女子大生…花見とトイレと行列と |
そんな中学時代のことを思い出していた女子大生の知紗子だったが、今のほうがもっと過酷な状況に身を置いていることを知紗子は忘れてはいなかった。何せ、今の自分はもっと分別のあるはずの成人した女性だからだ。
そして知紗子は、今も自分は「女」だという事を否応なしに噛み締めていた。男性ならとっくに列がはけて用を足し終わっているはず。だが、女であるが故になかなか順番は回ってこない。そんな中、高まる尿意に恥ずかしさを噛みしめながらも女子大生はジダンダを踏んで体をくねらせずにいられない。いくらそれが恥ずかしい「オシッコ我慢ダンス」を踊る女性のはしたない姿だと分かっていても、女子大生は今この瞬間もこうしていないとおしっこが我慢できないのだ。 人が見ている前でモジモジクネクネと体をくねらせ、女性同士ならば目を背けたくなるようなあられもない姿を晒して必死に尿意に耐える女子大生。これでもかと狂おしく必死に身をよじっておしっこを我慢する仕草をもはや女性は隠しもできず、はしたない姿を周囲に晒しながら女子大生は苦しそうに尿意に悶えている。 それから10分…可憐な女子大生はさらに尿意が高まり、進まない行列の中でうら若き女性が手に汗を握る状況で女性はさらに過酷な尿意に崖っぷちまで追い詰められていた。 トイレの個室にたどりつけるその瞬間まで、女性は体を折り重ねて自分の下半身をかばい、行列の中で身をかがめて必死に尿意を耐え忍ばねばならないのだ。 そして、女性に生まれついたもう1つの不幸、それは「竿が無いこと」だ。これが男性ならば最悪でもその辺で立って済ませることもできる。だが、女性にはどうしてもそれをすることはできないのだ。想像を絶する過酷な尿意に苦しめれられている女性が、トイレ以外の場所で膀胱の中身を出したければ、それは、人が見ていることを承知でお尻をまくってその場にしゃがみ込むこと、女性にはそれしか許されていないのだ。 男性とは違って、「他人に自分の下半身を見られる」…その羞恥を受け入れて下半身を露わにしない限り、女性は尿意から解放されることはない。トイレがない場所で用を足そうとすれば、女性は男性と違って竿を持たない限り、そうすることでしか女性は己を尿意から解放することはできないのだ。その決断ができないまま刻限を迎えてしまったら、女性は自分の下半身を濡らすことでしか自分の物語を終了させることができないのだ。 いくら女性の社会進出が進んで男女平等になっても、女性に竿をつけることはできない。竿を持たない女性は、トイレにたどり着けるその瞬間まで必死におしっこを我慢して、我慢して我慢して、それこそ身をよじる思いで必死に尿意に悶え続けなければならないのだ。竿がある男性とは違って… 出産や生理だけではない。「外でオシッコができない」…それもまた1つの神が与えた男女の不平等格差なのだ。外でおしっこできなければ、女性はトイレのない場所で尿意に悶え苦しむしかないのだ。 尿意に耐える、おしっこを我慢する…尿意が切羽詰まった状況で耐え続けることが女性にとってどれほど辛くて大変か、女子大生は今、女子トイレの長い行列の中でそれを痛いほど味わっていた。 だが、切羽詰まった尿意を最後まで我慢しなければ、今度は、女子大生は無惨に下半身を濡らす姿を人に見られる羞恥に身を焦さねばならないのだ。 中学生の時に教室で失禁した記憶が再び知紗子の脳裏によみがえる。教室の真ん中でおもらしする姿…自分がもらしたおしっこで制服も周囲もびしょびしょに濡らしてしまって、クラスのみんなが見つめる前で両手で顔を伏せて教室の床におしっこを垂らしたあの日の記憶が… ああなってはいけない…そう思って、女子大生は再び自分の両足の間に渾身の力を込めるのだった。 進まない行列の中で必死に体をくねらせながら、だんだん潮が満ちてくるように女子大生はおしっこが我慢できなくなってゆく。 おしっこがしたい…一刻も早くおしっこがしたい…お願い、もうがまんできない… そう思っても女性用のトイレの列は遅々として進まない。