フルデジタルアニメーションを日本に先駆けて製作していたGONZOがAICと共に製作した、アンドロイドの少女が活躍する近未来SFハードボイルドアクションアニメです。2005年10月〜2006年3月にテレビ放送されていた模様です。
テレビ放送分24話とExtra Episodeの合計25話構成となっております。
最近とある海外サイトの情報から、このアニメの第5話にくすぐりシーンが含まれているらしい事が分かった為、確認してみました。
なお、今回私が確認したDVDはレンタル専用版であり、その第3巻に第5話が収録されていました。販売用DVDは、初回限定版と通常版とで1巻当たりの収録話数が違っており、通常版ではレンタル版と同じくVol.3に、初回限定版ではFILE.2に収録されています。
初回限定版には毎巻様々な豪華特典が付いている模様で、さらに初回限定版を全巻購入した人にはさらに何か特典があるらしいです。
「ブラストフォール」と呼ばれる大災害から12年が経過した、近未来のとある街。そこでは、人間の肉体の一部を機械化する事により身体機能を補完したり増強したりする事が一般的に行なわれています。
普通SFでは、身体の一部を機械化した人間の事をサイボーグと呼ぶのだそうですが、この物語ではなぜか「リゼンブル」と呼ばれています。
また、全身を機械で作られた人間の事は、アンドロイドと呼ぶのが一般的なはずなのですが、なぜかこの物語では別な呼び方で呼ばれているようです。
主人公は、賞金のかかった犯罪者を捕まえる事により生計を立てている、ハンターと呼ばれる者たちの一人です。名前はロイ・レバント。彼は12年前のブラストフォールで行方不明となった娘を探し続けています。
ある日、賞金首の相棒と名乗る男との戦闘中、突然空から記憶喪失の少女が降って来ます。銃弾を受けても無傷だったり超人的な運動能力を持っていたりする彼女は、どういうわけかロイと行動を共にしたり、ロイの仕事を手伝ったりするようになります。
最初はいやがっていたロイでしたが、いろいろともめた挙げ句、養女として引き取る事になってしまいました。
ロイによってソルティと名付けられた彼女は、市民登録時の健康診断により、脳を含めて全身が機械である事が判明。
とある論文では人間の身体の機械化は60%が限界とあるのに、なぜ彼女のような者が存在するのか、まだ全話を見ていない私には分かりません。
公式サイトのストーリー紹介によれば、23話付近でソルティが過去の記憶を取り戻すようなので、その辺りを見れば何か分かるかもしれません。
問題の第5話は、R.U.C.美術館という所からから盗んだ宝石を室内プールに隠していた盗賊の女性が、休暇を楽しむためにそのプールに来ていたR.U.C.警備局員との間でその宝石の奪い合いをするというお話です。
盗賊の女性から宝石を盗んだ理由を聞いて感銘を受けたたソルティは、彼女に協力しようとします。
プールに来ていたR.U.C.警備局員というのは、全員女性。その中の金髪美女が宝石を掴んだ時、その手から宝石を奪おうと、ソルティが金髪美女の身体にしがみつき、脇腹をモミモミ。金髪美女は笑い悶え、ついに宝石を手放してしまうのでした。
ちなみに、金髪美女が脇腹をモミモミされている時間は3秒程度。あまりにも短い為、私は最初くすぐりシーンである事を認識できず、この場面をスロー再生してみてようやく金髪美女の顔が笑っている事を確認できました。
最初に気付いた方はすごいです。やはり日本のアニメは世界から注目されているという事なのですね。
というわけで、金髪美女がアンドロイドの女の子にくすぐられるシーンが一瞬でもいいから見たいという方にはお勧めです。
(2006/11/18)
|