肉作品

必笑くノ一女子高生

2
ここはとある裏会社の地下駐車場

「積み荷の中身がないですって、そんなことあるはずが……」
「あらあら美佳(みか)ちゃん、大変なことをしてくれたわね」
「千明(ちあき)、わたしは言われた通りにここまで運んだわ」
「トラックの中にこれが置いてあったわ」
《あなた達の大事な商品は私たちが有効に使ってあげるわ  陽炎  》
陽炎とはここ最近になって出てきた女忍者だけで組織された集団である
「あの薬が奪われたのは厄介だわ、早急に取り戻さないと」
「どうやってよ、奴らがどこにいるかもわからないのよ」
「大丈夫、奴らイケイケだからさらに儲けようとまた狙ってくるわ。それこそこの会社に侵入してくるでしょうね。それで奴らの足をつかめばいいわ」
「そう、それならいいんだけど」
「それより美佳ちゃん、執行部がもう来てるわよ」
執行部、それはこの組織に損害をもたらした者達が連れていかれるお仕置き部屋の管理者達である
「な、ちょっと待って。これは、うっ………」
美佳と呼ばれた者はそこまで言うと言葉がとぎれる…………





「放しなさいよっ、私にこんなことしてただで済むと思ってるの?」
お仕置き部屋に連れてこられた美佳は今、壁から出ている鎖の先に着いた枷で拘束されていた。美佳自身は幹部であり、いつもは送る側だったので送られるのは初めてであった。それゆえそれに恐怖した。今までお仕置き部屋に連れてこられた者達はみな二度とミスをしていないのだ。皆それの恐怖を植え付けられ、屈伏していた。美佳の性格はかなりきつく、自身が責められることなど考えた事がなかった。
「全然反省してないわよ、きついお仕置きが必要のようね」
モニター室でカメラに映る美佳をみて執行部の一人が言う。
「私あいつ嫌いだったのよね。幹部だからってなにかと偉そうだし」
「だよね〜、お高くとまってるって感じでさ」
「まあいいじゃない、幹部だろうとなんだろうと責められるのが私達の特権なんだから」
「私達に敬語使わすぐらいまでいじめてあげないと」
「こらこら、あくまでお仕置きよ。あくまで……、だけどね」
「とりあえずこれで体でもほぐしておいてもらおうかしら」
執行部の一人が席を立ち機械をいじりだす。とたんに美佳の後ろの壁から起動音が聞こえだした
「え、なんなの?」
美佳が不思議に思っていると壁から手が生えてきて、美佳の体をくすぐりだした
「な、なははははははははは、きゃ〜っはっはっはっはっ、くすぐったいぃ、あははははははは」
気丈な美佳もくすぐられてはいつも通りクールではいられない
「あはは、やめなさいよ〜……、私がこんなものに〜っひっひっひっひ。きゃははははは、やめなさいってば〜」
「ほんとに……、お仕置きなのに反省の色なしね。私達にごめんなさいを言ってごらん」
「ひゃははははは、誰があんた達みたいな格下に〜。あははははははははっ」
「みんな、どうやら美佳さんは反省してないようよ」
「ほんとですね〜、ごめんなさいが言えない子はきつ〜くお仕置きしないと」
「あはははははははは、あんた達おぼえてなさいよ〜。後で、あとでははははははははっ、ぶっ殺してやるからね〜」
「怖いな〜、リーダーもうやっちゃっていいですか?」
「そうね。でも狂わない程度にね。」
「「は〜い」」
そう言うとリーダーを除く三人が美佳に近づいていく
「くはははははは、近寄るな〜。きゃはははははっ、あ〜っはっはっはっは」
「美佳さ〜ん、いつもの冷たい目はどおしたんですか?」
「そうですよ、目に涙たまってますよ。くすぐられたら出てきますよね」
「美佳さんもそんな風に笑うんですね。楽しんでもらえてうれしいです」
「きゃははははは、楽しくな〜ひひっ、これ以上は〜。あはははははははは、やめなさいよ〜」
「衣服じゃまですよね」
「私たちが脱がしてあげますねー」
「脱ぎ脱ぎは出来ないからやぶりますね」
どこから出したのかハサミで美佳の衣服を切り出した
「わ〜、赤の下着なんてエロいですね〜」
「さすが美佳さんっ、いい体してますね」
「それはそうでしょ〜。美佳さん性格きついのに、女王様みたいでそれがいいって男性会社にも多いですもんね。じゃあそろそろ………」
「きゃ〜ははははは、そんな所くすぐるな〜。あはははははははは、きゃひひひひひ」
一人は脇、一人は足の付けね、一人は足の裏。執行部の三人は思い思いの場所をくすぐりだす。その慣れた手つきはどこをとってもくすぐったい
「いい加減にしなさいよ〜、ぎゃははははは。もうだめ〜っはっはっはっは、ひひゃはははははははは」
「あなた達これ持ってきたわよ」
リーダーが皆に声をかける。皆いったんくすぐりをやめリーダーの持ってきた袋をあさりだす。中には羽根や筆など色々な物が入っていた
「どれにしようかな〜?」
「私この筆使おっと」
「じゃあ私この羽根〜」
「それじゃこの手袋にしよ」
三人は道具を取ると美佳に見せつける
「今からこれつかいますね〜」
「これはくすぐったいですよ〜」
「この手袋なんかエナメル製ですから気持ちいいですよ〜」
じわじわとにじり寄ってくる三人に美佳は恐怖した
「や、やめなさいよ。そんなのでくすぐられたら……、だめだははははははは」
美佳が最後までいい終わらない内に三人はもうくすぐりだす。筆で太股や足の裏を、羽根で胸やおなかを、手袋で脇やわき腹を
「ぎゃ〜ははははははは、びゃははははははは、ぢょっと〜、やめばはははは、だべだっでば〜」
それから美佳は笑い狂い、10分足らずで気絶した。




