女子高生くすぐりバースデー |
私はドキドキした気持ちを抑えきれない状態でトイレに行きました。こういう結果でくすぐられるつもりは無かったのですが、一度はくすぐりを体験してみたかった私にとってはゲームに負けた場合でもどちらでもよかったのです。 私がトイレから戻ると、4人はもうすでにベッドの4隅でロープを持って待っていました。 「さ、ゆかり、サイコロ振って。」 朋子に言われて私はサイコロを持ちました。自然と緊張がサイコロを持つ手に伝わります。そして私はサイコロを振りました。出た数字はなんと5、今までで一番多い数字です。 「あーらら、大変ねー。ゆかりちゃんは10分もくすぐられちゃうんだー。」 8分間くすぐられて死にそうなくらい笑い苦しんだ香苗が、意地悪な笑みを浮かべて言います。 「まあくすぐる方は面白いから長ければ長いほどいいんだけどね。優美の時は短かったからちょっと物足りなかったところよ。じゃあゆかり、ベッドに横になって。」 亜紀がそう言った後、私は自分のベッドに横になり手足をXの形に広げました。その瞬間4人は一斉に私の両手両足を縛り付け、私はほとんど抵抗する間もなくX字にハリツケにされました。くすぐられることはおろかハリツケにされた経験もない私は、これだけで不思議な気持ちになりました。 「優美もずいぶんくすぐりに弱かったけど、ゆかりはどうかしらね。」 「なんたって10分だからね。優美より弱かったら死んじゃうんじゃない?」 「ゆかり、今の気分は?」 「うーんそうねー。初めてだからちょっと楽しみ。」 私は本音を素直に答えました。 「あら、余裕ね。優美も最初は余裕だったけどくすぐられたら一瞬で考えが変わったのよねえ、優美。」 「う、うるうさいわね。あんなにくすぐったいなんて思ってなかっただけよ。だけどゆかり、くすぐられ始めたら楽しみなんて思ってられないよ。ホントに苦しいんだから。息吸えないんだもん。」 「そうそう、おまけにどんなにくすぐったくてもこっちは動けないから抵抗できないし。」 すでにくすぐりを経験した香苗と優美が私にプレッシャーをかけてきます。私はちょっぴり不安になりましたが、まだ初めてくすぐられる期待の方が上です。 「ためしにかるーくくすぐってみよっか。」 亜紀がそう言って私の右上の位置に座り込みました。私は白いノースリーブのタンクトップにクリーム色のミニスカートという格好なので、昨日きれいに手入れした腋の下がハリツケにされた時から丸見えになっています。亜紀はその無防備な腋の下を人差し指でツツーっとなぞりました。 「んん、んふふ・・・ふふふ。」 今まで感じたことのない感覚が右の腋の下から伝わってきます。そしてその感覚は、私を無理矢理笑わせようとします。まだこらえることはできますが、私の体はたまらずクネクネします。 「みんな、この子もしかして・・・。」 「うん、優美より弱いかも。」 「くすぐりがいがありそうね。」 「そろそろ本番いくわよ。」 「あふ・・・あ、あは、ちょっと待って。」 「ヨーイ、ドン!」 腋の下を一本指でなぞる優しいくすぐりは、朋子の合図で8つの手、40本の指が全身を動き回る激しいくすぐりに変わりました。 「きゃああーっはははははははははははははは!!!」 私のおなかの奥から笑い声が無理矢理絞り出されてきました。腋の下、脇腹、おなか、足の裏、私を笑わせる感覚がいたる所から送り込まれてきます。 「あははははははははーー!!い、いや!きゃはははははははははー!!」 私はこの時初めてくすぐったいという感覚を知りました。同時に自分がくすぐりに弱いことにも気づきました。特に腋の下の弱さはハンパじゃありません。面白くもないのにどんどん笑い声が出て、それはとどまるところを知らない勢いです。 「いひひ!ひーひひひ!!あははははははははは!!ひゃあーっはははははははははははは!!や、やめて!はははははははーははははははは!!くすぐったいぃー!!ああーっはははははははははは!!!」 動けない体がベッドの上でのたうち回っています。私は4人の手を払いのけたいのですが、体はまるでもっとくすぐってくださいと言わんばかりに無防備なまま動きません。一番くすぐったい腋の下だけでも何とか閉じようとしますが、両手はバンザイの格好で完全に固定されているため、どんなにくすぐられても腋の下は全開の状態を続けています。 「ひゃはははは!わ、腋!きゃははははははははははは!!!腋の下はダメェー!!あーはははははははははははははは!!お願いぃぃー!!はははははははははははははーー!!!」 超敏感な腋の下を閉じられない私は思わずそう叫びました。 「この子腋の下がめちゃくちゃくすぐったいみたいね。」 「なによそれー。こっちは平気だっていうの?」 足の裏とおなかをくすぐっている亜紀と香苗が口をそろえて言います。 「あはははははははーー!!いやぁーっははははははははははははは!! そっちもくすぐったいー!!はーっはははははははははははは!!!きゃは はははははははははー!!」 