ゴールドロジャー作品

行きたいのに、行けなくて

話2
そして・・・体育祭当日の朝!私は、眠い目をこすり・・・「時計」に目をやった。
(え?AM6:10?なんで?目覚まし・・・ちゃんと、セットしたのに!
約束の時間・・・もう、過ぎちゃってるよ〜。遅刻だよ!完全に・・・
ヤバイ。どうしよう!3人とも・・・怒ってるよネ?とにかく・・・ちゃんと、謝ろう!)
・・・と、私は・・・焦る気持ちと、どうしよう?・・・という気持ちで、いっぱいだった。
(でも・・・おかしいな、目覚まし!無意識に止めて・・・また、寝ちゃったのかなぁ?)
そう・・・思いながら、白の半袖Tシャツと紺のブルマーに着替え、きのう・・・言われたように、朝食もトイレもせずに・・・急いで自転車をこぎ、学校へと向かう・・・
「体育倉庫」の、戸を開けると・・・そこには、私をにらむ3人の姿があった!
そして・・・「遅っい!何時だと・・・思ってるの?25分も、遅刻よ。」
と、学級委員長の声がとぶ。
「ゴ・ゴメン!起きたら・・・6時過ぎてて、急いで自転車・・・とばして来たんだけど・・・」
と、私は・・・謝りました。

「宙。遅れて来た・・・罰よ!ブルマー脱いで・・・裸足になって、そこにしゃがんで。」
普段なら・・・そう言われて、ふしぎに思うだろうけど、この日は・・・遅れて来た自分が悪いんだし、従わないと・・・これ以上・・・3人を怒らせることになるので、私は・・・言われた通りにしました!
まず・・・くつ下と、くつを脱ぎ・・・それから、ブルマーを脱いで・・・その場に、しゃがみました。
(今日・・・はいてるパンツは、薄いピンクの・・・小さめのサイズ。いくら女の子が相手でも、パンツ・・・見られて・・・恥ずかしい・・・という思いは、当然で・・・早く、ブルマー・・・はかせて。・・・と、思いながら
・・・私は、自転車をとばして来たことによる・・・ノドのかわきを、覚えていた!)


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