ミニメロン作品

レズ汁 〜ミダラーナ帝国の淫謀〜

5
 シルキー、シルヴィア、セシルの三人は、その場でコンバットスーツを脱いだ。
 その間、女医とナースは三人の全身を嘗め回すように観察し続けた。
 特に、太腿の付け根の花園から噴き出した熱水と恥ずかしい証しで濡れそぼった太腿が露になった時は、女医とナースの目が淫らな好奇心に輝いていいた。
 そして、その間も助手と呼ばれていたスタッフは、近くの台に座ったまま、蠢く太い棒状の玩具で自らの淫らな部分をかき回しながら嬌声を上げ続けていた。
 三人が一糸まとわぬ生まれたままの姿になると、女医は彼女たちを目の前に整列させた。
 三人の女の部分は、彼女たちの身体が検査液の催淫効果にまだ苛まれ続けている。
 その部分の蠢きを見られるのが恥ずかしくて、彼女たちは咄嗟にその部分を手で覆い隠す。
 淫らに蠢く花びらの奥からは恥ずかしい証しがしとどに溢れ続け、太腿の内側に滴り続けている。
 それがたまらなく恥ずかしいのに、どうする事もできない。
 だが、彼女たちの身体を濡らしているのは、淫らな証しだけではない。
 彼女たちの全身を知り尽くした恥ずかしい「汗」が彼女たちの全身を濡らしているために、彼女たちの花園からあふれ出た淫らな証しは他人から見てそれほど目立つものにはなっていなかった。
 本当は指でその部分を思い切りかき回し、雌の淫らな欲望を鎮めたいのだが、ケッペキーナの女にとって、そのような事は許される事ではない。
 手でその部分を覆いながらも、その部分に触れる事のできない切なさを、彼女たちは必死に堪えた。
「準備ができたようね。それじゃ、始めてちょうだい」
「了解ですわ。検査プログラムスタート!」
 ナースは女医の言葉に従い、目の前の空間に浮かび上がった操作パネルを操作した。
 すると、助手の座っていた箱の側面が開き、中から白い人の手の形をした飛行物体がいくつも飛び出した。
 次の瞬間、シルキーが悲鳴を上げた。
「いやぁっ! ちょっと、何なのこれは」
 シルキー、シルヴィア、セシルの三人は、白い手に手首足首を掴まれ、空中に持ち上げられながら、手足をX字に広げさせられた。
「ちょっと、この変な手は一体何ですのっ?」
「そうね、強いて言えば、検査台って所かしら」
 ナースがシルヴィアの抗議に答える。
 彼女のそばには、極細の棒を指に摘まんだ白い手が3つ漂っていた。
「それでは、まずはこの極細ブラシを使った尿道検査からですわね」
 ナースが「ブラシ」と呼んだとおり、それらの棒に細かい無数の毛が生えている。
 これで女の花園の奥の細道を責められて淫らな悲鳴を上げない女はケッペキーナにはいない。小さな器具ではあるが、効果は絶大なのだ。
 そのような器具に、ケッペキーナの女たちにどのような反応を示すのか、ナースは楽しみで仕方がなかった。
 ブラシを持った手がシルキー、シルヴィア、セシルの太股の付け根に近づき、別の手の指によって大きくくつろげられた女の花びらの内側の、メシベのすぐそばの辺りを、ブラシの先端が探った。
 そして、秘めやかな出口を難なく見つけ、スルリと中へ侵入した。
「ひいっ!」
「いやぁっ!」
「んあぁっ!」
 シルヴィア、シルキー、セシルの三人は、目を見開き、甲高い悲鳴を上げた。
 女の奥の細道の敏感な壁を無数の毛で撫でられる変質的な感覚に、三人の身体はガクガクと痙攣する。
 そして身体が動く度に細道の壁が毛に強く押し付けられる事となり、なおも激しい刺激が彼女たちの理性を狂わせる。
 その変質的な刺激に今にも壊れてしまいそうな理性の中で、三人はナースの言葉を聞いていた。
「あなたがたに飲んで頂いた検査液には強力な利尿剤が含まれていましたの。それなのに汗はかいてもオシッコが出ないのは病気の可能性大っていう所ね。徹底的に検査してさしあげますわ。たっぷりと時間をかけて念入りに」
