「うん、もうけっこう限界だよ、わたし」
「でも頑張って我慢しなくちゃだめだよ、Piss Olympicに挑戦しようって言い出したのは優里なんだからね」
「それはそうだけど、、、」
「じゃあ、あと10分我慢したら、おしっこしてもいいよ」
「えー、そんな、もう無理だよー」
「ダメよ、授業中だと思ってがんばって!」
「そんなー」
優里は右手で思わず股間を強く押さえてしまった。
「優里、最後におトイレ行ったのいつ?」
「えっ、帰ってきてシャワー浴びる前だけど、、」
「じゃあ私といっしょだよ。まだ我慢しなきゃだめだよ」
「そんなこと言ったって、私は素香みたいに学校でトイレ行かないなんて出来ないんだから、、、」
と言うと、優里はきつく組んだ両足の上から股間を右手でぎゅっと押さえたまま、椅子から腰を浮かせて
「ああ、おねがい、素香、わたしもうダメだ!」
と言ってまるで命乞いをする小動物のような目で素香を見つめた。
「優里、ほんとうにもうがまん出来ないの?」
「うん、もうだめだ、、、どうしよう、、もれちゃう、、」
優里がおしっこを必死に我慢している姿を目の前で見ている素香は、何だかすごくドキドキしてきた。
自分もさっきから結構尿意を感じているけど、まだしばらくは我慢できそうだった。
けれども、おしっこを一生懸命我慢している優里を見ていると、下半身がムズムズというかモンモンというか、、、とにかくゾクゾクしてきてしまった。生まれて初めての妙に不思議な感覚を素香は確かに感じていた。
優里はもう我慢の限界みたいだった。
「ああ、素香、どーしよう、わたしもう我慢できないよ、、」
前屈みになっている優里は右手で股間を押さえながら体を揺すっている。
「ああ、おねがい、、、」
「わかったわ、ところでどうやっておしっこ量るの?おトイレに行ちゃったら量れないよ」
優里は両手でミニスカートの中に手を入れて股間を押さえながら、
「ねえ、素香、ごめん私もう動けない、、、部屋を出てまっすぐ行くと廊下の左に洗面台があるから、その下の扉を開けると、たぶん洗面器が入ってるはずだから持ってきてくれる、、、」
優里は股間を押さえながら小刻みに震えていた。
素香は心臓が更にドキドキしてしまい、急いで部屋のドアを開けると洗面所に向った。
(優里、いま洗面器持っていくから待っててね、、、)
洗面台の下の扉を開けると、クリーム色の洗面器が入っていた。それを手にとると、急いで部屋に戻った。
部屋のドアを開けると優里が床の上で股間を押さえながらうずくまってる。
「優里、だいじょうぶ?」と言うと「はい、洗面器!」と言って急いで洗面を渡した。
優里はあわてて下着を降ろすと、洗面器の上に屈みこんだ。
素香は心臓がバクバクしてきた。目の前で優里がかわいいお尻を出してしゃがんでいる。
他人がおしっこをするところなど今まで見たことなんてなかった。
「ああ、出ない、、、」
優里は目をギュっとつぶっていた。
「我慢しすぎると出なくなっちゃうのかなあ、、、、」
息を飲む素香。
「あっ、、出る」
その瞬間『シュッ』という音と共に優里の股間からおしっこが迸りはじめた。
『シューーー』 という音が聞こえてきて、洗面器に黄色い優里のおしっこが溜まっていく。
素香はゴクッと唾を飲んだ。
こんな光景を見るのは生まれてはじめてだった。
水流が少し弱まると、優里のおしっこは『ショァーー』という音に変った。
優里は目を閉じて、大きく肩で息をしている。
しゃがんでいる優里を横から見ていた素香は、自分の鼓動がドクドクと頭の中に響きわたるのを感じた。
思わず少しだけそっと体を移動させて、優里を正面から覗いてみてしまう。
優里は両足を閉じて洗面器の上にしゃがんでいたので、おしっこの出るところは直接見えなかったけれど、優里のおしっこが洗面器に溜まっていくところが見えた。
やがておしっこは勢いがおさまると『ポタポタ、、』と最後の滴とともに終わり、優里は「ふーっ」と、小さなため息をついた。
目の前で優里が限界まで我慢したおしっこを放出する姿を見てしまった素香は、頭の中が真っ白になってしまった。
