(た)作品

女教師友美、質問攻めのあげくに

後編その1
 ああ、やっとトイレに行ける…女教師がそう思った瞬間だった。

 突然、トイレの手前の教室からさっきの男子生徒が二人が飛び出してきて、友美の腕をつかんで教室の中に引っ張り込んだ。その教室の後ろの窓際には、一つの机を二つの机で前と横から挟み込んだ場所が用意されていて、友美はそのいちばん奥の席に押し込められた。


 友美の後は壁で、左は窓。前と右の席には二人が陣取り、友美は隅に閉じ込められたような格好で座らされた。

「ちょっと何すんのよ!」

 男子生徒は友美の質問には答えず、

「ねえ先生、もっと遊ぼうよ」

と言った。


「遊ぼうって…ねえ、もういいでしょ!」

そう言って友美は立ち上がろうとした。


 男の片方が口を開いた。

「先生、何をそんなに慌ててるの? あ、そういえば先生、さっき走ってどこかへ行こうとしてたんだよね」


 友美ははっとしたような顔をした。自分が尿意に苦しんでいることを彼らは知っていたのだ。

「ふふ、この瞬間を待っていたんだよなあ」

 もう一人の男が言った。

 朝の缶コーヒーも休み時間の質問攻めも、すべてがこの瞬間のためだったと友美は悟った。

 女の顔からみるみる血の気が引き、女教師の背中を戦慄が走った。


「ちょっと!おトイレ行かせてよ!」

 そう言って友美は立ち上がろうとしたが、男二人に押さえつけられて、また椅子に座らされてしまった。


「もう、いい加減にしなさいよ!」

 そう言いながら友美が再び立ち上がった瞬間、男の片方が友美の下腹部をぎゅっと手で押さえた。

「イヤッ!」

 友美は悲鳴を上げた。同時に、女の下腹部を突然襲う激しい尿意に腰砕けになり、友美は男の手を必死に振りほどこうともがいた。

 男は手を離し、「何をやっても無駄だよ」と友美に向かって言い放った。

 友美は泣きそうな顔になって、ヘナヘナと椅子の上にへたり込んだ。


 それからしばらく、無言の時が流れた。

 そうしている間も、女性の生理現象は決して動きを止めることはなく、猛烈な激しい尿意が美しい女教師の下腹部をキリキリと激しく責め立てる。

 とめどなく押し寄せる激しい尿意に苛まれ、思わず膝を擦り合わせながら必死にオシッコをがまんする女教師。

「お願い、おトイレに行かせて…、お願いだからおトイレに行かせて…」

 女教師はそう言って男にすがったが、男はそれを無視して、失禁寸前の尿意にあえぐ女を椅子の上に放置した。


 それから10分が過ぎただろうか。

 ギシッ…ギシッ…
 んはっ…んはあっ… 

 教室の中には、トイレに行かせてもらえなくて必死に尿意に耐えている女教師の息遣いと、体を前後に揺らしながら必死にオシッコをがまんしている女性が椅子をきしませる音だけが聞こえていた。

 容赦なく迫り来る激しい尿意に耐えながら、体を前後に揺すって必死にオシッコをがまんする女教師。

 なかなかトイレに行かせてもらえず、若い女性が膝を擦り合わせてモジモジしながら必死にオシッコをがまんしている。


 だめ…このままだと本当にオシッコをもらしてしまう…

 そう思った友美は再び立ち上がった。だが、にべもなく男たちに抑え込まれ、女は再び椅子の上に座らされた。

「お願い…、おトイレに行かせて…。も、もう…出ちゃう…」

 友美は涙を流して懇願した。だが、男たちは無視するだけだった。


 女教師の尿意にはもう一刻の猶予もなかった。切羽詰まった激しい尿意に襲われて、女教師は必死に膝を擦り合わせながら猛烈な激しい尿意に耐えていた。

 切迫する尿意に体を震わせて、美しい女性が激しく身をよじりながら必死になって尿意に耐えている。

 どうしてもトイレに行きたくなって、髪を振り乱してそわそわしながら必死にオシッコをがまんする女性。


「う…うう…」

 思わず両手をぎゅっと握りしめて、ものすごくオシッコがしたいのを必死にがまんしている女教師。

 美しい女性が髪を振り乱しながら必死に尿意に耐えている姿を、男たちは食い入るように見つめた。


 それから5分。友美はいよいよ差し迫った状態に追い込まれていた。

「ああっ…、も…もう…でちゃう…」

 トイレに行かせてもらえないまま、美しい女教師が髪を振り乱しながら必死にオシッコをがまんしている。

 女教師は椅子の上で腰をくねらせて、下半身を突き崩しそうになる非情な尿意に必死で立ち向かっていた。

 友美の横では、おもらし寸前の尿意にあえぐ女の姿を、若い男二人が食い入るように見つめている。


 そして、潮が満ちてくるように女性の膀胱の水圧が上がってゆくにつれて、友美はだんだんオシッコががまんできなくなってゆく。

「あっ…、お…お願い…、も…もう…んはっ!…も…もうだめ…、もう…もうがまんできない…」

 今にもオシッコをちびりそうになって、女教師は激しい尿意に狂ったように身悶えた。


 友美はやがて、自分の下腹部の中で、女性の恥ずかしい液体が女のか細い尿道を少しずつ押し拡げ始めるのを感じた。

「あっ…ああっ…、で、でちゃう…」

 自分のオシッコの穴を無理やりこじ開けられる感覚に、友美は錯乱した。それは、22年間の友美の人生の中で経験したことのない、女性自身を悩乱させるおぞましい感触だった。