知紗子はもう今この瞬間にもおしっこをちびりそうになっているのだが、女性が必死に身をよじって尿意に耐えているその間にも、女性の下腹部を襲う尿意は容赦なくその激しさを増してゆく。 進まない行列の中で過酷な尿意の中に女性が身を置くことがこんなにも辛いことなのか、知紗子は身をもって体感していた。もう、知紗子の尿意は中学生の時に教室で我慢できなくなった時のそれに近づいていた。だが、果たしてトイレが間に合うのか自分の尿意が一刻を争う中で、トイレのドアが果てしなく遠くに感じられる… 容赦なくずんずん高まる尿意に身をよじり、だんだん行列の中でおしっこが我慢できなくなる女子大生。進まない行列の前の方に目をやり、知紗子はもはや絶望の中に身を置いていた。 にじり寄るように崖っぷちまで尿意に追い詰められた女性が、もう今にも失禁しそうになって行列の中でわなわなと震え始めていた。 今にもおしっこをもらしてしまいそうになりながら、必死に身をよじって尿意をこらえる女性。 「ね、ねえ…冴子…も、もうでちゃう…おしっこもれそう…」 長い時間にわたって排尿をお預けにされて、おしっこの順番を待ち焦がれる女性が苦しそうな表情を浮かべて必死に尿意に悶えている。 いよいよ厳しい表情を浮かべる女性が少しずつトイレの建物に近づく。 女性はようやく近づいたトイレの外側の壁に片手をつき、もう一方の手を股間に差し込み、両膝をきつく閉じた姿勢のままモジモジと膝を擦り合わせる。 また次の瞬間に尿意の大波が女性を襲い、女子大生は両足に挟んだ右手をさらにギュッと強く握りしめる。 「ああっ…ダメっ…も、もう…でちゃう…」 女子大生はもう今にもおしっこをもらしてしまいそうだ。 「も、もう…おしっこが…もれるぅ…」 知紗子が冴子に声をかける。だが、その視界に冴子はいなかった。冴子は尿意に耐えきれず、しゃがみ込んで踵で女性のあの場所を押さえているのだ。 何も言わないだけで、冴子もさっきから知紗子と変わらないぐらい尿意が高まっているのだ。花見の時期のこの公園の女性用トイレの長い行列は、どんな女性をも思わぬ尿意地獄の中に陥れる恐ろしい力を持っている。それは身体にアルコールの入った女性ならば尚更のこと。 冴子はというと、トイレの壁を前にしゃがんだまま建物の壁に両手をつき、あそこの下に踵を敷いて、その姿勢のまま一定のリズムで体を上下に揺すっていた。それは、知紗子とはまた別の姿で尿意に苦しむ女性の姿そのものだった。しかも、冴子の体勢は、かなり激しい尿意を催している女性がとる格好だった。 長い行列の中で尿意に耐える2人の女性…だが、もちろん知紗子のほうが尿意の状況が過酷だった。知紗子という名の女子大生の尿意にはもう一刻の猶予もなく、なかなか進まない行列の中でもう今にもおしっこをちびりそうになって知紗子は立ったままわなわなと震え始めていた。 膝をガクガク震わせ、もうまっすぐ立っていられずに腰をかがめて顔をひきつらせる若い女性の姿は、この女性が今この瞬間にも美しい女体の下から熱い液体をほとばしらせそうになってしまいながら狼狽している限界の姿そのものなのだと傍目に分かるには十分過ぎるものだった。 残酷な尿意に下半身をなぶり尽くされそうになって女性が身をよじって必死に尿意に悶える姿…今にも失禁しそうになって激しく尿意に悶え、それでもなお、大人の女性としての尊厳を守り抜くために、己の下半身に迫り来る尿意と必死に戦う若い女性… だが、うら若き女性の迫り来る尿意との戦いは、まもなく、女性があえなく下着の中に熱い液体をほとばしらせることでその幕を閉じようとしていた。下半身に迫り来る苛烈な尿意と必死に戦っていた女性が、ついに自分のショーツの中に黄色の液体をほとばしらせ、「女性のおしっこ」という名の恥ずかしい液体を自分の下着の中にしてしまう…そんな、女性の「おもらし」という、無残な結末を女子大生自身にに強いることで… 女性にとって「おしっこのおもらし」とは…そんな、うら若き妙齢の女性にとってあり得ない悲劇を迎えることで、女性の物語は幕を閉じようとしているのだ。 