小説作品紹介

先輩と私

 2006年頃に「問題小説」という雑誌に連載されていた小説です。
 単行本化された当初はソフトカバーで1000円以上の値段だったのですが、最近になって文庫本となり、値段もお安くなりました。
 その本のP305〜P312に、女子大生のオシッコ我慢シーンとくすぐりシーン、そしておもらしシーンがありましたので、紹介したいと思います。
 著者である森奈津子先生は日本SF大賞候補作のあるSF作家でありますが、女の子同士の桃色でアツアツな関係をテーマとした作品も多く、今回紹介するこの作品も、そのような作品の一つです。

 主人公はT女子大の非公認サークルである「好色文学研究会」に所属する女子大生の秋吉光枝。
 彼女は会長である羽田阿真理先輩が好きなのですが、レズビアニズムに対して否定的な考えを持つ先輩に、光枝は自分の気持ちを伝える事ができず、レズビアニズムを活動の中心に置くライバルサークルである「エロティック文学研究会」からの誘いに乗ってしまいます。
 しかしその後、再び「好色文学研究会」に戻る事を決意した光枝は、かつて「エロティック文学研究会」の会員で、今はやはりその部員の加々美瑠璃の策略によって退部してしまっている阿部エリィに相談を持ちかけます。
 エリィの協力により自室で縛られてしまった瑠璃は、急にオシッコがしたくなってしまいました。
 そんな瑠璃の目の前で、さきほどまで監禁されていた「エロティック文学研究会」の会長である小早川華代が取り出したのは、一本の筆。
 その穂先が足の裏や太股をはい回る感触と、強まる尿意に身悶える瑠璃は、ついに、トイレに行かせてと訴えますが、彼女が運ばれた先は、トイレではなくてバスルーム。
 そこでカメラを向けられたまま、腋の下を指でくすぐられ、ついにオシッコの噴出を許してしまう恥ずかしい姿をカメラに納められてしまうのでした。

 というわけで、女子大生が女子大生に縛られて、尿意に身悶えながら筆や指でくすぐられ、オシッコを噴出させてしまう姿に萌え萌えな方にはおすすめです。

(2011/8/18)

戻る