クスグリトラレ |
「お、お願い……、あ、芦浦……、お風呂、いかせて……」 動画の日付は土曜日になっている。 疲弊した星野さんの顔はやつれて見えた。 芦浦が、星野さんの口へ、ペットボトルに入った黄色い液体を流し込む。栄養ドリンクかなにかだろう。 ちゃんと口にくわえさせない上に、角度が急なので、だぱだぱと口元からこぼれる。見た所900mlペットボトルだ。 「げほっ、げほぉぉ……お願い、もっと丁寧に……」 「うるせーな! 水分補給させてもらえるだけでも、ありがたいと思え」 芦浦は、空になったペットボトルを放り捨てると、彼女の足下にしゃがみこんだ。 星野さんは、両足ともすでにソックスを脱がされており、素足だった。 「やっ……お願いっ! ちょっと、ちょっとだけでいいから! これ、外して……、逃げないから」 星野さんは必死に訴える。 芦浦はその様子を見てにやりと笑う。 「じゃあ『くすぐり気持ち良い』って100回言えたら、休憩させてやるよ」 「く、くすぐり気持ち良いくすぐり気持ち良いくすぐり――」 「馬鹿かお前。くすぐられながら決まってんだろうが」 芦浦は、彼女の両足の指の付け根の下――芦浦が「肺臓」だと言っていた部位――をカリカリ10本の指でくすぐり始めた。 「きひゃっひひひひひひひひひ!!? いひぃぃいくしぃぃいひひひ、いきなり強いぃい゛い゛ひひひひひひ〜〜!!」 星野さんの足の指が閉じたり開いたりしてよじれた。 「さあ、言え」 「くすぐりきもひぃぃひひひひひひひ!!! くしゅううひひっひ、ぐりきもぃいひひひっっひっひっひっひひっひ!!! くしゅぐりぎもひぃ〜〜〜っひっひっひっひっひ!!!」
星野さんは必死に歯を食いしばって叫ぶ。 「そんな゛あぁ゛がはひひひひひひっ!!?」
星野さんは、絶望した表情を浮かべる。 「く、ぎぃぃいぃっひっひっひっひ、くすぐりっ……ぐぎぎぎぎぎひひひひひ、きもちいいっ!!! ぶふひひゃははははははは!!!」
鼻水を噴き出しながら言い切った。 「ぐふぅぅい゛ひひっひいひっひ、くしゅ、くしゅうぎぃぃぃ、きもちいぃ゛ぃいっひっひっひっひっひっひ!!!」 「ノーカン」 「くすっ、ぐぎぃぃいっぃっひっひっひっひっひ、くすぐりぃいっひっひっひっひっひ、きもひぃぃぃいいいい゛ぃ゛〜〜〜!!!」 「ノーカン」
あまりに厳しい芦浦のジャッジ。星野さんは泣きながら「くすぐり気持ち良い」を叫び続けた。 「くひひひひひ、……く、くしゅぐりゅっ……あはははは!? おね、あひうらっ、休憩させてっ……ぎぃぃぃっっひひひっひっひっひっひ!!!」
膝をがくがくと揺らし、身もだえする星野さん。 「ひぃぃいいっひっひひっひっひ!!? まま、まってぇぇへへへへ、ホントに……っ、限界だからぁあははははははははは!!!」
星野さんは、泣き叫ぶ。 「ひ゛や゛ぁ゛あぁあがぁはははははははっ!!? だめ゛ぇ゛えぇへへへへへへ、漏れちゃうう゛ううぅぅ!! でぢゃう゛がら゛ぁああひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
星野さんの体が激しくのたうちまわる。 「むり゛むり゛ぃいい゛ぃ゛〜〜っひっひっひっひっひっひ!!! お願いぃいいいぎひひひひひひひひひ!!! といれいかせてぇぇぇぇぁあぁ゛ぁ゛ぁあ゛〜〜〜〜がああははははは」
星野さんは、腰を激しく上下に動かして暴れた。 ぷしゅ。 彼女の股間で音が漏れた。直後、じゅわ、と彼女のスカートの裾から黄色い液体が溢れだしてきた。 「ぶえっぇひへへへへへへへへ!!? ばがぁあぁはっはっははっははは、もれ゛ぢゃっだあぁぁがははははははははは〜〜!!!」
彼女は泣きながら怒りを露わにしているようだが、口角が上がっているため醜く歪んで見える。 「ひぇっへっへっへっへ、ぞん゛な゛のぉがはははははは!!! どい゛れ゛いがせでい゛った゛の゛にぃいぃいぃっひっひっひっひっひっひ〜〜!!」 「漏らしたから、罰として、またゼロカウントからやり直しな」 「ひぎゃぁぁああはははははははは!!? おにぃいいっひひひひひひひ、あ゛く゛ま゛ぁ゛ぁ゛ああがひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ〜〜っ!!!」 芦浦の指の動きにあわせて、星野さんは身をよじる。そのたびに、彼女の背中で尿が飛沫を上げた。 |
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