アダルトコミック作家ぺるそなさんの単行本第2弾です。
内容は、とにかくすごいです。
まずは表題作の「淫獣入門」を紹介したいと思います。
これは離れ小島にある高校で男子生徒の性欲を処理するための係である「聖女委員」について、その選ばれ方や調教のされ方、そして仕事内容を描いた作品です。
中でもすごいのは、聖女委員に選ばれてから2週間に渡って受けなければならない調教の内容です。
彼女たちは、この2週間の間、媚薬やローターや、その他のアイテムによって休みなくもたらされる女の子の淫らな欲求に常に耐え続けなければなりません。
この調教のために、彼女たちは保健室でさまざまな処置を受けるわけですが、これもなんだかすごいです。
次に紹介するのは、「アブ アンド ビューティーショック」という作品です。
これは、ヌード写真集を出す事を嫌悪していた潔癖症のアイドル歌手が、会社側の呼んだ医者(?)によって調教されるというお話です。
利尿剤の入った飲み物を飲まされた主人公の歌手の乗ったエレベータが、会社の策略で停止させられます。
尿意に襲われ身を震わせる主人公。
停止したエレベータの中にはもう一人、自分は医者だと言う男がいました。
彼は今にも飛沫を噴出してしまいそうな主人公の尿道にシリコンチューブを挿入し、それをポンプエネマにつなぎます。
そして、尿をエネマに吸い込んだり、逆に膀胱に押し戻したりを繰り返すのです。
この刺激に主人公はもうメロメロです。
「コレクターズ」という作品では、育ちのよい若奥様の恥ずかしい敏感な部分でローターが大活躍し、身動きできないように縄で縛られた彼女を激しく身悶えさせた上に、おもらしまでさせてしまいます。
ヘルメットで顔を隠して彼女にイタズラをした男は、実は彼女の夫なのですが、もちろん彼女はそれを知りません。
なぜ彼がそのような事をしなければならないかというと、彼は彼女の前では「理想の夫」でなければならないからだそうです。
お嬢様との結婚生活では、自分の症癖を隠し続けなければならないのでしょうか。
結婚って、一体何なのでしょうね。
ちょっと考えてしまいます。
その他にも、エッチで過激でアブノーマルな作品が多数掲載されています。
ちなみに、裏表紙には、女の子が椅子の足に縛られ床に倒されている絵が描かれています。
その女の子の周りには、バケツやエネマなどに混じって、習字用の筆と毛の長いブラシが置かれているのですが、筆とブラシは本編中に一度も登場しないのがちょっと残念なところです。
でも、その分他の小道具が大活躍して女の子を激しく身悶えさせてますから、よしとしましょう。
過激でアブノーマルな世界を堪能したい方にはお勧めの一冊かと思います。
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