おかげさまで1周年

ついに当サイトも公開から1周年を迎えました。
始めた当初は、これと言って大したコンテンツがあるわけでもなく、非常に寂しいサイトではありましたが、皆様からの投稿作品に助けられ、感想メールに励まされながら、なんとかここまで成長する事ができました。
これまで当サイトに投稿作品、情報、感想等をお寄せ頂いた方、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

この1年間の間に、おもらしやくすぐりを取り巻く環境はどのように変化したでしょうか。
まずインターネット上での状況について言えば、今年もまた昨年に負けないの数のおもらし系サイトが誕生しました。
一方、くすぐり的要素を含むサイトについても、おもらしに比べてその勢いこそ弱いものの、その数を着実に増やしているようです。
ただし、新たなサイトが誕生するというよりも、既存のサイトが新たにくすぐり的要素を取り入れる場合が多いのが、おもらしの場合と大きく異なる点ではないかと思います。
これは、やはりくすぐりというものの持つ日常性によるのではないかと思います。
くすぐりは、おもらしと違ってまだまだ専門誌などで取り上げられてはいませんが、それが実現する時期は少しずつ近づいているのかもしれません。
また、おもらしが人々に受け入れられた要因の一つとして考えられるのは、SM的な趣向から「甘えん坊」的趣向への変化です。
最近おもらし系のチャットで会ったある人の話によれば、昔はおもらしと言うと、羞恥・SM的な物と結び付けて考えられる事が多かったのですが、最近はどちらかというと、誰かに「甘えたい」「可愛がられたい」という心が表面に現れた結果の一つとして考えられるようになってきているという事です。
現在私が当サイトで連載している小説に対して寄せられた感想としては、「もっと主人公を徹底的に追いつめて」と言ったSM趣向的意見の他に、ごく少数ではありますが、「おもらしは好きだけれど、SM的なものはあまり好きではない」といった感じの感想もありました。
また、他のおもらし系サイトの小説などを読むと、自分が小さい頃に戻ったような、何となくほのぼのとした懐かしさのようなものを感じる事があります。
それらの小説は、最近何かとストレスの多い世の中の出来事を、一瞬忘れさせてくれたりするものです。
このようなほのぼのとした、とっても平和な雰囲気もまた、おもらし系サイトの人気を支える重要な要素になっていると思います。
将来的には当サイトもこの事を考慮していきたいと思います。
特にくすぐりに関しては、松下ビデオの影響のためか、当サイトや他のサイトに掲載されているくすぐり小説などでは、やはりSMや拷問と結び付けて扱われる事が多いのが現状ですが、これに関しても少しずつ「甘えん坊」的な要素を取り入れていくべきなのかもしれません。

現在インターネットの利用者数は急増しているとはいえ、特に日本ではまだまだ少ないのが実状のようです。
また、インターネット上の情報は、他のメディアによる情報に比べて、その正確性という点で劣るという事も否めません。
しかし、情報の新しさとマニアック性については他のメディアの追随を許さず、他の手段と比べてはるかに安い費用で不特定多数の人々への情報の公開が可能であるという優れた特徴を持っています。

また、インターネット上の情報は変化し続けるものであり、これは良くも悪くも他のメディアにない特徴です。
ホームページの内容も絶えず変化しており、変化する事はホームページの持つ価値の一つでもあります。
私も当サイトを更新するために小説もどきを書いていますが、これをやっていて思う事は、やはり文章というものは妄想だけでは書けないという事です。
ましてやまともな文章などあまり書いたことのない私の事ですから、執筆にはいつも苦労しています。
でも、感想を送ってくれるととても嬉しくて、やっぱり頑張って書いて良かったと思うものです。

最後に今後のミニメロン作品の予定ですが、連載中の「お嬢様学園生活」は、過激路線を貫き通しながら、これからもしばらく続きます。
それが完結した後で、今度は「ほのぼの系」とまではいかずとも、もう少し明るい雰囲気を持つ作品にも挑戦してみたいと思います。
その他、メールやチャットなどで寄せられたリクエスト等にも可能な限りこたえていくつもりです。
ただし、あくまでも予定ですので、企画倒れになるかもしれませんが……。
というわけで、これからもがんばって当サイトの運営を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。


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