まずオープニング終了直後、女の子が椅子に座っています。
　外はすでに暗くなっており、壁の時計の針は6時40分頃を指しています。
　女の子は何やら切羽詰まった表情です。
　机の上に置かれた一台の電話機を見つめながら、時折切ない吐息をもらし、スカートの前を押さえながら、太股をすり合わせます。
　そして顔を赤らめながら、一人呟くのです。
「もれちゃう……」

　その後、時間はその日の朝に戻ります。
　本営直通高度緊急非常事態用指令伝達回線保守確認任務を引き受ける事になった、空深カナタ。
　その任務内容は電話番。
　いつかかってくるか分からない電話をひたすら待ちつづけるというものです。
　一度電話で話をしてみたかったと言って、喜んで引き受けるカナタ。
　その後、知り合いからアップルサイダーが届き、昼食時にごちそうになります。
　さらに、先輩からもらった本を読みながら、さらにアップルサイダーを飲むカナタ。
　身体を震わせて「飲みすぎちゃったかな」と呟いた直後、雨が降ってきたり、お客さんがやってきたり。
　客が帰った後で「忘れてた」と言って、トイレに行こうとするカナタ。
　しかし、トイレに行っている間に電話がかかってきて出られなかったら大変な事になってしまいます。
　電話機をトイレまで持っていこうとしますが、電話線はトイレまで届きません。
　その時、部屋の隅に置かれたバケツが目に入り、それをしばらく見つめますが、何を思ったか、首を横に振って再び電話機とにらめっこ。
　再び「もれちゃう」とつぶやいた時、先輩が部屋に入ってきました。
　先輩に駆け寄り「助けて下さい、もれそうなんです」と言って、トイレに向かうカナタ。
　しかし、トイレから出てきたもう一人の女の子に驚いて転んでしまいます
　その時、ようやく電話が鳴ったのですが、「ムリです。もう一歩も動けません」とカナタが言うので、部屋にいた先輩が電話に出る事に。
　一方、遅れて戻ってきた他の女の子たちは、床に座り込んだままのカナタの腕をつかんで無理矢理立たせようとするのですが、その時カナタは甲高い悲鳴を上げるのでした。
　はたしてその時彼女に何が起こったのか、それともすでに起こっていたのかについては、座り込んでいた時のスカートの下がどうなっていたのか分からないのと、悲鳴を上げた時に本人が画面に写っていないのとで、よく分かりませんでした。

　というわけで、元気いっぱいの女の子が必死にオシッコを我慢する姿に萌え萌えな方にはおすすめです。