目の前の女性がまもなく尿意の限界を迎え、股間からほとばしる自分の尿で服を濡らそうとしている…それは誰の目にも明らかだった。だが、行列がここまでくればみんな必死である。今にも失禁しそうになって狼狽している女子大生を見て、彼女に順番を譲ろうという女性はだれもいなかった。 「もう…だめ…でちゃう…」 女子大生はますます顔をひきつらせ、必死に膝を閉じて挟んだ手をギュッと強く握り続けていた。そして、上半身を前に倒して壁に手をついたまま女子大生はさらに激しく顔を歪ませ、「ううっ…」と悲鳴をあげながら背筋をピンと伸ばして全身を震わせた。右手を挟んだままの女子大生の両膝が何度もガクガク震える。女子大生の口から「ああっ…」という悲鳴がこぼれる。 限界を迎えた尿意に必死で抗う女性の姿…容赦なく迫りくる女の生理現象に女性の下半身を激しく責め立てられ、自分の尿意なのに自分で抑えることができず、今にも失禁しそうになって妙齢の女性が尿意に打ち震える… うら若き女性が今にも下からおしっこを垂らしそうになって必死にもがき苦しむ姿…このままだと、今にも失禁しそうな尿意に身を折り重ねて悶え苦しむ若い女性の姿に周囲の関心が集まってしまう。万が一自分がここで失禁することになったとしても、その時に注目を集めないためには知紗子は少しでもこの場で平静でいなければならない。だが、そんな理性に反して女子大生は体を「く」の字に折り曲げ、尿意に激しく顔を歪ませ、そしてうめき声をこぼしながら苦しそうにモジモジと膝を擦り合わせてしまう。そうしていないと女性はもう片時もおしっこを我慢していることができないのだ。 誰の目にも、目の前の女性の尿意の限界が近いことは明らかだった。だが、体をくねらせていないと知紗子はもう次の瞬間にもおもらしをしてしまいそうだった。 「も…もうイヤ…ああんっ…」 いい年の女性が行列の中で情けないぐずり声をこぼし、さらに激しくなる尿意にいてもたっても居られず狂おしく体をくねらせながら激烈な尿意に激しく悶える女子大生。 「お…おしっこが…もれそう…」 限界を越えようとする尿意に立ち尽くす女性、失禁へのカウントダウン…。 「もうだめ…ど、どうしよう…」 長い長い女子トイレの行列に並びながら、いよいよ失禁しそうになって女は慌てふためく。 「ほんとにだめ…も、もう…もうがまんできない…」 人が見ている前でおしっこをおもらしするという悲劇の結末だけは避けようと、知紗子はさらに股間に渾身の力を込める。女子大生は人目もはばからず両手で股を押さえて激しく身をよじらせ、大勢の人が見ている前で女性は最後の力を振り絞って必死におしっこを我慢した。 「ううっ…あ、ああっ…」 女性の口からはうめき声がこぼれる。女性の短いおしっこの穴をこじ開けられそうになって女は狼狽する。 「どうしよう…どうしよう…イヤだ…」 女性の膀胱が容赦なく収縮を始める。衆人環視の中で、女性のか細いおしっこの管を無理やりこじ開けられそうになって知紗子は悩乱した。 「イヤ…イヤだっ…ん、んああん…」 今にもおもらししそうな女子大生が行列の中で悩ましいぐずり声をあげる。 「も、もう…でちゃうよ…おしっこが…おしっこがでちゃう…」 さっきから過酷な尿意にさらに顔を歪める女子大生。再び大きな、これまでにない激烈な尿意の大波が女子大生の下腹部を襲う。知紗子はついに、恐ろしいほどの水圧が自分の短い尿道をこじ開け始めるのを感じた。 「も、もうだめ…ああおしっこが…」 身を震わせて必死に尿意に耐える女子大生。悲鳴をあげ、顔をひきつらせ、女性の尿意が一刻を争う中で下半身の小さな女性のおしっこの穴を無理やりこじ開けられそうになって女は悩乱した。 「あっ…くっ…んああっ…ね、ねえ…おしっこ…おしっこがしたいの…」 行列の中で身をよじって尿意にあえぐ女性。さっきから知紗子は女性が口にするのがはしたないはずの直接の単語…「おしっこ」という言葉を何度も口にしていた。 それほどまでに壮絶な尿意は慎ましいはずの女性から理性を奪い去ってしまうものなのだ。全ての思考を尿意に塗り潰され、もう、おしっこの事しか考えられなくなった女性は額からは大粒の汗を垂らしながら壮絶に尿意に苦しんでいた。 