「はっここわ。そうだわ私は懲罰しつに連れてこられて……、なんでまだ拘束されてるのよ?」
気絶から目覚めた美佳は変わっていない状態に腹をたてる
「それは美佳さんが反省していないからよ。ごめんなさいが言えてないでしょ?」
「くっ、誰があんた達なんかにっ。いいかげん放しなさいよ」
「ふぅ、みんな」
「「は〜い」」
「きゃははははは、ははっなんでまた〜、ひゃははははは」
有無を言わさずくすぐり出す三人。そしてまた10分後美佳は気絶する。ごめんなさいが言えるまで、くすぐられては気絶し、起きてはくすぐらる。それがなんども繰り返される内に美佳の心は折れた
「ぎゃははははは、ごべんなざいごめんなざ〜い。反省してるから〜、きゃひひひひひひひひ。ぼうやべで〜」
「反省してますでしょ?まだくすぐり足りないようね」
「反省してます〜、だがらもう、もう〜。あ〜ははははははは」
「よろしい。みんなやめてあげて」
「はぁ、はぁ、ごめんなさい。反省してますから、はぁ、もう、もうやめてください」
「じゃあ許してあげるわ。これでお仕置きは終了ね。後はみんなに任せたわね、うふふっ」
「「了解〜」」
そう言うと三人は手をわきわきさせながら美佳に近寄っていく
「なっ、なんで?お仕置きは終了だって………、ねぇ、ねぇってば」
「くすぐられたくないんですか?」
美佳は縦に首を何度もふる
「でもね〜、あなたが偉そうに私達に命令するのが気に入らないのよね」
「だから私達あなたに腹が立っててね」
「私達に純情になるように教育してあげないと」
美佳の顔が恐怖に歪む
「まって、言うことなら聞くから。あなた達に偉そうに命令したりしないから……」
「敬語が使えないなんてね」
「すこし可愛がってあげないと」
「しつけですよ」
「きゃ〜っはっはっはっは、だめ〜、ごめんなさいごめんなさい。敬語使いますから〜、あはははははははは」
その日は1日中美佳の笑い声がお仕置き部屋に鳴り響いていた


