くすぐり漫画を3Dスマフォで読む

 今から2年ほど前、くすぐり漫画を3Dデジ額で読むで、ミニメロン作の立体視対応くすぐりコミックを富士フイルムのFinePix Real 3D V1で読むための方法を紹介しましたが、あれから時は流れ、今や世の中にはスマートフォンなる物が普及し、その中の一部に3D表示機能を持つ機種が存在します。
 代表的な動画共有サイトも3D表示に対応し、今では様々な動画を3Dスマートフォンにより3Dで楽しめるようになっている模様です。
 くすぐりシーンを含む立体視対応コミックも数が増えて、現在はミニメロン作品だけでも以下の4つが存在します。

・最笑兵器ミラクル歌織
・レズ汁 〜ミダラーナ帝国の淫謀〜 (前編)(18禁)
・レズ汁 〜ミダラーナ帝国の淫謀〜 (後編)(18禁)
・乙女の指が踊る時 (前編)

 3D対応スマートフォンは、NTT docomo、ソフトバンク、KDDI等様々な携帯電話会社から出ていますが、そのうちNTT docomoの3D対応スマフォの一つであるSH-01Dをこのほど入手しましたので、これを使ってミニメロン作の立体視対応くすぐりコミックを3D表示で読む事が可能かどうか試してみました。

 まず準備として、WindowsXP及びステレオフォトメーカーのインストールされたPCで、くすぐり漫画を3Dデジ額で読むに示したのと同じ手順でPNGファイルをMPOに変換します(私の場合、過去に変換したファイルが残っていたので、それらをそのまま使いました)。
 次に、SH-01Dの電源を入れ、付属のUSBケーブルでPCに接続します。
 PCからはリムーバブルドライブとして認識されるので、その中に作品のMPOファイルを置きます。
 場所はどこでもよいのかも知れませんが、私はDCIMという名前のフォルダの中に、更にフォルダを作り、その中に置いてみました。
 作業が済んだらPCから取り外します。
 その後は「ピクチャー」又は「コンテンツマネージャー」というアプリを使って作品を3D表示させる事ができます。
 富士フイルムのFinePix Real3D V1での3D表示では、セリフの文字がつぶれて読みづらくなってしまっていましたが、SH-01Dの縦持ちでの3D表示では文字まではっきりと表示されます。
 私の場合、「ピクチャー」を使った時、フリックでのページ移動の際、画像が作品で想定している順番どおりに表示されないという問題に遭遇しました。ファイルの作成時刻を変更したりすれば解決できるのかも知れませんが、試してません。
 「コンテンツマネージャー」を使うと想定した順番どおりに(ファイル名の順に)表示されます。コミックを読む際には表示の順番はかなり重要だと思いますので、通常はこちらを使った方がよいでしょう。
 ただし、例えば「最笑兵器ミラクル歌織」と「乙女の指が踊る時 (前編)」のMPOファイルをそれぞれフォルダ分けして置いた場合、「ピクチャー」ではフォルダ一覧の画面で表示する作品を選択する事が可能ですが、「コンテンツマネージャー」にはフォルダの概念がなく、画像一覧を表示させると一つの画面に全ての画像が表示されてしまいます。
 このように、「ピクチャー」も「コンテンツマネージャー」も一長一短がありますので、場合によって使い分けるとよろしいかと思います。

 現在ダウンロード販売されているミニメロン作の立体視対応フルカラーデジコミは、4作品とも頭10ページの画像が右目用・左目用とも体験版に含まれています。
 WindowsXPのインストールされたPCとSH-01Dをお持ちの方は、ぜひ体験版をダウンロードして頂き、3Dスマフォで読むくすぐりコミックの魅力をお試し頂ければと思います。
 また、SH-01D以外の3Dスマフォをお持ちの方も、同様の方法で3D表示ができるかどうか、試してみて頂ければと思います。


戻る