心臓がものすごくドキドキしている。
「やだー、こんなにびしょびしょになっちゃった。ゴメン、素香、ティッシュとってくれる」
素香は優里の声でハッと我にかえった。
「あっ、、うん、」
机の横にあったティッシュボックスをとって優里に手渡した。
優里の内股は洗面器の水面から跳ね返った飛沫で、けっこう濡れてしまっていた。
優里は「ありがとう」と言うと、恥ずかしそうにそれを受け取りあと始末をした。
「やだー、こんなとこまでびちょびちょだ、はずかしいー」
と言うと、素香の方を見た。
優里と目が合ってしまった素香は、何だか自分も恥ずかしくなってしまい、顔が真っ赤になってしまった。
洗面器の中には、少しだけ白い泡が浮いた、きれいな黄色い液体が溜っていた。
「ふーん、わたしのおしっこってこんな色なんだあ、、何だか黄色くて綺麗だね」
二人はクリーム色の洗面器に溜っている黄色い液体を覗いている。
「ホントだね、なんだかレモンのジュースみたい、、、ねえ、ところで、これどうやって量るの?」
「うん、漏斗かなんかないかなあ、、、ちょっと待ってて、台所へ行って探してくる」
しばらくして優里は漏斗を持って戻ってきた。
「これを使ってさっきのコーヒーのペットボトルに入れてみようか」
優里は机の上のカラのペットボトルのふたを開けて、その上に漏斗を乗せると、素香に
「ねえ、押さえててくれる?」
と言って、床の上の洗面器を手に取って、ゆっくりと机の上まで持ってきた。
素香は左手でペットボトルを、右手で漏斗を押さえた。
「じゃあ、いくよ、、、」
「優里、こぼさないでね」
「わかってるって、こんなとこでこぼしたら大変だよ、ははは」
優里は慎重に少しづつ洗面器の中の黄色い液体を漏斗の中に流しこんだ。
ジョロジョロと音を立てて、優里のおしっこが少しづつペットボトルに溜まっていく。
「あー、あったかーい」
ペットボトルを押さえている素香が言った。
結局、優里のおしっこは900mlのペットボトルのちょうど半分くらいの量だった。
「うーん、これだとだいたい450mlくらいかなあ」
「うん、たぶんそんなとこだね」
二人はさっきインターネットで見た「Piss Olympic」のデータと優里のおしっこのデータを照らし合わせてみた。
「42位のEvelynが450mlで同じだから優里は42位にニューエントリーだね!やったね!おめでとう!」
「あははは、、、ところで素香選手ははたしてどこらへんまで食い込めるでしょうか、、、ねえ、素香まだおしっこしたくないの?」
「えー、結構したいけど、、、まだもう少し我慢できるよ」
それから30分、二人は素香の先導のもと、海外のサイトを彷徨っていた。
「ねえ、優里、みてみて、また新しいのみつけた!」
画面は「Female Desperation」という、女性のオシッコ我慢専用のサイトだった」
そこにはオシッコを我慢している女性の投稿写真が何百枚と掲載されていた。
「ひゃ〜、やっぱりおしっこガマンする格好って、なんか世界中おんなじだねー」
「はは、ホント、ホント、、、」
それにしても素香はどういう身体の構造をしているんだろう。
今日トイレを我慢する条件は自分とほとんど一緒のはずである。
彼女は私よりずっと沢山おしっこを溜められるのだろうか、それともおしっこの出来る量が私より全然少ないのだろうか、、、。
優里は、果たして素香がどれくらいの量のおしっこを我慢しているのか、という事に関して興味津々であった。
さっきからこまめに素香の様子をチェックしているが、足をきつく組みながら時々体をくねらせる姿は、もう相当ガマンをしているに違いない。
すぐ隣に座っている素香がおしっこを我慢していると思うと、何だかゾクゾクしてくる。
「ねえ、優里、わたしもそろそろ限界かも」
と素香が言った。
時計の針は10時半を指している。
しかしこのときすでに優里の貯水池は2度目の警戒信号を発信していた。
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