小説作品紹介

魔宝怪盗 マジカルシャドー

 2005年7月現在、(株)キルタイムコミュニケーションから発行されている成年向け雑誌「二次元ドリームマガジン」に黒井弘騎先生の小説「魔宝怪盗マジカルシャドー」が連載されています。
 そのVol.23(2005年8月号)掲載の、「第三話 悦虐の尋問――淫獄の女怪盗」に、なんと、ヒロインの女怪盗が特殊部隊の女隊長に恥ずかしい女の歓びを味わわされながら機械によって全身をくすぐられ尋問されるという、超過激なくすぐりシーンが存在するのです。
 それも、数行ではなく、数ページにも渡っています。
雑誌での数ページなので、単行本等に換算すると10ページ程度になろうかと思います。
 商業ベースの小説で、これほどの分量の紙面にくすぐりシーンが展開されるなど、従来は考えられなかった事ではないでしょうか。
 この号の前のお話などはまだ読んでいなかったりするので、単行本化された時に改めて紹介する事にしたいと思います。
(2005/7/4)

 ……というわけだったのですが、あれから約半年が経過した2005年12月現在、予想どおり単行本化されたものを入手しましたので、改めて紹介したいと思います。

 舞台はドロイド犬や様々なメカが警備に使われる近未来。ヒロインは、魔法の力により変身し、邪悪な魔力を持つ宝石を盗み出して封印する、「魔宝怪盗」。市警の切り札である治安維持部隊「ナイトハウンド」の追跡をもろともせず、とあるビルの最上階に飾られた「魔宝」を封印した女怪盗の次なるターゲットは、強大な魔力を持つ「ブラックダイヤ」。
 さっそく保管場所である美術館に侵入する女怪盗ですが、「ブラックダイヤ」の魔力により凶悪化したトラップに阻まれ、魔力によって心を歪められた「ナイトハウンド」の女隊長によって、ついに捕えられてしまいます。

 取調室に連れ込まれた女怪盗が、「ナイトハウンド」の女隊長から「取り調べ」と称して大切な部分を悪戯され、女の歓びを味わわされながら、妖しげなドロイドに装着された幾つものローター付きマニピュレーターによって脇腹や腋の下を責め嬲られ身悶えるという過激なシーンが、P158から30ページ近くに渡って描かれています。

 ルパン三世の第1話を見てくすぐりにはまったという方、松下ビデオのファンの方には、特にお勧めです。

(2005/12/27)

戻る