小説作品紹介

黒衣の少女探偵
月読百合奈

 (株)キルタイムコミュニケーションから発行されている成年向け雑誌「二次元ドリームマガジン」のVol.20(2005年2月号)〜Vol23(2005年8月号)に連載されていた、ゴシックロリータをテーマとしたお話です。岡下誠さんの単行本としては、5冊目となります。

 ゴスロリ服を身に纏い、学園で起こる様々な難事件を解決する月読百合奈。
 ある日、女子寮に忍び込もうとしていた悪漢を見事撃退した彼女は、犯人の写った写真を手に、校長である月読彩の所へ警備強化の直談判に行きました。しかし、彩は百合奈の従姉妹であると同時に、実は敵でもあったのです。
 百合奈の撃退した犯人と手を組んだ彩によって、寮のルームメイトである葉桐撫子を人質に取られてしまった百合奈。その後彼女は人質共々、彩や悪漢、そして男性教師たちによる様々な凌辱を受ける事になるのです。
 凌辱によって制服を汚されてしまった百合奈は、彼女の放課後の服装であるゴスロリ服で授業を受ける事に。その時彼女は責め具付き貞操帯を装着させられ、利尿剤を飲まされていたのでした。
 女の子の恥ずかしい部分を貞操帯に責め嬲られながら、必死にオシッコを我慢する百合奈。しかし、昼休みを目の前にして、ついに耐え切れず、クラスメイトたちの目の前で、恥ずかしい欲求を噴出させてしまうのでした。
 そしてその日の放課後、百合奈は再び大量に溜まったオシッコを我慢しながら、彩からの恥ずかしい命令を実行しなければならず、やがて大切な部分を悪漢に貫かれながら、男性教師たちの目の前で、溜まりに溜まった恥辱の熱水を噴出してしまうのです……。

 また、物語の中で、百合奈を身体検査した彩が興味深い発言をしています。それによると、ドロワーズという昔の女性用の下着には、用を足すための切れ込みが入ていたというのです。
 着飾った服は脱ぎにくいので、そのような工夫が必要だったのか、それともトイレの普及していない時代に女の子たちはスカートの中でこっそりとオシッコしてたのか。という事は、女性のスカートというのは、本来、オシッコしている所を隠す為の物だったのか……。いろいろと想像をかきたてられます。

 というわけで、女の子が恥ずかしい部分を悪戯されながらオシッコを我慢する姿に萌え萌えな方、ゴスロリ服が好きな方には特におすすめです。

(2006/2/1)

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