子供の目の前で |
(ああ〜オシッコ〜) さらに30分が経った。車はゆっくりゆっくり動いている。 (お願い早く・・・) すこしづつサービスエリアが近付いていく。 同時にみゆきの尿意はますます強烈になっていく。 (ああ・・・オシッコが・・・オシッコが出ちゃう!!) オシッコの出口に必死に力を入れる!! 脚を組み、両手を股間にのせる。右手の上に左手をのせ、 下の右手の指でわからないようにオシッコの出口をおさえる。 時々尿意の波が襲ってくる。みゆきは思わず吐息をあげる。 「うっ」CDの音に消され、子供達には聞こえないようだ。 (ああじっとしてられない・・・) みゆきが頻繁に脚を組み直す。ひとみが心配そうにみゆきを見る。 みゆきはトイレに行かなかったことを後悔していた。 もう後悔しても後の祭り。我慢しなければ・・・ (がんばるのよ・・・だめよ・・・我慢よ・・・我慢) (ゴクっ)みゆきがつばを飲む込む。 (ああひとみ〜・・・もうオシッコもれそう!!・・・なんとかして〜) (ああ・・・) 車がゆっくりでも動いてるのがせめてもの救いだ。 このままだとあと1時間弱でサービスエリアにつく。 「ちょっと早くつくかも」ひとみが言った。 「よかった」(ああお願い・・・) (大丈夫・・・オシッコ耐え抜けるわ・・・なんとか) そう思った途端、車がまたしばらく動かなくなってしまった。 「あぁだめだ」ひとみがつぶやく。 (そんな・・・) みゆきのオシッコの運命はこの車の動きにかかっている。 旗色が悪くなってきた・・・みゆきのオシッコ・・・ 「またうごかないね」香織がみゆきの席の方へ乗り出す。 (だめ・・・香織・・・あんまり揺らさないで!!) 「そうだね〜」(あああぶないわ・・・オシッコ・・・) そのとき凄い波が・・・ (ああだめ・・・オシッコ出そう・・・うっくっいやっいやああ〜 お願い・・・出ちゃだめ・・・出ちゃだめ〜!!) 「ああっ」思わず大きく喘ぐ!! (オシッコ〜オシッコぉぉぉ〜) 「おかあサン?どうしたの?」さすがに香織がみゆきの異変に気づく。 「な・・なんでもないよ・・・どうして?」 「ううん・・・」 みゆきのオシッコがいよいよあぶなくなってきた。 ふと後をむいたとき、剛がすごい形相でこちらをみている。 いや・・・みゆきの股間をじっと凝視している。 (やだ・・・まさか・・・ばれてないよね・・・) 「つよし?」香織が剛に話しかける。すると剛が香織になにか耳打ちしている。 「ねえおかあサン?やっぱりオシッコ?」 (やばい・・・ばれた?・・・剛くんね・・・) 「ううん・・・ちがうよ・・・どうして?」 小声で「つよしがね・・・おかあサンがオシッコしたいんじゃないか?って」 「なんでかな?・・・ううん・・・オシッコじゃないよ・・・」 「え?じゃあ・・・ウンコ?」 (そうくるか・・・) 「ううん・・・おかあサン・・・トイレじゃないよ・・・大丈夫だよ・・・ 早く着くといいね」 「ほんと?」「うん」 香織が剛に「オシッコじゃないって・・・」「ふううん」 (香織・・・剛君の言うとおりよ。おかあサン・・・オシッコよ・・・オシッコしたいの!! ああ・・・もうオシッコ我慢できない!!) 剛にはばれてる。みゆきがオシッコを我慢してるのを・・・ (ああ・・・剛君・・・おばさん・・・オシッコしたいの!!すっごくオシッコしたいの!! もれそうなの!!オシッコ・・・ああでもまだばれてないよ。 私がオシッコしたいのを認めない限り・・・) 車が動かない!!車が動かない限りみゆきはオシッコできない。 オシッコを我慢しつづけなければならない。 (ああもれそう・・・んん・・・ああ・・・はぁはぁ・・・オシッコもれそう!!) 手のひらと額にうっすらと脂汗が浮かんできた。 脚を擦り合わし、小さく吐息をもらす。凄い量のオシッコが出口を刺激しはじめている。 オシッコが・・・出口をこじあけ出てこようとしている。 「んっくっ」みゆきはひっしにオシッコの出口に力を入れ、すぼめる。 (ああひとみ〜オシッコ出ちゃう!!たすけて〜) ひとみが拳を作ってる。 (わかってるわ・・・ぐっと力を入れてってことよね・・・入れてるわよ・・・ 死に物狂いでオシッコの出口を閉めてるわよ!!) 少し車が動き出した。 (ああ早く・・・はやく〜・・・オシッコ出ちゃう!!出ちゃう〜!! ああだめ・・・ブレーキ・・・ゆっくり・・・んくっ) ブレーキの振動が・・・CDの振動が・・・膀胱に響く・・・ 冷房で車内が冷えていることも、排尿を促進する。 (ああっ)ブルッと震えがくる!!身体が排尿を要求している!!波がくる!! (だめよ・・・出しちゃだめ・・・お願い・・・ああっいやっ・・・ ああ出ちゃいそう・・・どうしよう・・・オシッコ出ちゃう!!あああ〜!!) 「ああっ」みゆきは思わず声を上げた!! 「シッ・・」少しちびった!! 股間に当てている手に力が入る!! パンティーにオシッコがすこしかかった!! (ああ・・・はぁはぁ・・・ああ危なかった・・・あやうくオシッコもらしちゃうとこだった!!) 1回波が過ぎ去る度に、尿意が凄くなっていくのがわかる。 (ああもう・・・オシッコ我慢できないよ・・・) 今のみゆきの声でまたうしろの2人が身を乗り出す。 「おかあサンほんとにどうしたの?」 剛がかなり好奇な目でみゆきを見る。 みゆきは言葉を返せない。香織もさすがにみゆきの異変に気づく。 「おかあサン・・・やっぱり・・・オシッコ?」 (ああもう隠し通せないかも・・・) 「はぁ・・・」みゆきは深いため息をつく。それでもゆっくり首を横に振る。 「ほんとに・・・ほんとに・・・オシッコじゃないの??」 香織が問いただす。みゆきはゆっくり後ろをむき、剛を見つめ、ゆっくり首を縦にふる。 剛が香織に耳打ちする「オシッコだよ・・・」 「そうなの??オシッコなの??おかあサン??ウソはいけないよ・・・ おかあサン・・・ウソはいけないよっていつも言うじゃン!!」 (・・・そうよね・・・ウソはついちゃいけないね・・・ウソはだめだよって よく香織に言うもんね・・・ごめんね・・・香織・・・) 「かおり・・・そうよ・・・おかあサン・・・おかあサンね・・・ オ・シ・ッ・コが・・・オシッコがしたいの・・・」 小声でささやくように・・・ついにみゆきが・・・オシッコを我慢しているのを、 子供達に告げた。 「え゛〜〜〜」香織が叫ぶ。剛は鼻息を荒くし、みゆきの股間をより一層凝視する。
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