 ブラシを操る手の動きが次第に激しくなっていく。
 捩るように軸を回転させながら上下左右にかき回すように動き、前後に出し入れされる尿道ブラシ。
 それが女の花園の奥の細道から変質的な快感を彼女たちの全身に送り込み、激しく身悶えさせる。
 そして、彼女たちの花園の奥からは、淫らな証しがしとどに滴り、辺りに飛び散る。
「ああっ、そんな事されたら」
「ああっ、出る、出ちゃうぅっ!」
「いやぁぁぁぁっ!」
 三人は口々に叫んだかと思うと、やがてブラシを潜り込ませている細道から、恥ずかしい水流を迸らせた。
「ああああぁぁぁぁっ!」
 彼女たちは悲鳴を上げながら必死に水流を止めようとするが、その部分をくじり立てるブラシの動きは出口が閉じる事を許さず、水流は難なく噴出し続けた。
 先程茶室で彼女たちがその部分から放水してからさほど時間は経っていなかったが、検査液の利尿効果は今の水流がはっきりと放物線を描いて床に落ちるのが継続して見て取れるほどの量を、女の出口の内側に蓄積させていたのだ。
 先程は「汗」と言って何とかごまかしていたが、今のようにはっきりと見られては、もはやごまかしようがなかった。
「ようやくオシッコが出たみたいね」
 女医が納得したように言った。
 人前でのオシッコはケッペキーナでは犯罪であるが、ミダラーナの人間を納得させるためには必要な事なのかもしれないと、三人は思った。
「でも尿道の内側をかき回さなければ出ないなんて、やっぱり異常だわ。徹底的に検査して差し上げなさい」
「了解ですわ」
 女医の言葉でナースが操作パネルを操作すると、ブラシを持った手はさらに激しい動きでブラシを操り、三人の秘めやかな奥の細道をくじり立てた。
「そっ、そんなぁっ、もうだめ、もうだめぇ!」
 三人は甲高い悲鳴を上げながら、尿道ブラシによる変質的な刺激に身悶え続けた。
 そして、先ほど手が飛び出した台の上では、助手が歓喜の声を上げながら、携帯電話の猛々しい筐体で自らの女の部分を激しくかき回している。
「ああっ、何度受けても気が狂いそうになるあの尿道検査の変質的な快感。それを初めて体験する異国の淑女たちの淫らな悲鳴をナマで聞きながらオナニーができるなんて、あたしってすごく幸せ!」
 朦朧とする意識の中で助手の淫らな悲鳴を聞きながら、シルキー、シルヴィア、セシルの三人は、自分たちもまた淫らな悲鳴を上げながら、女の奥の細道をくじり回す極細ブラシのもたらす変質的な快感に身悶え続けた。
 やがてその凄まじい刺激は、彼女たちの奥の細道と、女の花園の奥を、再び激しく蠢かせた。
「いやああああぁぁぁぁっ!」
 彼女たちの秘めやかな出口から、彼女たちの全身を知り尽くした恥ずかしい水が再び迸った。
 水流は放物線を描いて床に落ち、水溜まりを広げていく。
 その様子を見て、徐が口を開いた。
「どうやら尿道に異常はなさそうね。となると、外国人によく見られる潔癖症の可能性が高いわね」
 女医の口にした病名について、ナースが指摘した。
「潔癖症は我が国の指定する重大な法定伝染病です」
「そうね。徹底的に治療してさしあげなさい」
「了解ですわ」
 ナースが再び操作パネルを操作すると、シルキー、シルヴィア、セシルのそばを漂っていたいくつかの手が新たに動き始めた。
 それらの手が彼女たちの太腿の付け根にたどり着くと、濡れそぼった花園の奥に、指を差し入れたのだ。
 そして、それまで指で花びらをくつろげていた別な手が、花びらの合わせ目に息づく敏感なメシベを指で転がし始めたのだ。
「女の最も敏感なオサネを悪戯されながらグチョグチョに濡れた膣の内側を尿道と同時にかき回される気分はいかがかしら?」
「いやぁぁぁぁっ!」
「ああっ、だめぇっ! あたし、おかしくなっちゃう!」
「もうだめ、もうやめてぇっ!」
