桃園ラブ、蒼乃美希、山吹祈里の三人がラブの部屋に集まっていた時、フェレットのような姿をしたタルトが関西弁でしゃべる理由を聞かれるのですが、座布団の上に立って「スウィーツ王国の言葉や」と説明します。
　その言葉に納得できない様子の三人の目の前で、ぬいぐるみのような外観を持つシフォンが超能力を使って座布団を持ち上げ、部屋のあちこちに飛び回らせるのですが、その座布団がテーブルの上のグラスに当たり、中身のジュースが近くに置いてあったドーナツの上にこぼれてしまいます。
　その後、こぼれたジュースの後始末のために三人が部屋の掃除するのですが、ようやく掃除を終え、美希が「シフォンのイタズラ、どうにかなんないのかしら？」とつぶやいた時、再びシフォンの超能力が発動し、美希の鼻にティッシュペーパーが押し付けられます。
「美希さん、ヒゲ生えた」と言って笑うラブですが、「乙女の屈辱！」と言って機嫌を悪くした美希は、怒りの矛先をタルトに向けます。
「ちょっと、シフォンの面倒見てよ、タルト！」と言って、机の上を見ると、そこに先ほどまでいたはずのタルトの姿はなく、代わりに書置きが残されていました。しかし、その書置きに書かれた文字は、三人には読めません。
　三人が落胆した時、再びシフォンの超能力が発動し、今度は消しゴムが美希の服の中に潜り込みます。
　手を背中に回して何やら踊り始めた美希の様子に驚くラブと祈里ですが、その後、二人の服の中にも消しゴムが潜り込みます。
　服の内側でモゾモゾと動き回る消しゴムに、彼女たちは
「くすぐったい！」
「またシフォンのイタズラ？」
などと叫びながら、背中に手をまわしてもがきながら笑い続けるのです。
　その姿を見ながら、シフォンはとてもご機嫌なご様子なのでした。

　この第４話は、既に販売されているDVD第２巻に収録されている模様です。