繰り返し何度も尿意の大波に洗われ、狂おしく身をよじって女性が尿意に身悶える。 「おしっこしたい…んっ…んはあっ…く…うっ…ああだめっ…も、もう、おしっこが…イヤっ…ああでるっ…で、でるっ…冴子っ…あ…あたしもう…も…もう…おし…おしっ…んっ…んああああっ!」 何度も押し寄せる尿意の大波の中で、もう女性のショーツは湿り始めているはずだった。額から脂汗を垂らし、徐々におしっこをちびりながら最後の力を振り絞って必死に尿意に悶える女子大生。 女性が時折ジーンズのお尻の方に手をやる。女性は少しずつショーツの中におしっこを垂らしながら、ズボンのお尻まで濡れていないか自分で確かめているのだ。それは、いよいよ尿意が限界を迎えた女性が失禁の淵にギリギリの所でとどまっている時によく見せる仕草だ。もう一刻たりとも尿意に耐えられなくなって、うら若き女性がショーツの中に少しずつおしっこをちびってゆく。一滴、また一滴と、女性が我慢できずにショーツを湿らせてゆく。だが、下着が少し濡れるぐらいならば、それは「おもらし」とは言わないだろう。お尻がまん丸に濡れる前に女性がトイレに駆け込むことができればよいのだ。たとえ、全てが終わったあとに下着から猛烈な臭いがするとしても… だが、それができるとは限らない…少しずつショーツの中に尿をしたたらせながら、女性はもう限界だった。 「あっ…」 次の尿意の大波がやってきたとき、女子大生の体はついにその大きな波を遮ることができなかった。その尿意の波は、女性の決壊しそうな下半身の防波堤をいとも簡単に乗り越えるほどの大きな津波だったのだ。 「ううっ…」 女性の下半身を尿意の大きな津波が洗う。女は悲鳴をあげ、トイレの壁に片手をついて、膝をきつく閉じてわなわなと震えながら、女子大生はついに最後の瞬間を迎えるのだった。 「ああっ…」 立ちすくんで脚を震わせる女子大生のスキニーパンツの中から「じゅぅぅっ…」というくぐもった音が聞こえる。それは、ずっとおしっこを我慢していた女性の両足の間から、女子大生の白い下着の中に生温かくて黄色の液体がほとばしった瞬間だった。 「あっ…あっ…」 白いスキニーパンツの中で、女子大生のおしっこが女性の白いショーツの中で黄色い濁流となって渦巻く。そして、行列に立ち尽くす女子大生の白いスキニーが、即座に股の上の部分からまだらな黄色い模様になって濡れてゆく。 ついに尿意をこらえきれず、行列の途中で立ち姿の女子大生がおしっこをもらした。 女性のからだの最も大事な場所から、知紗子のショーツの中に女性の生温かくて黄色い液体が勢いよくほとばしっていた。 じゅぅぅぅっ… 女物の白いショーツのなかに女子大生のおしっこが勢いよくほとばしる。もちろん、女性はズボンもパンツもはいたままだ。そんな中で女性は黄色い尿をショーツの中にほとばしらせ、女子大生の白いスキニーパンツは女性自身が排泄した黄色いおしっこでまだらな模様になって濡れてゆく。 お願い…止まって… その願いも虚しく、女子大生の白いスキニーパンツは、行列の中で勝手にその黄色いシミの面積を広げてしまう。そして女子大生はおしっこを失禁しながら、ショーツでもスキニーでも受け止められなかった尿が彼女の足元に恥ずかしい水たまりとなって拡がってゆく。 ど…どうしよう… 知紗子は体の下から勝手に流れ出す自分の液体が止められなくて、自分が行列の真ん中で股を濡らす姿を見られる羞恥に女は慌てふためく。 人が見ている前でとめどなく排泄される女子大生のおしっこで女性はスキニーを濡らし、行列の中でうら若き女子大生がショーツをレモン色に染めながら尿意との戦いに果ててゆく。そして、白いスキニーの中で黄色く汚れてゆく知紗子のショーツ…知紗子のショーツは女性のおしっこでぐっしょり黄色く変色し、それでもまだ下着の中に排泄される女性尿でさらに激しく黄色に汚れて色を変えてゆく。 「イヤっ…イ、イヤっ…みないで…」 それは女性にとって屈辱的なことだった。行列の中で意に沿わぬ排尿を強いられ、下半身を黄色く濡らしてゆく姿を周囲の人々に見られる。