VR空間で2度目のくすぐり動画を撮ってみた

 先日キー操作なしでモデルさんをくすぐってみるで、今年になってから当サイトで開発を進めております「VR空間にMMDモデルを召喚してくすぐる事ができるOculusRift用VR体験ツール」の最新版であるMikuMikuTickleV03を紹介したわけですが、OculusRiftを持っていない方にも動作状況が分かるよう、今回も動画で紹介してみました。

【ニコニコ動画】Oculus+Leapでミクさんの生足をくすぐってみた

 前回の動画はノベル風テロップによる実況のような感じでしたが、今回は開発経緯や操作方法等を普通に解説した内容となっています。
 あっ、普通と言っても、解説の中に10年以上も前のネタが含まれていたりするので、「その頃オイラはまだ生まれてなかったんで、よくわからんのだけどっ」という若い方は、「赤いカプセル」「青いカプセル」等のキーワードでググって頂ければ何の事なのかお分かり頂けるかと思います。
 OculusRiftを買おうか迷っている方や、OculusRift対応ソフトをこれから作ろうとしている方、OculusRiftやLeapMotionでVR世界の嫁にあんな事やこんな事をしてみたいけれどUnityProは高くて手が出せないという方にとって、この動画が少しでも参考になればと思います。

 動画では現実世界の様子を一切映していないので、LeapMotionがどこにあるのかが分かりにくいかと思いますが、MikuMikuTickleV03では、LeapMotionは自分の臍ぐらいの高さの机の上に、緑色のLEDが自分の方を向くように置かれている事を想定しています。
 しかし、LeapMotionをOculusRiftと併用する場合、OculusRiftの前面にLeapMotionを取り付ける方もいらっしゃいます。
 そのようにするメリットとしては、手がどこにあっても顔を向ければ認識できるという事が挙げられます。
 MikuMikuTickleでそうしなかったのは、LeapMotionをOculusRiftに取り付けるのが面倒そうだったのと、LeapMotionがキーボード等に最初から埋め込まれたPCでは不可能な事、2台目のLeapMotionを繋いでも認識しないという情報があった事などから、「LeapMotionは定位置に置くのが正しい使い方」という判断をした為です。
 しかし、最近LeapMotionのメーカーから、LeapMotionをOculusRiftに取り付ける為のマウンターが発表されました。
 という事は、今後はLeapMotionをOculusRiftに装着するというのもメーカーによりサポートされた正しい使い方という事になるわけで、マウンターの入手性等様子を見ながら導入を検討したいと思います。

 ところで、私以外にもOculusRiftやLeapMotionでミクさんをくすぐっている方がいらっしゃるのは先日紹介したとおりなのですが、今月に入ってから、更に別な方によって、MMDで作られたくすぐり動画が2つほど投稿されております。
 MMD関連のくすぐり動画としては、私や上記の同業者の物も含めて、今年になってから5つの動画が投稿された事になります。
 これは例年に比べて驚異的な数字だと思います。
 今までMMDではダンスPVやドラマなどが数多く製作されてきたわけですが、今後はMMDを使ったくすぐり動画も数多く作られるようになるのかもしれません。

 このページをスマートフォンで見ている方の中には、もしかしたら「ニコニコ動画には現状くすぐり動画は存在しないはずでは?」と思われている方もいらっしゃるかと思いますが、実際はそうではありません。
 ニコニコ動画のスマートフォン版では「くすぐり」での検索結果は0件になるようですが、下の方にある「PC表示に切替え」をタップすれば、本来の検索結果が表示されます。
 そのほとんどは実写ですが、今後はそこへMMDによるくすぐり動画が多数加わる事で、皆さんのくすぐり動画鑑賞ライフにも新たな愉しみが加わる事と思います。
 日本のくすぐり文化は新たなテクノロジーに支えられながら、順調に発展を続けているようです。


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