コミック作品紹介

百合姫Wildrose 4

 (株)一迅社から発行されている、女の子同士の仲の良い営みを多数収録したコミックアンソロジーシリーズ。その第4巻に収録されている全8話中2話にくすぐりシーンが含まれていました。

 一つ目は三国ハヂメ先生の「私の彼女」
 成美ちゃんと千明ちゃんという二人の女の子がどこかの部屋のベッドで裸で仲良くしている時、いきなり成美ちゃんが「ちゃーちゃん今他の事考えてる」と言い出します。
 そして「そいういう子にはこうだ」と言って、千明ちゃんの脇腹をくすぐるのです。
 激しくくすぐったがる千明ちゃんでしたが、脇腹を開いたまま必死に耐えています。本当はもっとくすぐってほしいという事でしょうか。
 しかしくすぐりシーンは1コマだけで、成美ちゃんの手はたちまち千明ちゃんの女の子の部分へと向かうのでした。

 二つ目は高橋依摘先生の「愛羅武勇マイガール」
 女ばかりで構成された悪の集団猥流奴露厨は、本屋に並ぶ本の向きを逆向きに変えるなどの迷惑行為を繰り返しています。
 その総長であるアリサが芹香というカタギの女を好きになってしまい、猥流奴露厨を引退すると言い出します。
 猥流奴露厨を脱退する時は仲間からリンチを受けなければならないしきたりで、そのリンチというのは、裸になって筆で寄ってたかって撫で回されるというものなのです。
 しかし、その筆のシーンは2コマほどで、アリサはたちまち芹香に助けられてしまうのでした。

 というわけで、合計3コマのくすぐりシーンですが、このようなアンソロジーにこのようなくすぐりシーンが出現したという事は、くすぐりというものが女の子同士のスキンシップとして広く世の中に認知されつつあるという事かと思います。

 全裸の女の子がくすぐられたり全身を筆で撫で回されたりする姿に萌え萌えな方には、特におすすめです。

(2010/2/3)

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