南を笑わせる会 |
東京のある○△□中学校の2年生に南という女の子がいた 引っ込み思案で勉強も運動もできないという理由で友達もほとんどいない 小学校のころはよくいじめられていた 南と同じクラスにえりかという女の子もいる えりかは南と対照的ですごく明るくクラスの人気者とくに同じクラスの7〜8人の女子でグループを作りよくいろんな所でたまって話していた ある時仲良しグループでしゃべっていると南の話になった 久しぶりに誰かをいじめたいえりか達はターゲットを南にする事に決めた いじめるといっても暴力というわけではない 痛くないいじめ、それが「くすぐり」だった 今までえりか達は今まで何人もの同級生をくすぐっていじめてきた ある体育のプールの時間、授業の残りの20分間の自由時間、その時間ではじめて南をくすぐることにした プールのはしっこでもぐる練習をしている南に声をかけた 「み〜な〜み!そんな事してないでいっしょにケイドロしない?まさかいやとか言わないよねぇ?」えりかはいやとはいやせないという顔で南を脅した 南はいやいやに小さくうなずきルールを尋ねた 「警察が4人、ドロボウが4人に別れて範囲はプールの中、ドロボウが全員捕まったら1番最初に捕まった人が罰ゲームで7人にくすぐられるの!ただしチャイムが鳴るまでに1人でも逃げ切ったら罰ゲームはなし!これでどう?」 南はまたいやいや小さくうなずいた 4人4人に分かれて南のいるチームの方が「ドロボウがいい〜!!」と言ってみんな逃げ出した 南は泳ぎが苦手だった 溺れるように逃げる南を小さいころから水泳を習っていたえりかが華麗な泳ぎでみなみを捕まえた 「これで南が罰ゲームだよ!まぁ逃げ切れなかったらの話だけど・・・・・」 するとほかの3人もすぐ捕まった これも南を長い間くすぐるための作戦だった さっそくプールの端っこで南を大の字に浮かばせて両手両足を1人ずつが抑えた えりかは仲のいい友達を集めて押さえている人も合わせて10人でくすぐる事になった 南が深呼吸をしたとたんみんないっせいにくすぐりだした 南はもともとくすぐりに弱い、しかも水着のためかなり敏感になっていた 「ほら〜南〜どこが一番くすぐったいか言ってごら〜ん?」首・脇の下・腰・お腹・脇腹・背中・お尻・太もも・足の裏をくすぐられ南は答える余裕などこれっぽっちもなかった ただ必死に抵抗しながら大笑いしていた その笑い声を聞いてたくさんの女子がやってきてさらにいろんな所をくすぐった 「ほら〜どこがくすぐったいか言いたくなってきたでしょ〜?それともまだ意地を張る気〜?」 南は意地を張っているわけでもないのにえりかはそれを知っていてわざといやみったらしく言った 「えりかちゃ〜んやめてぇあはははははははははははははははははははおねがいぃ〜」 「まだあと10分はあるわよ〜さぁどこがくすぐったいの〜」 普段めったに大笑いしない南の姿を見てたくさんの男子も南達のほうに注目していた 「足が〜足はやめてぇ〜ニャはははははははははあははははははははははははは〜」 するとえりかはしてやったりという顔で笑い 「みんな〜南足をもっとくすぐってほしいんだって〜!本人が言ってるんだからくすぐってあげようよ〜」そういうとくすぐっている3分の2の女の子が足全体をくすぐりだした さらにはげしく笑っていると 「そろそろあがりなさ〜い」 先生の声とともにみんなの手が止まった 「また今度やろうね〜南」 南はふらふらしながら歩いて教室にもどっていった 「み〜な〜み!またケイドロしよ!」そういうと無理矢理南を廊下へつれていった 廊下にはさっきプールでくすぐってきた10人の女の子達がいた 「じゃあグループはさっきのグループで、ドロボウと警察もさっきといっしょで!もちろんルールもいっしょ!」 そういうとドロボウだったメンバーはいっせいに逃げ出した すると1人のドロボウの女の子が 「南はすぐ捕まっちゃうから保健室のベッドに隠れてるといいよ!もし見つかったら寝たフリをしたらいいんじゃない?」