「ちょっと美咲、頼みすぎだって。どんだけ食べんのよ」
「いいじゃない。それとも……」
「わ、わかってるって」
今美咲と恵理奈は新しくできたケーキ屋でお昼を食べている。ちなみに恵美は朝からバイトのため別行動である。
「それにしても恵美も朝早くから頑張るわよね」
「なんか買いたいものがあるらしいわよ」
「また新しくいらない機械とか武器つくるんじゃないでしょうね?」
「注意が必要ね」
「確かに、気おつけなきゃ」
30分程してケーキも食べ終えた二人はケーキ屋を出る
「じゃあ美咲、私これからバイトだから」
「うんわかった。じゃあね」
そう言って別れると、ブラブラとあてもなく歩きだす美咲。二人がバイトの時はいつもこうである。美咲自身もバイトを探してはいるが、時給が安いだの重労働だの言って中々みつからない。
「あー、暇だ〜。んっ?あれは……」
美咲が見つけたのは一見妖しくもなんともないが、忍びの美咲から見ればあきらかに同じ忍びの走り方をする女だった。普通なら皆を呼ぶのだが、まだ悪忍と決まった訳ではないし、何よりいつも面倒をみてもらってる美咲には、二人の給料が減るのは痛かった。
「走り方も隠せてないし、明らかに下忍よね。たまには私一人でやってみますか」
美咲はその女を追う。そしてたどり着いたのは人気のない路地裏だった。
「どう、うまくいった?」
「はい。先輩の言う通り楽勝でした」
「かなりの量だったでしょ。でもあれはほんの一部で、エイマミにはまだあれの数十倍あるわ。明後日には忍びこんで全てかっぱらうわよ」
エイマミとは先程の裏会社で、英才教育をするマミー(ママ)の略で、表向きは大学院後も勉強したくてたまらないニート達の塾をやっている。
「じゃあ基地に戻って結果報告ですね」
「えぇ、でもあなたは先に帰りなさい」
「えっ?どうしてですか」
「あなた、どうやらつけられてたようよ」
「なんですと、それはえらいこっちゃ」
「ふざけてないで帰りなさい」
「はいっ」
そう言うといきなり走りだす女忍者。美咲も後を追おうとしたが、つけてたことに気付いた方の女忍者が追わしてくれるはずもない。足首を捕まれ地面におもいっきりぶつかる。
「私を置いてく気?」
「くっ、どきなさいよ」
「どかな〜い」
地面にうつ伏せになっている美咲の上に乗り、女忍者は美咲を抑えつける。
「あなた確かあの三人組の一人よね」
「な、なんのことよっ」
「嘘ついてもだめ、私の糸に気付いて追って来たじゃない。まあ私の方が一枚上手だったけど」
「まさかあんたあの時の」
「正解〜、ちょうどいいわ。あの時はあとちょっとのところであなたに邪魔されちゃったしね。あの時の続きといきましょ」
「ちょっと待ちなさいよ」
「教えてくれるの?」
「誰があんたなんかにっ」
「あの子も始めはそう言ってたわ。言わないんなら……、忍法くすぐりの術〜」
「ちょっ、待っ、あははははははは、や……やめ、きゃははははは」
うつ伏せの美咲にまたがり女忍者は美咲のわき腹をくすぐりだす
「ほらほら〜、くすぐったいわよ〜」
「ひゃははははは、や、やめれ、くすぐりだめ〜っははははははは。ほ、ほんと、そこ弱いってば。ひゃひゃひゃひゃひゃ」
「かわいい笑い声ね。苦しくなったらいつでもいってね」
「も、もうくるじ〜、だ、だめだってば、きゃははははは、ひひひひひひひ」
「でも教えてくれないんでしょ?あなた達いじわるだもんね」
「いじわるはあんたでしょ〜が〜っはっはっはっは。くすぐったい〜、あははははははは」
「私のこといじわる呼ばわりするなんて、ほんとにいじわるしちゃおっかな〜」
そういうとうつ伏せのまま服を上までずり上げる。美咲の背中が丸見えになり、黒いブラのホックが見える。
「はぁ、黒か〜。まあ可愛いからいいか。それ、こちょこちょこちょ」
「ひゃははははは、ごめんなさ〜い。背中はダメだってば〜、あははははは」
「ホックもはずしちゃえっ」
ブラのホックがハズレ美咲の豊富な胸の横乳がはみ出す。
「ほれほれ〜、ここがええんか〜」
「あはははははは、きゃははははは、ひゃははははは、くすぐったい〜」



