小説作品紹介

全寮体験みんなでたべて(1〜6)

 2001年から2003年にかけて青心社から出版された、純粋レズ物のシリーズです。
 レズ物は、男女の絡む物に比べて出版点数が少ないのが現状ですが、このシリーズは、純粋レズ物というスタイルを崩す事なく6巻まで出版された、非常に珍しいケースです。
 著者は鈴木忍さん。「全寮」の実績が認められてか、キルタイムコミュニケーションの二次元シリーズからも、レズな色彩の濃い作品が何点か出ています。

 N女子学園というお嬢様学園に転校してきたばかりの主人公、三島伊織ちゃん。ある日突然、学園の創立祭で行なわれるパレードのチアリーダーに選ばれるわけですが、リーダーの先輩やコーチが教えるのは、チアリーディングだけではなくて、あんなことや、こんな事にまで及び、そればかりか、担任の先生とか、みんなの憧れの英語教師からも、あんな指導やこんな指導を……というような感じで、学園内の様々な生徒や教師、さらには生徒の親戚までをも巻き込んで、エッチな宴が繰り広げられる……といったあんばいです。
 1〜3巻目までは、パレードまでの出来事が描かれ、4巻目では序盤でパレードが終わり、OGとの交友会や、パレードのユニフォームの納入元でのアルバイトなどの模様が描かれます。そして5巻目では理事長の御本家での巫女さんアルバイトの模様が、6巻目では、みんなで旅行へ行った南の島での出来事が描かれています。
 主人公である伊織ちゃんの言葉で能天気に語られる物語は、あくまでも仲の良い女の子同士の微笑ましいスキンシップであるかのような印象を与えるのですが、その内容はエッチで過激なシーンの連続だったりします。

 これらの本に、以下のようなおもらしシーン、くすぐりシーンが含まれています。

[1巻目]
 チアリーダーのコーチである池上先生が生徒に悪戯しているのを目撃してしまった伊織が、自分の大切な所を悪戯している所を担任の先生に見られてしまい、そのままエッチな指導を受ける事に。その時水着の上から乳首を洗濯バサミで挟まれ、そこへやってきた池上先生にまで悪戯されて、ついにおもらし(P178)。
 学園の理事長の孫娘である絵理奈ちゃんが、伊織ちゃんに大切な所を悪戯されて、おもらし(P225)。

[2巻目]
 お茶室で絵理奈ちゃんが池上先生にレオタードの上から大切な部分を茶筅でくすぐられる。この場面で、以前に伊織がそれをされた時に失禁してしまった事が語られる(P76)。
 チアリーダーのチームへ加わる事を拒否したバレーボール部のエースアタッカー諏訪原が、媚薬を盛られ、池上先生に体育倉庫へ呼び出され、体操着の上から股間と胸に悪戯されて、おもらし(P196)。

[3巻目]
 諏訪原がバトン部の後輩である雅美ちゃんに大切な所をお口で悪戯されて、おもらし(P221)。
 その他、浣腸シーンと大きい方のおもらしシーンもあり。

[4巻目]
 諏訪原のルームメイトの深雪ちゃんの母親に、諏訪原が敏感な部分をお口で悪戯されて、おもらし(P90)。
 OGの秘密パーティーに参加する為のお清めと称して、伊織ちゃんをはじめ四人の女の子が粘液を含ませた筆で敏感な部分を悪戯されて身悶える(P120-126)。
 エッチな商品を扱うお店のカタログ写真のモデルをする事になった伊織ちゃんが、メイクと称して敏感な部分に顔料を筆で塗りたくられながら身悶える(P193)

[5巻目]
 薙刀部の主将の明日香が、座敷で椅子に拘束されて、石鹸をつけた筆で大切な所をくすぐられて激しく身悶え、おもらし(P27-36)。
 洞窟の湖の中で、伊織が絵理奈に身体を撫で回されてくすぐったがる(P201)

[6巻目]
 学校の温室のプールで、川西女史の姉であり薬学のプロフェッサーでもある川西博士に、明日香が大切な所を悪戯されておもらし(P46,54)。
 さらに、諏訪原も川西博士に悪戯されておもらし(P58)。
 南米原産種の蝶におしっこの穴を吸われて、伊織と明日香と諏訪原の三人がおもらし(P81)。
 南の島の生簀で熱帯ドジョウに水着の上から敏感な部分に噛みつかれて諏訪原がおもらし(P159)。
 その熱帯ドジョウの群れに直接たかられ、伊織と諏訪原がおもらし(P168-176)。

 というわけで、女の子が恥ずかしい所を悪戯されたりくすぐられたりして、オシッコをもらしてしまうシチュエーションに萌え萌えな方、そして女の子同士の仲の良い姿に萌え萌えな方には、特におすすめです。


戻る