感じ方を言葉にすると |
こちょこちょこちょこちょ・・・・ こちょこちょこちょこちょ・・・・ 突如、むき出しの両脇の下から、耐え難いくすぐったさが優衣の体に送られ始めた。 「えっ!?ちょ・・・きゃは!」 「きゃははは!あーはっはっは!なに!?なんなのぉ!?」 何も見えない中、突然の男からの敏感な両脇へのくすぐり責めに、優衣はたまらず大声で笑い始める。 「あはははは!きゃーはっはっは!ちょっと・・」 「まって・・・あはははは!あーはっはっは!」 あまりにも予想外だった男からのくすぐり責めに、優衣は身動きできない体をビクンビクンと反応させ、必死にくすぐりから逃げようとする。 だが、両手両足を拘束している拘束具は決して優衣がくすぐりから逃げることを許さない。 「きゃはははは!いや!やめ・・・おねが・・・」 「あはははは!あーはっはっは!」 優衣はなすすべなく、脇の下から送られてくるくすぐったさに、顔を左右に振りながら、笑い狂うことしかできなかった。 「だめ?だめってことはないでしょう?」 優衣をくすぐり責めにしながら、男は冷め切った声で言う。 「さっきだってその立派なオッパイをさわられてくすぐったかったんでしょ?」 「だったら、ほかの場所をこちょこちょしたって同じじゃない?」 男の説明に、優衣がすぐに抗議する。 「こちょこちょとは違うんですよぉ!きゃはははは!あーはっはっは!」 「くすぐったさの意味がちが・・・きゃっはっは!ひーっひっひっひ!」 こちょこちょこちょこちょ・・・・ こちょこちょこちょこちょ・・・・ 「もういやぁ!こちょこちょいやぁ!あっはっは・・・」 「あーはっはっは!お願いします!もうやめ・・・きゃーはっはっは!」 優衣がどれだけ懇願しても、男は決してくすぐり責めをやめない。 それどころか、男はくすぐる場所をときよりわき腹や太もも、足の裏へ変えてしまうため、優衣はくすぐりになれることすらできなかった。 「あはははは!あーはっはっは!」 「もうだめぇ!これ以上はほんとに・・・あっはっは!」 "それ"は人間の体の機能上、必然のことだった。 まさか、誘拐されると思っていなかった優衣は普段通りに水分補給をしていた。 最後にトイレに行ったのは、まだ、学校にいたころだ。 「トイレ!トイレに行かせてくださ・・・あーっはっはっは!」 「漏れちゃう!本当に漏れちゃいますからぁ!」 時間の経過による生理現象と、長時間のくすぐり責めにより、優衣は激しい尿意に襲われていた。 だが、男は優衣のわき腹を一切の手加減なしにくすぐりながら言う。 「優衣ちゃん・・・君に一回だけチャンスをあげるよ。お家に帰るチャンス」 「もし、オレがバテてくすぐり責めをやめるまでお漏らしを我慢できたら、君を解放してあげるよ。その代わり・・・」 男はくすぐる場所を優衣の弱点である脇の下に変えながら、優衣の耳元に囁くように言う。 「もし、お漏らしをしたら、罰として、君は一生、オレのくすぐり奴隷だ」 「そうなりたくなかったら、絶対にお漏らしをしちゃだめだよ?優衣ちゃん」 男の提案に、優衣は相変わらず笑い狂いながら、何度も首を横に振る。 「無理です!そんなの無理ですよぉ!あはははは!ひっひっひ!」 「今にもおしっこでそうなのに・・・ひっひっひ・・・あーはっはっは!」 こちょこちょこちょこちょ・・・・ こちょこちょこちょこちょ・・・ 男は一切の手加減なく優衣をくすぐり続けた。 「きゃはははは!もうやだ!もうやだぁ!」 「たすけてぇ!だれかたす・・・あっはっは!」 もともと、結果の見えている勝負だった。 「もうだめ!本当にもうだめぇ!」 「あはははは!あー!!!」 男の提案以降、優衣はそれでも懸命に30分以上、尿意を我慢し続けた。 だが、ついに限界は訪れた。 ジョォォォ・・・・ 優衣がお漏らしを始めたのを確認した男は、いったんくすぐり責めをやめる。 女子高生特有のミニスカートを完全に上に持ち上げると、その下から、純白のパンツがお披露目される。 「はぁ・・・はぁ・・・おねが・・・します・・・」 「みないで・・・お漏らし・・・だめ・・・・」 ようやくくすぐり責めから解放された優衣だが、一度出始めてしまったおしっこはもう、止めることはできない。 ただただ、荒い呼吸を繰り返しながら、うわ言のように見ないでほしいと訴える優衣。 「あーあ・・・残念だったね。せっかくお家に帰れるチャンスだったのに」 「じゃあ、勝負はオレの勝ちだね?約束通り、優衣ちゃんにはオレのくすぐり奴隷になってもらうよ?」 両手両足をX字に伸ばした格好で拘束されているため、両足は大きく左右に開いている格好の優衣。 純白だったパンツには黄色い大きなシミができ、そのパンツだけでは到底受け止めきれるはずがない、独特のアンモニア臭を放つ黄色い液体が、優衣が拘束された状態で寝かされているベッドの一部を黄色く染め上げていく。 「嫌・・・くすぐり奴隷なんて絶対に嫌・・・」 「誰か・・・誰か助けてぇ・・・」 うわ言のように助けを求める優衣の声が、部屋にむなしく響くのだった。
優衣の家族は、いつまでも帰ってこない娘を心配し、その日の夜には警察に捜索願を出した。
優衣が行方不明になってから1ヶ月。 (完) |
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