母乳マッサージ |
診察台にあぐらをかいて座っている奈央の背後から二人の男が奈央の右肩の後ろ、左肩の後ろと半分ずつ奈央の背中を陣取った。 一人一つの乳房を担当するようで、それぞれの人間が左右対称になった。 右肩の後ろにいる男は自身の左手を、奈央の肩を経由し乳房の上半分まで到着させ指を突き立て、右手を奈央の脇腹を経由し乳房の下半分に指を突き立てた。 左肩の後ろにいる男もやはりそれと鏡のように対照的な態勢をとった。 これで片方の胸に10本ずつの指が突き立てられた事になる。 「ではまず乳房の筋肉をほぐします。では始めてください」 そう言われると男たちは奈央の豊満で柔らかい乳房に突き立てた20本の指を一斉に震わせ、ぐにぐにとほぐし始めた。 「く…っんふふ…あははははははははは!!く…くすぐったい!」 奈央はあまりのくすぐったさに思わず男たちの手を払おうと身体を前後に揺すってみたり、両手で男たちの手をどかそうと試みた。 しかし屈強なマッサージ師二人がかりのマッサージには到底力が及ばず奈央の大きく柔らかい乳房に絡みついた指は取れることなく、むずむずするくすぐったい刺激を送り続けていた。 「きゃはははははは!!や…やめっ!!あはははははは!!やめてくださ…やめてぇ!んははははははは!」 二人の男は慣れた手つきで、奈央の柔らかい乳房の乳首周り、腋との間、脇腹との付け根。いたる個所の「ツボ」をぐにぐにとほぐしたり、ツンツンとつついたり、こちょこちょと直接皮膚に刺激を与えている。 「ちょ…やめてやめて!!あーー!!っははははははははははは!!く…くすぐったぁーい!はははははははは!!」 プロの男たちのつぼ入れに、奈央はただ笑い声をあげて力の限り体を揺すって脱出を試みるしかなかった。 「いったん止めてください」 小柴が指示すると、乳房をマッサージしていた二人の指が止まった。 「はぁ…はぁ…こ、これは何なんですか?」 乳房へのくすぐりから解放された奈央が問いかける 「驚かせて申し訳ありません、これは私が30年かけて開発した新しいスタイルの母乳マッサージでして、乳房の副交感神経の裏にあるツボを刺激することで母乳の出を促進するという方法です。ただ、副交感神経を刺激するのでこそばゆい感覚があるのですが…笑うことで脳内物質が分泌され母乳が更に出やすくなります。これが私の開発した言うなれば、くすぐり母乳マッサージです」 小柴の説明を聞いた奈央はギョッとした。 「せ…先生。私くすぐられるのは弱いんです。なにかもっと別の方法を」 「私の見立てでは奥さんはこの方法で徹底的にやらねば母乳は出ませんね…幸い個々は人里離れた一軒家なので大声で笑っても周囲の耳には入りにくいのでご安心下さい」 「そ…そういうことじゃなくて…」 「さあ、そろそろマッサージを再開しましょうか。それでははじめて下さい」 「ちょ…やめてください!」 奈央の懇願にも聞く耳持たず、男たちは再び奈央の大きい乳房に手を伸ばした。 「きゃ!あはははははははははははは!!だ、だめぇー!だめぇ!」 ぐにぐにぐにぐにぐにぐに… 奈央の柔らかい、特大マシュマロのような乳房は二人の男たちの20本の指にぐにゅぐにゅと揉まれる度に様々な形に変化する。その度に彼女の乳房に強烈なくすぐったい刺激が送り込まれて、奈央を狂わせる。 奈央は再び男たちの手を振り払おうとするが、彼女の力ではどうすることもできなかった。 「ふむ…奥さんの手が邪魔ですね。こそばゆいでしょうが我慢して下さい。君と君、奥さんの手を掴んでて下さい」 そう言われると新たに二人の男がそれぞれベッドの両脇からそれぞれ左右の彼女の手を水平に引っ張った。 「ち…ちょっと何を…くひゃぁぁ!ひゃひひひひ!!ひゃはははははっは!!」 これで奈央は両手を二人の男に掴まれて自由に動かすことができなくなった 「うん…これでいいでしょう。心おきなくマッサージに集中して下さい」 小柴が言うと、乳房をマッサージしていた二人の男の指の動きがますます活発になった。 「あひゃぁぁぁぁぁぁ!!ひゃはははははは!ぎゃあああああ!!ははははははは!!やめ…ッ…くひひひひひっ!や…やめぇ…あっ…ひゃあはははははははははははは!!んふ…んふふふ…あふぁああはははははははははは」 今まで男たちのマッサージを遮っていた奈央の手がなくなったので二人の指の動きはますます活発になる。奈央の乳房のくすぐりのツボに20本の指がグニュっともぐり込み、容赦なくぐにゅぐにゅと揉みまわされると、奈央の乳房に今まで以上の強烈なくすぐったさが襲いかかってくる。 奈央は生まれてこのかた誰にも見せたことのない狂った笑い声、暴れっぷりを惜しみなくさらけ出した。 「くっ…ぎゃああああああああははははははははは!!!くすぐっ…ふひゃあはははははははははは!!はははははははははは!!お…おねが…にゃはははははははははははああああああああはははは!!く…くすぐったぁぁーーい!!ひゃはははははははは!!も…もうやめてぇぇ!!あははははははははは!!」 奈央の必死の懇願を無視して、男たちは、彼女の大きな乳房を、まるで20本のドリルが穴を一斉に掘るが如くほじくり回している。 一斉に敏感な乳房をぐにぐにと揉み回されている奈央の身体はビクンビクンと跳ね上がり、大きくのけ反った。 「あひゃひゃひゃあああ!!ははははははははははははははっ…らめっ…ふひゃあっ!!あひゃはははははははははははははははははははは!!ひぃぃぃ!!やははははははははははははははっ!!も…もうくすぐらないで…あはああっっっ…ぎゃははははははははははははははははははははははははははははは」 身体を反らそうが男たちの揉みくすぐりは一向に衰えることなく、この世のものとは思えないほどのくすぐったさが奈央の乳房に流し込まれる。息が全て出しつくされているのに、強制的に笑い声と共に出させられるのは、彼女にとって今までに経験したことのない生き地獄であった。 「はふっっ!!ひゃひっ!!ひははははははっ!!ふひゅ!!ひぁっはははははははははははは!!ひゃひひひひひひひひひひ!!ぎゃははははははははは!!ひゃ…きゃはははははははははははははは!!」 「うん、そこまでにして下さい」 小柴が声をかけると乳房に食い込んでいた指が離され、奈央はくすぐり地獄からようやく解放された。 「はぁ…はぁ…」 奈央は必死で息を整えた。これで終わった。くすぐったいのから解放された。安堵感が彼女の思考を支配した。 「まあ、最初のマッサージはこのくらいでしょう…。さて…これから長時間をかけて本番のマッサージに入りますよ」 「え……?」 奈央の本当の地獄の時間はこれからであった |
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