「ホントに?」 「ひゃはははははははは!!ホ、ホント!!はあーっははははははは!!ホントよぉ!あははははははははははは!!!」 「あとは?どこがくすぐったいの?」 「きゃーははははははははははははは!!!お、おなかと!はははははははははははははは!!ひぃぃーっひはははははははははははは!!きゃははははははははーー!!!」 「おなかと?おなかとどこ?」 「あはは!!あははははははは!!きゃああーっははははははははははははは!!!」 「言いなさい。言ったら少しはくすぐりが軽くなるかもよ。」 「わ、分かんないーひひひひ!!はーははははははははははは!!全部!あははははははー!!体中くすぐったいー!!あーっははははははははははははは!!!」 みんなはくすぐられて笑い狂っている私を見て楽しんでいます。でも私は、息を吸うのに必死です。目からは涙が絶え間なく流れ、口からは飲み込むことができない涎があふれてきます。私は完全にくすぐったいという感覚に支配されています。 「そろそろ素肌を直接くすぐってあげるわ。」 「あーそれいいわね。」 と、いきなり香苗と亜紀が私のくつ下を脱がせ、足の裏を直接くすぐり始めました。 「きゃあああああーっはははははははははははははははは!!!いやぁぁーーっはははははははは!!!」 「あ、反応良くなったんじゃない?」 「うん、じゃあこっちも。」 今度は朋子と優美がタンクトップを首の辺りまでめくりあげて、白いブラジャーと素肌をさらけ出した脇腹とおなかをくすぐり始めました。 「あははははははははは!!ダ、ダメ!ひゃははははははーー!!!」 さっきまでがまるでお遊びだったと思わせるほどの、強烈なくすぐったさが新たに私の全身を襲います。 「きゃははははははは!!た、たすけて!いひひひひひひ!!あーははははははははははは!!!苦しいー!はあーっはははははははー!!!おなかが!はははははははは!!おなかが痛いぃー!!きゃーははははははははははは!!!よじれるぅー!!ひゃはは!!ひゃあーっははははははははは!!!」 「見て、おっぱいプルプルしてるー。」 「クスッ、かわいいー。」 「やっぱりゆかりみたいなお嬢さんタイプは白いブラジャーが一番似合ってるわね。パンツの方はどうかしら。」 亜紀は私のスカートをめくりました。フリルのついた純白のパンツが丸見えになりました。 「へー、かわいいパンツはいてるじゃん。女の子ねーゆかり。」 「あははははははははははは!!ちょっと!ひひひひひひひひ!亜紀のエッチィー!!きゃーははははははは!!!」 みんなにパンツもブラジャーも見られて、私は恥ずかしくて恥ずかしくてたまりません。でも動けない私には隠すことはできません。 「はーっはははははははははははは!!くすぐったいよぉー!あーははははははははははは!!!も、もう!!きゃあーはははははははは!いいひひひひひ!!もうやめてー!!はっはははははははは!!」 「この子脂汗にじんできてるよ。」 「ホントだ、光ってる。」 あまりのくすぐったさにもう何分経ったのかも分からず、ベッドの上で動けない体を必死にバタつかせて笑い続けている私の全身から脂汗が噴き出し、ブラジャーとパンツを濡らし始めています。 「きゃはははははははははははーー!!!お願い!あはははははははははは!!腋の下だけでもやめてー!ひゃはははははははは!!お願いですぅー!はーっははははははははははー!!!」 私は頭の中が朦朧としてきました。満足に息もできず、おなかもちぎれそうです。今日ほど10分が長く感じた日はありません。 「ゆかり、9分すぎたわ。もう少しのしんぼうよ。」 「よし、じゃあラストスパートね。」 「あははははは!!も、もういいよー!はははーははははははは!! もう充分だからぁー!きゃーっははははは!!!く、苦しいー!!」 みんなはちっとも手加減をしてくれません。それどころか私が絶対にくすぐりに慣れないように、くすぐる位置やくすぐり方を巧みに変え、私の体に常に最高のくすぐったさを与え続けるのです。みんなのくすぐったい指先に私はただただ笑わせられるだけです。そして本当に気を失いそうになった時、ようやく10分が経ちました。 「はーい終了!」 「あー面白かった。」 「うん、満足したわあたし。」 「はあっ・・・はあっ・・・」 私はまともにしゃべれません。酸欠状態の脳みそが、酸素を吸うのに夢中だからです。 「ごめんねーゆかり。楽しくてちょっと調子に乗り過ぎちゃった。」 ロープをほどかれても私の呼吸はいっこうに整いません。まだ体中に違和感を感じています。 「どう?くすぐり初体験は。」 「き、気持ちよくはなかったけど・・・。やみつきになっちゃうかも・・・。」 「ええー、ゆかりも結構アブノーマル入ってるのね。」 そうです。くすぐられている間はあれだけやめてほしいと思っていたのに、終わってしまうと不思議なことにまたくすぐられたくなってしまうのです。・・・でもさすがに10分はもう勘弁って感じかな。 |
3 | 戻る | 5 |