コミック作品紹介

苺ましまろ Volume1-2

 月刊「コミック電撃大王」に読切りとして掲載された後、ファンの後押しにより連載作品となったコミックです。
 単行本Volume1のP112〜113に、くすぐりシーンがあります。

 主人公は伊藤伸恵という16歳の高校一年生の少女なのですが、タイトルどおりの苺やマシュマロのような絵柄の為に、小さな子供のように見えます。しかし、冒頭のカラーページでいきなりタバコを咥えている所などを見ると、やはりそれなりの年齢である事がうかがえます(よい子の皆さんはマネしないで下さいね〜)。
 そして、新しいタバコを買うお金ほしさに妹の千佳の財布を失敬しようとしたりする所などから、彼女たちの強かな生活ぶりがうかがえます。
 これ以外にも、隣に住む千佳の幼なじみの松岡美羽や、近くに住む桜木茉莉といった女の子が登場しており、皆個性豊かだったりします。
 ただ、絵柄が似たり寄ったりなので、見た目で区別をつけるのがちょっと難しかったりするのですが……。

 くすぐりシーンでくすぐられるのは、松岡美羽ちゃん。死んだふりをする美羽ちゃんを、本当に死んでしまったかのように見せようとする伸恵は、「くすぐっても全く反応ないぞ」などと言いながら、美羽の身体を泣きだすまで徹底的にくすぐるのです。
 しかし、美羽ちゃんが死んだふりをしなければならなかった理由については、よく分からなかったりします。
 その他にも、みんな真夏のような服装をしているのに、部屋のストーブがついていたりと、不思議な所はいくつかあります。
 そして、観たいテレビ番組が始まると、それまで必死に続けていた死んだふりをあっさりと放棄してテレビの前に居座り、家に茉莉ちゃんが来ると再び死んだふりを始める美羽ちゃんの行動は、ますます謎だったりするのですが、皆さんはいかがでしょうか。

 というわけで、苺のようなマシュマロのような、可愛らしい女の子がくすぐられる所とか、彼女たちの個性豊かな生活ぶりなどがが見たい方には、特にお勧めです。

(2006/8/2)

 ……というのが、Volume1を読んだ段階の状況だったのですが、Volume2に目を通した所、P60〜61に、オシッコ我慢シーンがありました。
 オシッコを我慢するのは、Volume1でくすぐられていた美羽ちゃんです。

 夏の、もの凄く暑い日、伸恵が買い物から帰って来ると、妹の千佳ちゃんと、遊びに来ていた美羽ちゃん、茉莉ちゃんが、クーラーの効いた部屋で寝息を立てていました。
 ベッドに寝ていたのは美羽ちゃん。残りの二人はすぐそばのテーブルの前に座ってます。
 伸恵の帰宅に気付いて目を覚ました美羽ちゃん。二度寝の前にトイレに行こうとして部屋の扉を開けますが、廊下から流れ込んで来た熱気に驚き、ベッドの上に逃げ帰ってしまいました。
 しかしその後、ベッドの上で四つん這いになり、きつく閉じ合わせた太腿の間に手を挟み込んだり、股間を握りしめたり。明らかにオシッコを必死に我慢している様子です。
 さらに時間が経つと、今度は背中を丸めて両手を挟み込んだままの太腿を交叉させたりしています。
 しかし、ついに限界を迎えたのか、前を押さえながら部屋の外へと駆け出して行くのです。
 しかし、トイレから戻ってみると、さきほどまでテーブルに突っ伏して寝ていたはずの千佳ちゃんがベッドを占領していました。
 もちろん強かな登場人物たちの一人である美羽ちゃんとしては黙って引き下がるはずはなく、千佳ちゃんを強引に突き落とします。
 その後、女の子たちの何度かのバトルが繰り返された末、最終的にだれがベッドを占拠したかと言うと……それは読んでみてのお楽しみです。

 というわけで、苺のようなマシュマロのような、可愛らしい女の子がオシッコを必死に我慢する所とか、彼女たちの強かな生活ぶりが見たい方には、特にお勧めです。

(2006/9/3)

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