そういうとその女の子は保健室と反対方向に逃げていった 南はさっそく保健室のベッドの中にもぐりこんだ たまたま保健室の先生もいなかった 何分かベッドの中にいると扉が開いた それはまたえりかだった 「ん?ベッドに誰か隠れてるのかな〜?」南がいると知っているえりかはわざとらしく言いベッドに近づいていった 布団をめくると南はうつ伏せに寝たフリをしていた 笑いながらえりかは 「あれ〜ホントに寝てるのかなぁ〜?どれどれ〜こちょこちょこちょこちょこちょ・・・・・・・・」 南は笑いながら飛び上がった 「きゃはははははははは〜」 「南ずる〜い!まぁどっちにしても南がまた1番だから罰ゲームかな?」 さっきの廊下に戻るとハイペースでどんどん捕まったドロボウが戻ってきた もちろんわざとである 「これで全員だね、という事で罰ゲームは南に決定〜!!!!!」 そういうとえりかは南の腕をつかんでみんなで体育倉庫に入った 体育倉庫はいろいろなものが置いてあってしかも内鍵もついてあった 前の日にあらかじめえりかは倉庫にロープや羽・筆などを置いていた 南の体を大の字にして両手・両足をロープで跳び箱や鉄棒などに固定した 動くのは手先・足先・顔・腰だった そしてみんなは羽やら筆やら手やらで南の体をくすぐった しかしプールの時より反応はうすくえりかはとんでもないことを言い出した 「今度は直でくすぐっちゃおっか?」 そういうとブラウスなど全部脱がし上半身は裸にさせられた まだ胸の小さい南はブラジャーをしていなかった 下半身は全部脱がすのはかわいそうだと思いパンツだけは脱がさなかった 「これでどうかなぁ?こちょこちょこちょこちょこちょ〜・・・・・・・・」 すると南は腰を必死に動かしてくすぐりから逃げようとした、だがロープはそれを許してはくれなかった 「やっやめてぇ〜くすぐったいよ〜あはははははははははははははぁ〜」 「休み時間が終わったらね〜 さぁ〜普段笑わないんだから今もっと笑いなさぁ〜い!」 南が時計をみるとあと30分はあった ようやく30分がたち休み時間のチャイムがなった するとみんな南をおきざりにして戻っていこうとした さすがも南も声をかけた 「ロッロープを・・・・・」 するとえりかは 「南はここにいて!先生には早退したって言っといてあげるから」そう言ってみんな出て行き鍵までかけてしまった 体育倉庫は窓が開いていて少し寒かった その寒さのせいで南はトイレに行きたくなってきた しかし南は行けるはずがない あと少しで授業が終わってHRが始まる もう少しと言いきかせていた 腰と手を動かしどうにか逃げようとしたが南はひ弱で跳び箱や鉄棒はびくともしなかった 必死に股に力をいれてがまんした するとやっとえりか達が再びやってきた 「お疲れ南!またくすぐってあげるからね あら?腰なんか振ってそんなにまちどおしかったの?」そういうとえりかはくすぐろうとした すると南はえりかに訴えた 「おねがい!トイレに行かせて〜!!!!!」するとえりかは 「ロープ結ぶのがめんどくさいからこれが終わったらね」そういうとみんなが集まってきまたおもいっきりくすぐりだした もう日が暮れだしたころ、南はまだ我慢していた 「じゃあそろそろ終わってあげようか?」その言葉を聞いてほっとした瞬間、えりかは高速で南の太ももをくすぐりはじめた するとあまりにも意表をつかれたため股の力が抜けついに尿を噴射してしまった 「あ〜あ〜ついにしちゃった・・・・・もう中2でしょ〜」そう言いながらロープをはさみで切りえりか達は帰っていった 南も泣きながらパンツを脱ぎかわりにブルマをはいて制服を着て帰っていった その帰りがけえりかが仲良しの女子に提案した 「南をくすぐるのにはまったから『南を笑わせる会』っての作らない?そ〜して南をくすぐっていろんな秘密を聞き出すの」その話にみんな賛成しとりあえずそこにいた11人が会員となった そして南の本当の地獄はその次の日からだった |
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