「魔法少女沙枝」が大人気の水坂早希さん。その原点とも言える作品が、この「姫隷の檻」です。著者の投稿作品であり、過去に上巻と中巻が二次元ドリームマガジンの付録になったそうです。その当時はまだ書かれていなかった下巻に相当する部分が新たに加わり、完全版として単行本化されました。
ある日突然「発動」された、「国際姫隷法」。それは、「国際姫隷委員会」なる組織の権限で、お偉いさん方の慰安婦たる「姫隷」を本人の意志に関わりなく選出する事ができるという、極悪非道な法律でした。
今回姫隷として選ばれた三人の女子高生。その事を知らない彼女たちが無人の学校でテニスの練習に明け暮れている時、突然、「姫隷マイスター」なる肩書きを持つ女性が、テレビの取材陣のような男性スタッフたちを引き連れてやって来ます。
姫隷になる事を拒否しようとした女子高生たちに、「姫隷マイスター」は、ある条件を提示します。それは、これから彼女たちのうち二人がテニスゲームを一時間続ける事ができたら、姫隷になる事をまぬがれる事ができるというものでした。しかし、それはただのテニスゲームではありません。相手に点を取られる度に浣腸を施されたり、「姫隷マイスター」の機嫌を損ねる度にゲームに加わらない残り一人が様々な凌辱を受けたり、その残り一人が気絶している間にプレーヤーの一人に大量浣腸が注入され続けたり……というわけで、オシッコというよりは浣腸に徹底して拘った作品です。
当サイトの主成分としては、P180で、女子高生の一人である沙織ちゃんが浣腸を腸だけでなく尿道口から膀胱に注入され、その後P182で失禁したりしております。。
また、P209で、腸内の水分のほとんどを膀胱へ送り込む効果を持つ坐薬を入れられて、15分以上にも渡って失禁するという、超過激なおもらしシーンもあります。
P200では、女子高生の一人である絵理ちゃんが、腸内を洗浄されながらオシッコをもらしてます。
しかし、やはりこの作品で最も注目すべきは、P35-39に書かれた、絵理ちゃんの過去のエピソードでしょう。実は彼女、小学生の頃から身体が敏感だったために、クラスのみんなからよってたかってくすぐられ続け、毎日のようにおもらしをしてしまっていたというのです。
作中の上巻に相当するページである為、ニジマガの付録にも含まれていたと思われます。という事は、二次元シリーズに「くすぐり」が比較的多く含まれるきっかけとなったのは、実はこの作品なのかもしれません。
ちなみにP201の最終行は、「続篇が出たら安心して買うように」という、くすぐりファンへのメッセージかもしれません。その言葉どおり、安心して待つ事にしましょう。
(2005/12/27)
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