小説作品紹介

ムチむちメイド 姫織

 岡下誠さんの、三冊目の単行本です。
 屋敷に住む少年と、住み込みのメイドさんのお話です。
 とある文献によりますと、「メイド」というのは、ライトノベルによく登場する要素の一つだそうです。いわゆる「萌え」な要素の一つなのだそうですが、日本語に訳して「家政婦」と言い替えると、とたんに萌えなくなってしまうという不思議な言葉です。
 また、有能なメイドよりもドジな方が「萌え度」が高いと言われているようです。ドジもメイドのご愛嬌という事でしょうか。その事を考えると、ここで紹介するこの本は、「何でもソツなくこなす有能なメイドさんだって、こんなに萌え萌えなんだぞぉっ!」という事を高らかに主張する数少ない作品の一つなのかもしれません。

 立花家で一人暮しをしている主人公の少年優君。高校生の彼には、なんと一人の美女が住み込みのメイドとして仕えてくれているのです。彼女の名前は姫織。ムチムチした身体と得意の一本鞭によるお仕置きで、優君を毎日のように悩ませていたのでありました。
 しかし、優君の16歳の誕生日を境に、彼女は自らの身体を使った性教育を施すようになるのです。それまで優君の家庭教師を熱心に務めてきたメイドさん。性教育の方もそれ以上に熱心だったりするのです。
 メイドさんの熱心な教育ぶりに、優君の理性は爆発寸前。
 そんな優君の財産を狙う、もう一つの立花家の娘、麗香。
 ある日、優君が麗香によって人質に取られてしまいました。
 助けに向かった姫織は敵に捕まってしまい、得意の鞭を取り上げられ、書類偽造の為に実印のありかを聞き出す為の拷問にかけられる事となりました。
 その拷問の一つとして、麗華の三人のメイドによるくすぐりが行われます。
 また、媚薬入りのボディーソープを膀胱に注入されて噴出を我慢させられたりもします。

 凛々しいメイドさんが、他のメイドさんによってくすぐられたり、オシッコの出口や膀胱を悪戯されたりするシチュエーションに萌え萌えな方、そしてもちろん、メイドさん萌え萌えな方には、おすすめです。


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