ゴールドロジャー作品

行きたいのに、行けなくて

話5
「いいから、早く・・・なさい。これ以上、ワタシを・・・怒らせたい? なんなら・・・パンツ!脱がせようか?上も脱がせて・・・パンツ1枚にさせるのも、おもしろいわネ。」

そう・・・委員長に言われ、私は・・・いっそう、泣きそうになり・・・うつむく。
うつむきながら、3人に・・・押されるように、グラウンドの集合場所に・・・歩かされて行く!
泣きたい・・・気持ちのまま、顔を上げると・・・そこには、私と同じカッコをさせられている、3人の・・・女子生徒の姿が、あった。
(その子たちにも、周りには・・・私と同じように、3人の・・・女子生徒がついている!囲まれてる女子生徒を見ると・・・うつむいたり、おしりを振ったり・・・身体を揺らしたり・・・と、さまざまだ。まさか、この女子たちも?・・・)
そんなことを考えてると、クラス担任の・・・女教師が、やって来て・・・私の様子を・・・観察し、1〜3年の・・・学年と、組を表すハチマキ(1年は、水色)を・・・私の頭に、巻き・・・「名札」を首に・・・さげた。
そして、私をしゃがませると・・・担任の女教師は、同じように・・・しゃがみ、私に耳打ちで・・・こう、言ってきた!

「美国さん。あなた今、おしっこ・・・したいハズよネ?こうやってても、おしり、かなり・・・振ってるもの!でも・・・今日は、あなたには・・・ガンバって・・・もらわなくちゃ、いけないわ。クラスの順位のために・・・」

えっ?それって・・・どういう意味?と、ふしぎそうにしてる私に、その担任・女教師は・・・委員長、同様・・・信じられない、話をはじめた。


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