘めやかな出口から一旦は引き抜かれていた極細のブラシが人工の手により再びその部分に差し込まれた。
 ブラシが前後に動かされる度に、ブラシを覆う細かな毛が狭く敏感な壁に無数の偏執的な刺激を与える。
 同時に三人の女の部分をまさぐっていた手の指が彼女たちの敏感なメシベを巧みに指で転がし、別な手の指が女の花園に奥深く差し入れられ、女の淫らな証しに満たされた内側を激しくかき回す。
 それらの動きの一つ一つによって幾つもの凄まじく淫らな女の快感の稲妻が生み出され、彼女たちの全身を何度も貫く。
「ああっ、そこ、すごい!」
「いやぁっ、そこ、すごくいいの!」
「だめぇ、そんな所、そんなふうにされたら、あっ、ああああぁっ」
 セシル、シルヴィア、シルキーが次々と淫らな悲鳴を検査室に響かせた。
 全身から送り込まれる変質的な刺激と女の花園から送り込まれる快感の嵐は、やがて巨大な津波となって彼女たちを天の高みへと打ち上げた。
「もうだめ、もうだめぇっ、ああああぁぁぁぁっ!」
 彼女たちの身体を桃色の稲妻が貫いた。甲高い淫らな悲鳴を上げながらビクビクと全身を震わせる。
 やがて三人の身体がぐったりと動かなくなった時、彼女たちの意識と視界は濃い桃色の霧に包まれていた。

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