 ナースの質問に、セシル、シルキー、シルヴィアはまともに答えられず、ただ甲高い悲鳴を上げるのみであった。
 奥の細道をくじり立てる極細のブラシに加えて施される、指による女の敏感な部分への悪戯が、三人の理性を更に激しく淫らに狂わせていく。
 もうやめてほしいのに、女の花園は内側の肉襞を指に絡みつかせて淫らに蠢き続けている。
 ブラシと指による淫らな悪戯により、彼女たちは再び悦楽の嵐の高みに打ち上げられようとしていた。
「いやああああぁぁぁぁっ!」
 三人の悲鳴が検査室に響いた時、ナースの目が意地悪く輝いた。
「あら、いやなの? あなたがたにはこの治療法は合わないという事かしら。残念ね」
 ナースがパネルを操作すると、それまで三人の細道を執拗にかき回していた極細のブラシが引き抜かれた。
 それと同時にメシベを悪戯していた手も彼女たちの身体から離れていく。
 それまでその部分に送り込まれていた変質的な刺激が消えると同時に、女の部分が激しく蠢き、もっと刺激が欲しくてたまらない切なさが彼女たちのその部分に生まれ、大きく膨らんでいった。
 助手とナースは、台の上で自らの女の部分を悪戯し続けている助手のそばに立った。
「それでは只今から今回の潔癖症治療に関する検討会議を始めます。最初にオナニー大好き変態ナースからのご意見を」
 ナースに意見を求められた助手は、今まさに彼女の理性を狂わせている検査液の効果について、大声で語った。
「あの検査液に含まれる媚薬の催淫効果は凄まじいわ。携帯の動きを一瞬でも止めたら気が狂ってしまいそう! 何回イッても足りないの。もっともっと激しい快感が欲しくてたまらないの! このまま気絶するまでイき続けていたくてたまらないの!」
 彼女が意見を言う間も、彼女は猛々しい携帯電話で自らの女の部分を貫き続けながら、その凄まじい振動のもたらす女の快感の凄まじさに酔いしれていた。
 彼女の言葉を遠くに聞きながら、セシル、シルキー、シルヴィアの三人は心の中で叫んでいた。
 ――あそこの中がムズムズしてたまらないわ!
 ――内側の襞が勝手にヒクヒク蠢いて、溢れ続ける恥ずかしい汁が止められない!
 ――やはりこの恥ずかしすぎる凄まじい欲望は、あの検査液のせい?
 女医たちの会話から、三人は自分たちの女の部分を苛むむず痒さと淫らな欲望が検査液のせいである事を確信した。
 だが、それが分かったところで、彼女たちが自分たちの女の部分をもう一度悪戯してほしいなどという淫らな希望を口にだして言うことが許されるわけではない。
 どんな時でも淫らな欲望など抱かず、身も心も潔癖である事。それがケッペキーナ帝国の女たちの務めなのだ。
 だが、今彼女たちがいる場所は、ケッペキーナ帝国ではない。
 ミダラーナ帝国は、女の淫らな欲望に従わない女は、病人として治療を受けなければならないのだ。
 助手の叫びを聞いて、女医は結論を口にした。
「これほどの効き目にもかかわらず、女の中心への刺激を拒むとは、かなりの重症ね。もはや治療の手段としては、あの方法しかないわね」
 その時、上ずった悲鳴が女医の耳に届いた。
「ああっ、もうだめぇっ!」
 女医はその悲鳴がセシルのものである事を見て取ると、彼女のそばに歩み寄った。
「何がだめなのかしら?」
 シルキーにそう質問した女医の言葉を聞きつけたシルキーが、思わず声を上げた
「セシル!」
 シルキーの、釘を刺すようなその声に、セシルは正気を取り戻したように叫んだ。
「なっ、何でもありませんっ!」
 その言葉が女医の質問に対する返答であると見たナースは、声高らかに宣言した。
「それでは会議での決定どおり、あの方法での治療を開始しますわ」
 ナースがパネルを操作すると、先程よりも更に数を増やした手が、三人の周りを取り囲んだ。

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