VR空間で3度目のくすぐり動画を撮ってみた

 先日モデルさんをくすぐって身悶えさせてみるで、「VR空間にMMDモデルを召喚してくすぐる事ができるOculusRift用VR体験ツール」の最新版であるMikuMikuTickleV04を紹介したわけですが、このほど、その紹介動画を作りました。

【ニコニコ動画】Oculus+Leapでミクさんのフトモモをくすぐってみた

 この動画を見て頂けば、前のバージョンに比べて、くすぐりに対するモデルさんの身体の反応がいかにエ…健康的なものになったかがお分かり頂けるのではないかと思います。
 YouTubeにはOculusRiftを初めて見た年配の方々の反応を収めた動画があるのですが、それに登場するおじいちゃんの一人はマインドコントロールか何かの機械ではないかと思ったようです。
 当然、その判断は不正解なのですが、MikuMikuTickleV04を使えば、もしかしたら今までくすぐりに興味がなかった人をくすぐりフェチに改造するための洗脳マシンとしてOculusRiftを使う事ができるかもしれません。

 ところで、皆さんは、今年2015年がどのような年かご存知でしょうか。
 確か、「新世紀エヴァンゲリオン」の舞台設定となっていた年が、2015年だったはずです。
 幸いな事に、現実には1999年にセカンドインパクトは起こらなかったので、ATフィールドを持つ人型決戦兵器が作られる事はなく、地面からビルが生えてくる街もないわけですが、そのかわり、例えば携帯電話はシンジ君の使っていた物よりも進化しています。
 恐らく「エヴァンゲリオン」の世界では、セカンドインパクトの影響で、使徒殲滅に直接関係のない民生用機器等の進化は1999年以降ストップしていたのでしょう。
 考えてみると、SF映画などでは「科学技術の発展によって、兵士たちや特殊部隊の戦い方がどのように変わるか」を描いた作品は多いけれども、「科学技術の発展によって普通の人々の生活がいかに豊かで楽しく便利なものになるのか」を中心に描いた作品は少ないような気がします。
 そのような数少ない作品の中で、2015年が舞台のものとしては、漫画「ルサンチマン」が挙げられます。
 この作品には「モテない男たち」という「普通の人々」の生活が、VRとAIにより、いかに豊かで楽しい物になるかという事が正面から描かれています(便利になったかどうかまでは描かれていないような気がしますが)。
 この作品に登場したVR機器の一部は、OculusRiftの製品版という形で今年の発売が見込まれています。
 18禁エロゲの中には既にOculusRiftへの暫定対応を果たしたものがあり、製品版が発売されれば対応ソフトは更に増えるでしょう。
 ソニーのMorpheusが発売になれば、PS4全年齢向けのギャルゲーもVRHMD対応となり、夏の日の女子高生に勉強を教えたりするだけでなく、様々なキャラクターと一緒にデートしたり冒険したりできるようになるかと思います。
 更に、例えば日本のスタートアップ企業オルツが2015年3月にリリースを予定しているiOS向けパーソナル人工知能al+に使われているような技術がギャルゲーにも使われれば、プレーヤーの入力に対するキャラクターの反応が今よりも人間らしくなるかもしれませんし、コマンド選択ではなく通常の日本語での会話もできるようになるかもしれません。
 触覚フィードバック機能を持つ手袋やスーツについては具体的な製品が出てくるのはこれからだと思いますが、世の中には特別な装着物を使用せず超音波で触覚を提示する研究もあるようです。
 身体への触覚提示の技術が手軽に使えるようになれば、ミクさんをくすぐるだけでなく、逆にくすぐってもらったりする事も可能になるかもしれません。

 また、これは漫画「ルサンチマン」のVRよりもテレビアニメ「電脳コイル」のARに関連する話になりますが、今年に入ってマイクロソフトからホロレンズなる電脳メガネが発表されています。
 これが製品化されれば、「電脳コイル」で子供たちが現実世界で電脳ペットと遊んでいたのと同じように、エロゲーやギャルゲーのキャラクターを自分の部屋に連れ込んで一緒に寝たり遊んだりするのが一般的な休日の過ごし方になるかもしれませんし、秋葉原などではメガネをかけた時にだけ見える嫁と手をつないで歩く紳士淑女の姿を多く見かける事になるかもしれません。
 看板や広告の出し方も今とは大きく変わる事になるので、街や建物の様子もメガネをかけた場合とかけない場合とでは全く違って見える事と思いますし、メイド喫茶などに行く時は文字どおり看板娘が付き添って道案内してくれて、店内でもずっと相席してくれる事と思います。
 そんな時代になったら、私もミクさんを自室に呼んでくすぐってみれたらいいなぁと思います。

 このようなテクノロジーの進化により日本のくすぐり文化が今後どのように発展するのか、これからも注目して行きたいと思います。


戻る