最近一般向けアニメや漫画などの世界では、女の子同士の恋愛をテーマにした、いわゆる百合作品と呼ばれる物が小さなブームになっているようで、最近様々な作品が作られているようです。
今回紹介するのは、そんな百合作品の一つ。アニメ化され、2006年1月からテレビ放送されていた、あかほりさとる原作、桂遊生丸作画の漫画のノヴェライゼーションです。
クラスメイトの神泉やす菜にあこがれを抱く男子高校生、大佛はずむ。ある日、勇気を出して告白する為、放課後やす菜ちゃんを呼び出しますが、あっけなくふられてしまいます。
ふられたショックを癒そうと、鹿縞山へ登ったはずむ。しかし、そこに偶然墜落した宇宙船に接触し、意識を失ってしまいます。
次の日目が覚めてみると、なんと性別が反転し、女の子になってしまっていました。実は接触事故により瀕死の状態になったはずむを宇宙人が治療した時にそうなってしまったというのです。
その事は宇宙人により全世界に発表され、はずむは正式に女の子として生活する事になりました。親とか周りの人たちはそれほどショックを受けているわけではないようで、目が覚めた時にはすでにはずむの部屋に女の子用の下着と制服が用意されていたりします。
学校へ行こうと外へ出てみると、玄関におしかけるマスコミの集団。そこに割って入ったのは、幼なじみの来栖とまりちゃん。彼女に手を引かれてマスコミをまき、学校に着いてみると、クラスのみんなははずむが女の子になったという衝撃の事実を、意外とあっさり受け入れていたりします。
しかも、はずむをふったばかりのやす菜ちゃんが急接近。女の子向けのお店で下着を選んでくれたりしたかと思えば、次の日には告白までされてしまいます。
女の子になってしまった自分を好きだというやす菜ちゃんにとまどうはずむ。そして、はずむをやす菜ちゃんに渡すまいと食ってかかるとまりちゃん。果たしてこの三人はどうなってしまうのでしょうか。
……というお話なのですが、P121に、女の子になったはずむが幼なじみのとまりちゃんに、トイレに行きたくなったと告げるシーンがあります。かなり切羽つまった状況だったようなのですが、残念ながら大きい方か小さい方かははっきいとは書かれてません。しかし、P112の最初に書かれている朝食のメニューなどから、小さい方と思われます。その後、数ページに渡って、はずむの女子トイレ初体験に関する記述があり、男子トイレと女子トイレの違いなどが詳細に書かれていたりします。
また、この小説には他にも登場人物がおりまして、宇宙人の乗って来た宇宙船もその一人。なんと、その宇宙船は、女の子の姿をしていたりするのです。
後半で、女の子になったはずむが、その女の子の姿をした宇宙船であるジャン・プウと一緒にお風呂に入るシーンがあります。
その中のP251で、はずむがジャン・プウにじゃれ付かれてくすぐったがっています。しかも、はずむがくすぐったがるのを面白がって、余計くすぐったい攻撃をしたりしています。ただ残念ながら、どの辺りを責めたかははっきりと書かれてません。
P252にはその場面のイラストが描かれていますが、残念ながらくすぐりの手の形までは表現されていません。お湯の中でジャン・プウの手がどんなふうになっているのかは、いろいろと想像して楽しみましょう。
というわけで、女子トイレの中がどうなっているのか知りたい方、女の子になって女の子にくすぐられてみたいという方、女の子同士のお風呂場でのくすぐりシーンに萌え萌えな方には特におすすめです。
(2006/5/17)
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