「だめっ…お…おトイレに…」

 友美は再び立ち上がって男にしがみついた。だが、男が友美に道を開けるはずがなかった。


「ああっ…」

 やがて、男にしがみついて立ち上がった友美の足を、一筋の液体が伝ってゆく。だが、まだ辛うじて女の下半身のダムは決壊していなかった。


「お願い…おトイレに行かせて…お願いだからおトイレに行かせて…」

 涙を流して哀願する友美の姿を、しかし、男たちはニヤニヤしながら見つめるだけだった。


 必死に膝を擦り合わせる女教師の脚を伝う液体が、一筋から二筋に増えてゆく。

「ああ…出るぅ…」

 我慢に我慢を重ねたあげく、ついに限界を迎えようとする尿意に、若い女性が立ち尽くしている。

「ああっ…出るっ…出るっ…」

 女教師は顔をひきつらせた。


 やがて、女教師は中腰になってガクガクと腰を震わせ始めた。

 少しずつ小便をちびってゆく女の姿を前に、男たちの作戦は、ついに終結の時を迎えようとしていた。

 うら若き女性がオシッコをおもらし…もうすぐそれが現実のものになろうとしているのだ。


 そして次の瞬間だった。

「あっ…」

 女教師が小さな叫び声をあげたその時、女のスカートの中から「じゅぅぅーっ」という音がした。

 ついに女が小便を漏らしたのだ。


「ああーっ…」

 悲痛な叫びとともに、女教師のスカートの中から、バシャバシャと液体が教室の床に向かって降りそそいだ。


 男たちにトイレに行かせてもらえないまま、放課後の教室の隅っこで女教師がオシッコをもらした。

 女の下半身のダムは決壊し、女性の下半身の最も大切なところから、女教師の下着の中に生暖かくて黄色の液体が勢いよくほとばしった。

 女性のスカートの中で、若い女性の下着がレモン色に染まり、中腰のままの女教師のスカートの中を黄色い液体が滝のように流れてゆく。

 どうしてもオシッコががまんできなくて、男たちに見られながら尿を失禁する女教師。

 男たちにじっと顔を見つめられて、友美は思わず目をそらした。


 教室で尿意に耐えきれなくなって、泣きながら下着の中にオシッコしている女教師。大人になった女性が尿意をこらえきれずにパンティの中にオシッコをほとばしらせる姿など、めったに見られるものではない。

 男たちはニヤニヤしながら、目の前で若い女性が尿意をこらえられなくなって、恥ずかしそうに顔をそむけながらスカートの中に黄色い飛沫を飛び散らせる様子を見つめていた。


 教室の隅には、トイレに行かせてもらえず泣きながらオシッコをもらしている女教師の姿があった。

 オシッコががまんできなくなって失禁するところを男の人に見られて、女教師は恥ずかしそうに目を伏せた。


 スカートをはいたまま、恥ずかしそうに顔をそむけながらパンティの中にオシッコする女教師。

 どれだけ恥ずかしくても、女教師は自分の力で女性の排尿を止めることは絶対にできなかった。

 とうとうオシッコががまんできなくなって、泣きながら下着の中に尿を排泄する若い女教師…それは紛れもなく、男子生徒が見つめる目の前で「オシッコおもらし」をした女教師の無残な失禁姿だった。


 やがて女教師はあまりの恥ずかしさに、オシッコを失禁しながら机の上に泣き崩れた。

 長かった女教師のおもらしが終わった時、教室の床には、22才の女教師の黄色いオシッコで大きな水たまりができていた。

 そして、男子生徒二人は携帯電話を取り出すと、尿意との戦いに敗れて憔悴する女教師の姿を写真に収めた。


「ちょっとやめてよ…」

 女教師は、もう大きい声を出すこともできなかった。

 男の片方が言った。

「これ、誰かに言ったらどうなるか分かってるよね。ちゃんと自分で後片付けしてから帰るんだよ、先生」

 そう言い残すと、教室の隅で小便を漏らした女を放置したまま、男二人は教室から出て行った。


 女教師は次の日から出勤してこなくなり、そして、そのまま退職した。

 男二人は、そのことを知って多少後悔の念が芽生えていたが、やがて、その後悔の念も忘れてしまった。彼らが覚えているのは、美しかった女教師の顔と、泣きながらオシッコのおもらしをした女の憔悴しきった姿だけだった。(放課後教室で軟禁編、完)


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