[ピロピロピロ]
30分程して美咲が笑い狂っていると、女忍者の携帯が鳴り響く。
「あっ、頭領。えっ、いまですか?はい帰ります。いや、それは……、はい、今から5分で?それは無理でしょっ。いや、がんばります。じゃっ」
携帯を切り終わると、女忍者は美咲からどく。本当なら美咲も戦うか逃げるかする所だが、脱力しきって寝返りすらうてない。
「ごめんね。もうちょっと遊んであげたかったんだけど用事ができちゃった」
「うるさいっ、とっとと帰りなさいよ」
「またそんな口を聞くのね。いいわ、あなたの今の色っぽい姿を写真に撮って明日学校にばらまいてやる」
そう言うと女忍者はポケットからデジカメを取出し写真を取り出す
「ちょっ、ちょっと、やめなさいよ」
「その表情もいただきっ。ついでにブラとパンツも貰ってって写真と一緒に張りつけといたげる」
「本気で言ってるの?待って、謝るから。ね、ちょっ、お願いだから。いや〜」
女忍者は美咲を仰向けにするとブラとパンツを脱がして袋に入れた
「明日が楽しみね。ムフフ。そうそう、最後にこれ塗ってったげる。」
そう言って女忍者がポケットから出したのはバターだった
「なにするきよ。なんでバターがポケットから出てくるのよ」
「秘密の四○元ポケットよ。ここら辺は野良猫とか多いから……、ってもう集まってきたし」
女忍者は美咲の体にバターを塗っていく
「よし、完了。んじゃあね」
「ちょっとまちなさいよっ、っはははははははは、きゃはははははははははははは」
美咲の体に野良猫が群がる。スカートもめくれ、ブラもパンツもついていない今の美咲を守る物はほとんどなく、甘い快感からくすぐったさから全てが伝わってくる
「きゃはははははははははははは、あははははははは、ペロペロしないで〜、そんなとこ舐めないで〜、あははははははははははは」
結局美咲は野良猫がバターを舐め終わる迄の2時間笑い続け、気絶したその後は3時間後に目覚めた。帰りもスカートが風でめくれないように注意し、体にのこる感覚に耐えながら帰ったため、帰り着いたのは午後9時をまわっていた。







次の日美咲は朝5時に学校に来ていた。まだ写真はばらまかれておらず、美咲は苛立っていた。その時校舎から一人の女が出てきた。
「あら、おはよう。やけに早いわね」
「なっ、写真はどこよ」
「あっ、あれね。ほんとにばらまくと思った?いじめがいがあるわね〜」
「じゃあなんでここにいるのよ」
「さあね〜、まあ下駄箱でも見てくるのね。それじゃあまた近い内に会いましょ」
次の瞬間には女忍者は消えていた。美咲も我に返り下駄箱に向かって走りだす。学校にはまだ鍵が掛かっていたが、美咲は髪をとめているピンを使ってなんなくあける。そして美咲の下駄箱の中にはブラとパンツと写真、そして手紙が入っていた
《あんまりやると嫌われそうだから勘弁しといてあげるわ》
美咲はおちょくられてるのだと思うとしだいに腹が立ってきた。そして、昨日の女忍者達の会話を思い出していた
「エイマミ………、絶対にあいつらの計画を潰してやる」
それからの学校中は美咲は1人で作戦を練り、話かけられても二言返事で会話を終了させていた。恵理奈も恵美も不思議に思っていたが、美咲の苛立ち用は普通じゃなかったため触れずにいた。学校が終わると美咲は誰よりも早く学校を飛び出るのだった


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