そして、足元に徐々に広がる液体… 「イ、イヤっ…イヤだああっ…」 大勢の視線の中で、ジーンズの中に黄色い液体をダラダラ垂れ流す羞恥に女は取り乱す。 一人の女が…人格も尊厳もあるはずなのに、意思に反して女性が下着の中におしっこをしなければならないことがどれほど惨めか、もう分別のない年齢でもないのに、自分の意に反して女性が下着の中におしっこをさせられることが女にとってどれほど理不尽か、知紗子は小6の時から知っているはずだった。だが、今回は自分の意思で避けられることではなかった。先生に言えば行けたはずの学校とは違い、今回、長い行列の中で知紗子はどうしてもトイレが間に合わなかったのだ。 トイレの順番が来るまでおしっこが我慢できなくて、行列の中で立ち姿のまま尿を失禁する女性。立ったまま失禁している女子大生の黄色いおしっこが、行列に立ちすくむ女子大生の白いスキニーをまだらに黄色く汚し、見るも無惨な「女性のおもらし」の跡をくっきりとそこにつけてゆく。そして、女子大生はそのあられもない姿を周囲に見られる羞恥から免れることができない。 「お願い…お願いみないで…」 止まらない液体に女は錯乱し、行列の中で地面におしっこを撒き散らしながら女は右往左往する。それでも女の股の間からはとめどなく女性の黄色い液体がほとばしり、女子大生はジーンズを濡らしておしっこをもらしながら、立ち姿のまま女の股を濡らす恥ずかしい液体が、知紗子という名の美しい女子大生の尊厳をずたずたに引き裂いてゆく。 「イヤだ…」 立ったままジーンズを濡らして下着の中に尿を垂らす姿を周囲に見られるのが恥ずかしくていたたまれなくなり。知紗子は下半身がまだらに濡れた恥ずかしい姿のまま、トイレの壁に片手をついて、そして、その場に崩れるようにしゃがみ込んだ。 だが、女性の排尿はまだまだ続いていた。座ったままダラダラと尿を排泄し続ける女子大生の尿でズボンのお尻はまあるく濡れ、女子大生がしゃがんだまま失禁している黄色い女性尿が、女性のジーンズのお尻からポタポタと地面に流れ落ちる。 周囲の視線が見つめる前でおしっこを失禁しながら、知紗子はお尻から湯気を立て、大勢の人が見ている前で女子大生はしゃがんだままダラダラと地面におしっこを垂れ流した。 それは女性にとって決して他人には見られてはならない、あられもない「おもらし」の姿だった。 周囲の視線が突き刺さるなかで、知紗子は泣くことさえ許されなかった。学校のおもらしなら、その場を離れ、泣きながら先生に後始末をしてもらうことができる。だが女子大生は今、周囲の人が見ている前で自分がおしっこを垂れ流している状況を何とかしなければならないのだ。 それでも女子大生のおしっこは止まらない。もはや勢いは最初に比べると弱くなっていたが、それでも人が見ている前で女性はどうしても自分でおしっこを止めることができないのだ。 人前で失禁しながら自分のおしっこが止められず、ジーンズを無残に濡らす姿を見られながら女性が地面に尿を垂れ流す。 ジーンズが濡れるのも構わず、女子大生がしゃがみ込んでショーツの中におしっこをしている姿を周囲の人々が奇異の目でみつめる。それは、知紗子にとって地獄以外の何物でもなかった。 そうしている間にも、女子大生のスキニーから地面に女性のおしっこがしたたる。お尻にまあるいシミをだんだん拡げながら… そしてようやく女子大生のおしっこが止まった。長い時間にわたって意に添わぬ排尿を続けていた女性は、ようやく、自分で自分の下着の中におしっこするのを止めることができた。 ようやく排尿が終わった女子大生のスキニーパンツから、女性のおしっこがなおもポタポタとしずくになって落ちてゆく。さっきまで下着の中におしっこをする姿を見られていた女性は、今度は、下半身からポタポタとしずくを落とす姿を見られる羞恥に耐えねばならない。 女にとって人生でこんなに恥ずかしいことがあるだろうか…知紗子はうつむいたまま自分の不運に唇を噛んだ。 |
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